英語四技能。
英語学習者ならよく耳にしますよね。
特に、大学入試センター試験が、大学入学共通テストに変わる話題が出た頃。
この言葉がよく使われている印象でした。
というのも、この大学入学共通テスト。
英語四技能を重視することを明言していたんです。
現に、リーディング試験とリスニング試験の配点が同じになりました(各100点)。(※以前は200点と50点)
結果、英語の検定試験にも変化がありました。
したがって、四技能の力を上げることが不可欠になったんですね。
ということで今日は
- 英語四技能について
- 英語検定試験で四技能を上げる方法
これをお届けしたいと思います。
英語の検定試験で力をつけたいあなた。
四技能の力を上げたいあなた。
要チェックです。
■ 目次
英語四技能とは?
まずは、英語四技能について。
英語四技能とは
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
ですよね。
日本人は、リスニングやスピーキングが苦手。
よく言われてきたことですよね。
実際、大学入試センター試験でも、リスニングが導入されたのは終盤近く。
日本の英語教育は、読み書き重視だったんですね。
そして、2年前に導入された大学入試共通テスト。
リスニングの配点が高くなるなど、重点が変化しました。
さらに、外部検定試験を大学入試結果に加味する動きも話題になりました。
様々な反発から、実現されなかったそのプラン。
その根底には、英語四技能があったんです。
ライティングやスピーキングを測ることができない共通テスト。
それを外部検定試験で補おうとしたわけです。
それほどに、英語四技能は重要とされているんですね。
そして各検定試験も、四技能に対応。
四技能を測る内容となってきました。
ということで、各検定試験で、四技能スコアを上げる方法をご紹介していきます。
検定試験で四技能スコアを上げる方法
ではさっそくコツをお届けしていきますよ。
今回は、受験や就活で主流の3つの検定を取り上げたいと思います。
英語検定
まずは、英語検定から。
従来の英語検定の構成は
- 一次試験…リーディング、ライティング、リスニング
- 二次試験…スピーキング
3級から2級の合格ラインの目安は、約6割。
準1級以上は、7割ほどとされています。
以前は、正答数=スコアだった英検。
各技能の配点が異なるため、技能間の比較が難しかったんです。
それを解決したのが、現在のCSEスコア。
一目で、自分の技能バランスがわかるようになりました。
四技能が重視されているのがよくわかりますね。
詳しくはこちらです。
さあ、そんな英検は、一次試験突破が不可欠。
語彙、文法問題、リスニングはもちろん重要です。
が、意外と盲点なのが、ライティング。
実は、ライティングの配点は高いんです。
つまり、ライティングが一次突破の鍵なんですね。
ライティングで高得点をとる秘訣は、構成。
パラグラフライティングが重要なんです。
パラグラフライティングを知りたい方はこちら。
あとは、スペルや文法ミスに気をつけるだけ。
この2つで、ライティング得点は大きくアップしますよ。
一次試験を突破したら、残るは面接試験。
いずれの級も、合格率は一次試験よりも高いです。
対策教材や過去問で練習を積めば良いでしょう。
ただし、アティチュードには要注意。
アティチュード評価が低いと、不合格率が大幅UPするんです。
気になる方はこちら。
ちなみに、従来の英検の流れ。
一次試験合格➡︎二次試験ですよね。
ですがこれでは、一次試験で四技能で判断したとは言えません。
そこで登場したのが、英検S-CBT。
大きな特徴は
- すべてPC上で受験
- 四技能の試験が一日で完結
面接試験までを一日で受験するスタイルの試験。
すべてPC上で行います。
合否結果を早く知りたい方にはおすすめです。
ただし、受験料は高いので要注意です。
もっと知りたい方は、こちら。
TOEIC
続いては、大学入試や就活など、幅広く採用されているTOEIC。
一般的に、TOEICとは、TOEIC L&Rのこと。
つまり、リスニングとリーディング試験なんです。
まずは、リスニング試験について。
実は、効率的なスコアアップの鍵は、リスニングにあるんです。
というのも、リスニングの平均スコアが低いんです。
そのため、リスニングスコアが高いと、トータルスコアが高くなるんです。
とはいえ、4つのパートから成るリスニング試験。
特に後半の2つが、なかなかハード。
その大きな要因は
- 放送内容が速くて長い
- アメリカ英語以外のスピーカーもいる
45分にわたるリスニング試験。
疲れてきたところに、ラストの難関2パート。
スクリプトも長く、速い。
一つの会話に、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語話者も登場するんです。
しっかりと対策していなければ、悲惨なスコアになってしますよ。
もっと知りたい方はこちら。
続いては、リーディングパート。
リーディングパートの難しさは、その量。
とにかく読む量が多いんです。
特に最後のパート。
めくってもめくっても英文って感じです。
そんな最後のパート7攻略のコツ。
それは、他の2パートのスピードUP。
そのためには、「先読み」と「縦読み」が不可欠。
詳しく知りたい方はこちら。
しっかり対策をして受験しましょう。
そうすれば、TOEIC L&RのスコアUPは間違いなしです。
四技能の残りのライティングとスピーキングは?
そう思ったあなた。
実は、TOEIC S&Wテストもあるんです。
そう、Speaking&Writingのテストです。
認知度はあまり高くないかもしれませんね。
受験がおすすめなのは
- 四技能のスコアが必要な方
- 英語を話す仕事に就きたい方
四技能のスコアが必要な場合。
L&RスコアとS&Wスコアを足せばOKですよ。
また職種によっては、S&Wテストが求められる場合も。
もっと知りたい方はこちらです。
GTEC
最後にご紹介するのは、ベネッセ監修の検定試験。
外部検定試験導入を見据えて、導入する高校が一気に増えました。
大きな特徴は
- 四技能の試験を一日で完結
- スピーキング試験はタブレット上で
- 合否ではなくスコア表記
英検同様、一日の試験で四技能を網羅。
スピーキングはタブレットで行います。
リーディング、リスニング、ライティングは、タブレットでも紙面でも可能です。
合否ではなく、TOEICのようにスコアの結果となります。
リーディング、ライティングについては、英検に似た問題構成です。
語彙、文法に始まり、広告問題や長文読解。
英検とTOEICを足した感じでしょうか。
ライティングは、意見を述べるもの。
題は、基本的に英検と似ています。
リスニングは、イラスト描写、会話と続きます。
TOEICに似ていますね。
そしてちょっと特殊なのがスピーキング。
広告を見て答える問題や意見を述べるものまで様々。
ポイントは、文で答えると得点が高いこと。
たとえば、広告から読み取った内容を文で答えるよう努めましょう。
ただし、英語な苦手な場合。
単語だけで答えても、点数はもらえます。
大切なのは、とにかく答えること。
答えの核が合っていれば、点数をもらえますよ。
ちなみに、大学入試共通テストも、TOEICとにた雰囲気です。
詳細を知りたい方はこちら。
まとめ
英語四技能重視の風潮は、今後も続いていきそうです。
その際に避けられないのが、発音。
発音できなければ、聞き取ることも話すこともできませんからね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
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TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。