英検二次試験である面接試験。
英語の質問への対策に奔走しているあなた。
一つ重要なものを見落としていますよ。
それは、「アティチュード」。
面接試験の評価項目の一つ「アティチュード」。
実際、多くの受験生が軽視しがちです。
ですが実は、
この「アティチュード」が合否を分けることが多いんです。
もっと言うと、経験上、
「アティチュード」評価が低いと、不合格率がグッと上がるんです。
「アティチュード」、気になってきたのでは?
ということで今日は
- 「アティチュード」とは?
- 「アティチュード」評価を上げる4つのポイント
これをお届けしたいと思います。
英検二次試験を控えているあなた。
英検二次不合格となってしまったあなた。
要チェックですよ。
■ 目次
「アティチュード」とは?
まずは、「アティチュード」について。
「アティチュード」=「attitude (態度)」
面接中の「態度」が評価されるわけです。
ただし、この「態度」。
一般的な「態度」とは異なります。
面接中、いい子にしていればOKってことではないんですね。
英検面接における「態度」。
それは、
「英語でコミュニケーションを図ろうとする意欲・態度」とされています。
配点が低く、軽視する受験生も多いのですが…。
それこそが、落とし穴なんです。
何百人もの生徒の英検結果を見て、気づいたこと。
それは、
不合格者の大半が、「アティチュード」1点評価であること。
とくに、僅差で不合格となった受験生に多い傾向なのです。
「アティチュード」がもう1点あれば、合格できたのに…。
そんな想いはしたくないですよね。
ということで、そんな後悔をしない秘訣をお教えしちゃいます。
ポイントは、たった4つですよ。
アティチュード評価を上げる4つのポイント
ではさっそく、「アティチュード」評価を下げないためのポイントを解説していきます。
面接練習に取り入れてみてくださいね。
大きな声・笑顔・アイコンタクト
いつ「アティチュード」が評価されているか知っていますか?
実は、入室から退室まで。
英語の受け答えのときだけではないんですね。
ですから、入室から気合いを入れて臨みましょう。
特に、入室時の立ち振る舞い。
第一印象の大半が決まるため、とっても重要です。
まず入室時には、”May I come in?” の一言を。
必ず大きな声で言ってから、入室しましょう。
間違っても、無言でいきなり開ける、なんてことのないように。
と言いつつも、実は、そんな受験生も意外と多いんです。
それだと、二次対策してないのがバレバレ。
決して良い印象は与えませんよね。
入室以降も、常に大きな声を心掛けます。
音読、応対などなど、声を出すあらゆるタイミングです。
そして同時に心がけたいのが、笑顔とアイコンタクト。
どんなに緊張していても、「笑顔」を意識しましょう。
引きつり笑顔でも構いません。
そして、面接官の目を見て話しましょう。
ずっと見つめる必要はありませんが、意識しましょう。
だって、怖い表情で目を見ないで話す人。
コミュニケーションをとろうとしているように映りますか?
そうは思えませんよね。
もう一度確認です。
アティチュード=コミュニケーションを図ろうとする態度ですよ。
ちなみに、コロナ禍の受験には、マスク必須。
より一層声が届きにくい状況なんです。
大声への意識は、より強く持っておきましょう。
面接官の発言には必ず反応
“Here you are.”と、カードを渡されたあなた。
どのようにして、カードを受け取りますか?
やはり、“Thank you.” ですよね。
当然と思いきや…。
無言で受け取る受験者が、意外と多いのです。
あなたが面接官だったら、どう感じますか?
無言で対応されるって、印象良くないですよね。
少なくとも、「コミュニケーションをとろうとする意思」は、感じられませんね。
ですから、面接官の発言には、必ず反応しましょう。
この些細なことが、実はとっても重要なんです。
無言時間をなくす
「アティチュード」評価が低い受験生にありがちなこと。
それは、無言の時間が長い。
言われたことが理解できない。
英語が出てこない などなど。
そんな理由で、無言かつ無表情になりがち。
悪気はないこんな行動が、アティチュード評価を落としてしまっているのです。
しかも、無言時間が長いと、質問が打ち切られることも。
そうなれば、質問項目も最低評価に…。
そんな事態を避けるためにも、とにかく笑顔です。
答えが浮かばない。
そんなときにすべきことは、3つ。
- 笑顔
- 身振り手振り
- 相槌
困っても、とにかく笑顔。
もしくは、身ぶり手振り(Body language)。
意思疎通の意欲が伝わるので、とってもおすすめです。
あとは、とにかく言葉で空白時間をなくす。
そんなときには
- “Well…(えーっと).”
- “Let me see….(えーっと)”
こんな言葉で繋ぐと良いですよ。
このように、無言時間を回避する方法はたくさんあります。
これが、「アティチュード」評価UPの鍵です。
あなたに合う方法を取り入れてみてくださいね。
聞き返しは自然に、2回まで
無言時間をなくしたくても、質問が理解できないと無理ですよね。
そんなときは、聞き返しましょう。
もちろん、英語で、ですよ。
- Pardon?
- I beg your pardon.
- Could you say that again? など
このような表現を使えばOKです。
ただし、聞き返しにはポイントがあります。
それは
- 自然に聞き返す
- 2回まで
自然に聞き返す、とは、主に間のこと。
たとえば、質問されて10秒無言からの聞き返し。
これってすごく不自然ですよね。
日常生活を思い返してみましょう。
聞き返す時って、すぐに聞き返しますよね。
これは、英語面接でも同じ。
質問を理解できないときは、すぐに聞き返しましょう。
自然な聞き返しならば、減点対象にはなりません。
とはいえ、何度も聞き返すのはNG。
せいぜい2回までにしておきましょう。
何度も聞き返すと、質問を打ち切られます。
要注意ですよ。
まとめ
- 英検における「アティチュード」
➡︎英語でコミュニケーションを図ろうとする意欲・態度
- 「アティチュード」評価を下げないポイント
- 大きな声・笑顔・アイコンタクト
- 面接官へのリアクション
- 無言時間の回避
- 聞き返しの自然な間と回数
ポイントを押さえれば、合格可能性はグッと上がります。
ポイントをしっかり頭に入れて、練習に励んでくださいね。
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この記事を書いた人
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TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。