塾講師になるために必要な英語力は? 現役英語教師が教えます

塾でアルバイトとして、英語を教えたい!

塾に就職して、英語を教えたい!

 

そんな希望を持つ方も多いのでは?

 

 

そこで問題になるのは、塾講師に必要な英語力

 

 

塾講師になるために必要な英語力

いったいどのくらいか知っていますか?

 

 

結論からお話しすると、

  • 英語検定準1級
  • TOEIC 730点ほど

 

このくらいの英語力があれば、問題ないと言えるでしょう。

 

 

とはいえ、塾講師に必要な英語力は、
生徒の学年、レベルによって異なります。

 

 

そこで今日解説するのは、

塾講師に必要な英語力。

 

生徒の校種ごとにご紹介していきますよ。

 

 

さらに!

塾講師以外で、英語を教える職種とその英語力。

 

これについても、ご紹介していきたいと思います。

 

 

英語を教える職種の実態を知りたい方。

英語力が足りずに落ち込んでいる方。

 

必見です。

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

塾講師に必要な英語力

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ひとえに「塾講師」といえど、求められるレベルは様々。

 

たとえば、中学生への英語指導と高校生への英語指導。

求められる英語力が異なるのは、想像できますよね。

 

ということで、
それぞれの指導に必要とされる英語力を見てみましょう。

 

冒頭にある英語力に届いてない…。

そんな方でも、中学生相手ならチャンスはあるかも!?ですよ。

 

 

中学生への指導編

まずは、中学生への指導から。

 

そもそも、日本の中学生の英語力ってどのくらいなのでしょう。

あなたは知っていますか?

 

 

令和元年のデータによると、

CEFR A1(英検3級) 相当以上の中学生の割合は、44%

(参考: 文部科学省 令和元年度 教育実施状況調査より)

 

A1レベルである英検3級は、中学卒業レベルとされています。

 

 

つまり、中学生の60%は、中学1、2年レベルである。

ということですよね。

 

 

この現状から考えると、

あなたが英検準2級レベルでも、英語を教えることは可能でしょう。

 

 

とはいえ、残りの40%の中には、英検準2級所持者もいます。

実際、私の生徒の中にも、数%存在します。

 

難関校専門の塾であれば、2級所持者がいることもあります。

 

 

ですから講師側も、せめて2級程度の英語力は欲しいですね。

 

 

2級レベルないかも…という方。

まずは、英語力を磨くことをオススメします。

 

 

準2級レベルだけど、すぐに勤めたい!

そんな方は、基礎基本指導型の塾や個別指導の塾を選びましょう。

 

採用試験や採用後のことを考えると、それが無難でしょう。

 

 

最初にお伝えしたように、塾講師ならば準1級レベルは欲しいところ。

 

ですが、中学生への指導ならば、活路が見出せる可能性はあります。

準1級に届かない方は、選択肢に入れてみてはいかがでしょう?

 

 

高校生への指導編

続いては、高校生への英語指導です。

 

中学生同様、令和元年のデータによると、

CEFR A2(英検準2級) 相当以上の中学生の割合は、43.6%

(参考: 文部科学省 令和元年度 教育実施状況調査より)

 

 

ちなみに、英検準2級は、高校中級レベル

 

ということは、
半数以上の高校生が、準2級レベルに到達していない。

 

これが、現状だということですよね。

 

 

ですから、高校生を指導するには、最低英検2級の英語力は必須。

準2級未満レベルの生徒相手なら、2級レベルでも講師は勤まるかもしれません。

 

 

とはいえ、あくまでこれは、約半数の高校生の話です。

 

残りの半数の中には、2級もしくは準1級の生徒がたくさんいます。

 

実際、私の生徒の中にも、2級を所持する生徒はたくさんいます。

準1級を所持している生徒や受験する生徒も少なくないのが現状です。

 

 

ですから、どの学年・レベルの高校生にも対応できるためには

  • 英語検定準1級
  • TOEIC 730点ほど

 

この英語力は欠かせないでしょう。

 

 

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塾講師以外の英語を教える職種

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英会話スクール講師

英会話スクールには、スクーリング形式とオンライン形式があります。

このコロナ禍で、一層人気が高まっています。

 

 

そんな大人気の英会話スクール。

 

ネイティブ講師はもちろん、日本人講師も多く所属しています。

 

そんな日本人講師になるためには、当然、高い英語力が必須。

 

具体的な目安は、

  • 英検準1級
  • TOEIC 700~800点

 

生徒のレベルや年齢によって、多少の違いはあるようです。

 

たとえば、子ども相手の英会話スクール。

TOEIC 700点ほどでも採用される可能性はあるでしょう。

 

とはいえ、いずれにしても英語をメインとするこの仕事。

英語力は高いに超したことはないですね。

 

 

小学校非常勤講師

2011年、小学校で英語の授業導入されたことはご存知でしょう。

現在のところ、正式な科目ではありません。

 

したがって、英語の教員免許がなくても指導することは可能です。

 

 

とはいえ、現役の小学校教諭には、指導経験のない科目。

ALTとの授業に戸惑いを感じる教員もいるのが現状です。

 

そこで、英語指導者を外部から雇っている学校も多いんです。

 

 

最も多いのが、非常勤講師の登用。

 

その採用形態は、県や市町村、学校によって異なります。

 

一般的なのは、この2つ。

  • 市町村等への講師登録
  • 学校独自の公募への応募

 

当然ながら、英語力が採用の決め手の一つとなるでしょう。

 

とはいえ、小学生相手のこの仕事。

英検準1級レベルの英語力でなくても、採用される可能性はあるでしょう。

 

 

この非常勤の需要は、今後ますます高まると予想されます。

短時間での勤務なので、子育て中の方にもオススメですよ。

 

 

ちなみに、小学校で英語指導をする方にオススメの資格があります。

 

それは、「小学校英語指導者認定」。

通称「J-SHINE」というもの。

 

 

英会話スクールや通信講座で取得できるようです。

費用はかかりますが、アピールになるのは間違いなし!

 

興味がある方は、こちらを。

J-SHINE (小学校英語指導者認定協議会)

 

 

中学・高校教諭

最後は、英語指導の代表格、学校教諭です。

英語という特質上、中学•高校がメインですね。

 

高校教諭の方が、高い英語力が必要なのはわかりますよね。

塾講師と同じですね。

 

 

塾講師同様、必要とされる英語力の目安は

  • 英検準1級以上
  • TOEIC 730点ほど〜

 

こう考えて問題ないでしょう。

 

 

とはいえ、実際のところ、現役英語教師の英語力ってどれくらいなのでしょう?

 

全教師が、その英語力を持っているのでしょうか?

 

 

その答えは、文部科学省の調査結果にあります。

中高生と同じ調査が行われているんです。

 

CEFR A2(英検準1級) 相当以上の英語力の教員割合は、

中学校英語教諭 38.1%

高校英語教諭 72.0%

(参考: 文部科学省 令和元年度 教育実施状況調査より)

 

いかがですか?

 

高校教諭でさえ、28%。

中学校教諭に至っては、約60%。

 

これだけの教員が、求められる英語力を満たしてないんです!

 

とはいえ、それでも教員は務まっているわけです。 笑

 

ですから、現実的には英検2級ほどの力でも、採用試験突破は可能かもしれません。

 

 

ですが、特に高校の教育現場は闘いです。

 

B2レベル以下の英語力では、

  • 生徒に見透かされる(バカにされる)
  • 学力の低いクラスしか担当できない

 

こんな露骨な扱いを受けることも…。

 

 

そうならないためには、英語力を磨くしかありません!

 

自信を持って指導できる英語力をつけておきましょう。

 

 

まとめ

塾講師に必要な英語力

  • 英検準1級
  • TOEIC 730点

 

生徒の学年やレベルによって異なる。

とはいえ、このくらいの英語力がなければ、自信を持って指導できないであろう。

 

塾講師以外に英語を教える仕事

  • 英会話スクール講師
  • 小学校英語非常勤講師
  • 中学生•高校英語教諭

 

子ども相手の英会話スクール講師や小学校非常勤講師の場合。

 

英検準1級レベルなくとも、採用される可能性あり。

 

 

一方、大人相手の英会話スクール講師や中高教諭の場合。

 

やはり

  • 英検準1級以上
  • TOEIC 730点以上

 

このくらいの英語力が必要であろう。

 

 

英語を専門とするからには、英語はできて当然。

その意識を持って、力を磨くのみですよ!

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

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