英語の文法で大事なのは単語の順番?!その理由と基本の5文型

「英語は、語順が大事。」

 

この言葉を聞いたことはあるけれど、今いちピンとこない…という方も多いはず。

 

 

社会人になって、英語を独学した私もその1人。

 

「単語さえあっていれば、語順はバラバラでも通じる。」と思っていました。

 

実際、簡単な英語の意思疎通はできていましたしね。

 

 

しかし、あるとき言われた衝撃の一言…。

「あなたの英語は語順がバラバラだから、子どもが話しているみたいに聞こえるよ。」

 

語順の重要性を知った瞬間でした。。。

 

というのも、英語を使う仕事を希望していた私。

そんな子ども英語では、仕事なんてできないと思ったんです。

 

 

その後、語順を学んだ私が気づいたこと。

 

それは

英語での語順の大切さ

基本の5文型の重要性

 

 

昔の私のように

「英語は、語順が大事。」

と聞いてもピンとこないあなたのために!

 

この記事では、

語順が大事な理由

基本の5文型

について、解説していきますね。

 

語順を甘く見ているあなた、要チェックです!

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

英語は語順が大事な理由

私が、英語の語順の大切さを理解できていなかった理由。

 

それは、

日本語と英語の仕組みの違いに気づいてなかったから。

 

例えば、

1、好き 猫が トモコは
2、トモコは 好き 猫が
3、猫が トモコは 好き

 

日本語だと、どれでも意味は通じますよね。

 

 

なぜなら、

日本語には助詞(て・に・を・は)があるからなんです。

 

助詞のおかげで、

主語、動詞、目的語を見分けられるんですね。

 

 

一方、今の3つを英語にすると、どうでしょう。

1、likes a cat Tomoko
2、Tomoko likes a cat
3、a cat likes Tomoko

 

「トモコは猫が好き。」という意味になるのは、

2、Tomoko likes a cat.

しかありませんね。

 

それは、この文が

英語の基本文型に則った語順になっているからなんです!

 

 

「トモコは猫が好き。」を英語で表現する場合、

 

①『トモコは』=主語

主語は最初に置く

 

②『猫が』=目的語

動詞の後ろ

 

③『好き』=動詞

主語の後ろ

 

この語順のルールに従ってできた英文が

Tomoko likes a cat.

 

英語には、

日本語の助詞に当たるものがありません。

 

したがって、

「どの場所に、どの単語を置くか」

というルールが大事なんですね。

 

これが、英語は語順が大事と言われる所以です。

 

 

当時の私が話してた英語。

「猫 トモコ 好き」くらいに、たどたどしかったんでしょう^^;

 

 

とはいえ、

語順なんてどうやって覚えればいいの!?

と思いませんか?

 

 

実は、英語には、

「基本の文型」と呼ばれるものがあるんです!

 

ではさっそく、

その「基本の文型」を見ていきましょう!

 

 

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基本の文型について

語順の勉強には欠かせない『基本の5文型』!

その5つの型は、こちら。

 

  • 第1文型➡S+V
  • 第2文型➡S+V+C
  • 第3文型➡S+V+O
  • 第4文型➡S+V+O+O
  • 第5文型➡S+V+O+C

 

ちなみに、

S➡主語(名詞)

※Tarou、water、tennisなど人や物、事柄の名前

 

V➡動詞(主語の動作や状態)

※have、make、likeなど動作や状態を表す

 

O➡目的語(名詞)

※動作の内容、相手を表す

 

C➡補語(名詞・形容詞)

※主語や目的語の内容(名詞)状態(形容詞)を表す

 

 

この基本事項は頭に入れておきましょう。

 

では、第1文型からみていきましょう!

 

 

第1文型

第1文型=S+V(SはVする)

 

例文はこちら。

・I study.(私は、勉強します)

 

S+Vのみで、わかりやすいですよね。

 

実は、次の例文も、第1文型なんですよ!

・She studies at the university.
(彼女は、大学で勉強します)

・He walks slowly.

(彼は、ゆっくり歩きます)

 

S+Vのあとに、

『at the university』や『slowly』がついてますね。

 

これは、修飾語

 

修飾語とは

前置詞+名詞

例:at the university、in the parkなど

 

副詞

例:slowly、yesterdayなど

 

ぱっと見、長い文に見えても、

実は第1文型の可能性もあるんですね。

 

修飾語かどうかの判別がポイントですね!

 

 

第2文型

第2文型=S+V+C(SはCである)

 

例文

・I am a student.
(私は、学生です)

・He looks happy.
(彼は、幸せそうです)

・She became a doctor.

(彼女は、医者になりました)

 

 

第2文型の大きな特徴!

 

それは、

S=Cの関係が成り立っていること。

 

見分けるときに、意識してみてくださいね。

 

 

第3文型

第3文型=S+V+O(SはOをV)

 

例文はこちら。

・I speak English.
(私は、英語を話します)

・We play soccer.
(私たちは、サッカーをします)

・He bought a car.

(彼は、車を買いました)

 

 

一見、第2文型と同じ形に見えますよね。

 

ですが、

第2文型の特徴『S=C』になっていますか?

 

 

例えば最初の例文。

『I』=『English 』ではありませんよね。

 

つまり、

第3文型:S≠O

 

これで、第2文型との見分けも大丈夫ですね!

 

 

第4文型

第4文型=S+V+O+O(SはOにOをV)

 

例文はこちら。

・I show you a picture.
(私は、あなたに写真を見せます)

・You gave him a pen.
(あなたは、彼にペンをあげました)

・She asked you a favor.

(彼女は、あなたにお願いをした)

 

このように、第4文型では、目的語2つを並べます。

 

 

特に、第4文型で使われやすい動詞はこちら。

➡︎show、give、ask、get、send、cook、tell、teach、buyなど。

 

知っておくと、簡単に使えますね。

 

 

第5文型

第5文型=S+V+O+C

 

第5文型の日本語訳は、2通り。

SはOをCにする

SはOがCだとVする

 

例文はこちら。

・She makes me happy.
(彼女は、私を幸せにします)

・I named the cat Mimi.
(私は、その猫かなミミと名付けました)

・She found this book difficult.
(彼女は、この本が難しいとわかりました)

 

 

第5文型の大きな特徴は、

O=Cの関係が成り立つこと!

 

例えば、1つ目の例文。

『me』=『happy』と言えますよね。

 

『O=C』が成り立つわけです。

 

 

さらに、

第5文型で使われやすい動詞も決まっています。

➡︎make、name、find、get、keep、thinkなど

 

一般的に難しいとされる第5文型。

使われやすい動詞を覚えておくと良いですね!

 

 

 

さあ、いかがですか?

 

日本語にはない、文型という概念。

慣れるまでは、難しく感じるかもしれません。

 

 

ですが逆に考えると、

文型どおりに英文を作れば、正しい英語が作れる

ということですよね。

 

 

まずは、文型を完璧に覚えてしまいましょう。

 

あとは、単語をパズルのようにはめ込む!

これだけで、正しい英文ができるようになりますよ。

 

 

まとめ

英語では、「語順」がとても大切。

 

その語順の元になる5文型。

・第1文型:S+V

・第2文型:S+V+C

・第3文型:S+V+O

・第4文型:S+V+O+O

・第5文型:S+V+O+C

 

この基本5文型を覚え、語順の基本を身につけましょう!

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

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