英検スピーキングテストの内容と対策! 受験する前に知っておいて欲しいこと!

日本で英語の試験といえば、「英検」「TOEIC」が有名ですよね。

 

 

「英検」にあって「TOEIC」にないテストといえば、

「スピーキングテスト」!

 

 

2016年から、級と4級もスピーキングテストが受けられるようになりました。

 

つまり、全ての級で、スピーキングテストが受けれるんですね。

 

 

「どうやってスピーキングテストを受験したらいいんだろう」

と悩んでいませんか?

 

 

この記事では、スピーキングテストの内容と対策をお伝えします。

 

スピーキングテストの受験前にぜひ読んでみてくださいね。

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

5級と4級のスピーキングテスト

一次試験の申込者全員に、スピーキングテストの受験資格が与えられます。

 

けれども、試験の合否判定は、一次試験で決まります。

 

例えば

・一次試験合格、スピーキングテスト合格

・一次試験合格、スピーキングテスト不合格

であれば、

5級または4級 合格

 

・一次試験不合格、スピーキングテスト合格

・一次試験不合格、スピーキングテスト不合格

であれば、

5級または4級 不合格

 

となります。

 

 

スピーキングテストを受験するには、

一次試験の成績表に書かれている英検IDとパスワードが必要になります。

 

パソコンやスマホから受験できるため、

自分の都合に合わせてスピーキングテストを受けられます。

 

 

次は、スピーキングテストの流れについてです。

 

① 画面に文章とイラストが表示される

② 文章を黙読する

③ 文章を音読して、録音する

④ 表示される質問に答えます。

 

 

詳しい受験方法や試験の内容は、この動画で確認できます。

 

5級と4級では、普段から英文を読む練習をしておくと役に立ちます。

 

また、質問に対して、文で答える習慣を身につけましょう。

 

 

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3級~1級までのスピーキングテスト

3級からは、2次試験の結果で合否が決まります。

 

 

1次試験から2次試験まで、あまり時間がありません。

そのため普段から2次試験の対策を行っておくと有利です。

 

これから各級の試験内容を一部ですが、ご紹介していきます。

 

3級

スピーキングテストの流れは

・面接官から問題カードをもらう

・黙読し、その後、音読する

・面接官から質問を受ける(5問)

 

 

3級では、

3問目まで、問題カードを見ることができる

問題カードの中で、答えを作ることができる

 

4問目と5問目は、受験者自身の意見などを聞く質問

→YESやNOで答える質問では、YESかNOを答えたあとに詳細を聞かれる

 

 

初めての二次試験になるため、試験の流れを確認し、当日焦らないようにしましょう。

 

 

準2級

スピーキングテストの流れは、3級と同じです。

 

3級と比べると、問題カードに書かれている文章が長くなります。

 

 

問題カードのイラストに関する質問の1つは、

描かれている人が「何をしているか」英語で答えるというもの。

 

「何をしているか」ということは、現在何かをしている状態。

つまり、現在進行形を使って答えられるということです。

 

現在進行形を使ってすぐに答えられるように練習すると役立ちます。

 

 

 

受験者自身の意見などに関する質問の場合。

自分の意見を述べるときに使える英語を覚えておくと、スムーズに話し始められます。

 

I think

In my opinion

などですね。

 

 

2級

問題カードを渡された後の流れは、

・黙読する

・音読する

・英文に関する質問に答える

・問題カードのイラストの状況を英語で説明する

・面接官の質問に答える

という感じです。

 

 

英語で状況を説明する問題では、

イラスト内にあるセリフやナレーションを使って文章を作ります。

 

また、出だしの文は、問題カードに記載されています。

 

 

考える時間は20秒ですが、

参考になる英語がイラスト内にあるため、落ち着いて考えれば間に合います。

 

 

後半、自分の意見を言う場面では、

英語で答えやすい内容を話すのがおススメです。

 

 

つまり、自分の本音とは違っても、英語で答えやすい内容を話すということです。

 

目的は試験に受かることですからね。

 

 

英検2級についてもっと詳しく知りたい方は、この記事がとても参考になります。

 

英検2級、高校生はとるべき?【難易度と学習法を合わせて解説】

 

準1級

準1級では、

問題カードに書かれた4つのイラストを見て、ストーリーを作らなければなりません。

 

ストーリーを考える時間は、1分

ストーリーを話す時間は、2分です。

 

4つのイラストで2分=120秒。

 

ということは、

1つのイラストにつき、約30秒。

 

意外と長いんです。

 

 

過去問を使って、2分でストーリーを話し終える練習が役に立ちます。

 

また本番は、緊張して早口になってしまいやすいので、気を付けてください。

 

 

1級

1級では、5つのトピックが書かれたカードを渡されます。

 

その中から、1つのトピックを選んでスピーチを考えます。

 

 

考える時間は、1分

スピーチは、2分です。

 

 

トピックの内容は、

 

・国連は国際政治の中でどのような役割を果たすべきか

・お金持ちは、貧しい人を助ける責任を持っているか

 

のように日本語でもスピーチをするのが難しい内容です。

 

 

2分間でまとまったスピーチをできるように練習が必要ですね。

 

 

その後、自分が話したスピーチ内容やトピックに関連した質問をされます。

どんな質問をされるか予想がつきません。

 

そのため、話しながら考える必要があります。

 

英語を話しながら、同時に考える習慣を身につけましょう。

 

 

二次試験では、実際に試験会場に行って、

英語で面接官と面接をしなければなりません。

 

これから面接のときに使える英語をご紹介します。

 

 

二次試験の面接のときに使える英語

実際に面接官と面接をすると、問題に受け答えするとき以外にも、英語を使う場面が出てきます。

 

 

なるべく英語を言いながら、ひとつひとつの動作を行いましょう。

 

・May I come in?

入室のときに使います。

 

面接官からの返事を聞いてから、入室しましょう。

ノックも忘れずに。

 

 

・Here you are. / Thank you.

問題カードの受け渡しのときに使います。

 

どんな内容が書かれているのか気になってしまい、言い忘れそうになるので注意です。

 

 

・Pardon? / Could you say that again, please?

面接官の言葉を聞き逃してしまったときに使います。

 

自然な流れで聞き返すと、減点の対象にはなりません。

ただし、不自然だったり、繰り返し聞き返すと減点の対象となります。

 

 

・Have a nice day. / Bye.

面接が終了して、退室するときに使います。

 

このように、使える表現はしっかりと覚えて、面接に臨みましょう!

 

 

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まとめ

5級と4級

合否は一次試験で決まる

・一次試験合格、スピーキングテスト合格

・一次試験合格、スピーキングテスト不合格

→5級または4級合格

 

・一次試験不合格、スピーキングテスト合格

・一次試験不合格、スピーキングテスト不合格

→5級または4級不合格

 

3級~1級

・二次試験と呼ばれる面接形式のスピーキングテスト

・二次試験の結果が合否に関係

 

スピーキングテスト内容の一部は

3級

・問題カードを音読する

・面接官から質問を受ける(5問)

 

準2級

・イラストに描かれている人が「何をしているか」答える

 

2級

・問題カードのイラストにそって英語で状況を説明する

 

準1級

・問題カードにある4つのイラストを見てストーリーを作る

 

1級

・5つのトピックから1つ選び、スピーチする

 

二次試験の面接で使える英語

・May I come in?

・Here you are. / Thank you.

・Pardon? / Could you say that again, please?

・Have a nice day. / Bye.

 

 

スピーキングテストでは、自分の話す力を試しましょう。

 

 

英検の試験日まで、あと少ししか時間がないのにやる気がでない…

 

そんなときは、この記事を読んでみてください。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

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