ニューヨークやロサンゼルス、ハワイなど、アメリカには魅力的な場所がたくさんありますよね!
実際に2019年8月に行われた「9日間海外旅行をするとしたらどこに行きたいですか?」というアンケートでは、イタリアに並んでアメリカが第一位という結果となっています!
ひと言で「アメリカに行きたい!」と言っても、アメリカはとても広いので、どうせなら長期間行きたいと思う人が多いようです。
ですが、長期間滞在するのであれば、絶対に知っておいてほしいことがあります!
それはアメリカと日本の文化の違いです!
日本人の私たちにとっては普通のことでも、アメリカ人にとっては常識的にありえないという習慣やアメリカ人を不快にさせてしまうようなジェスチャーなどがあります。
私は大学2年生の夏休みに、ニューヨークの語学学校に2週間、その後現地のアパレルショップで働くという、夏休みを使った短期留学をしていました。
語学学校に通っている間は、現地でホームステイもしていました。
学校に通ったり、ホームステイをする中で私が一番驚いたことは、アメリカ人と日本人の日常的な文化の違いです。
もし、少しでも文化の違いを知ってから留学に行っていたら、もっと早くホームステイ先やアメリカ文化に馴染めたと、今でも思います。
そこで今回は、留学や旅行をもっと楽しめるように、行く前に知っておきたいアメリカと日本の文化の違いについてご説明します!
■ 目次
日常生活での文化の違い
みなさんは〝サマータイム〟という言葉を聞いたことはありますか?
サマータイムとは、日の出時刻が早まる時期(3月~11月)に時計の針を1時間進め、太陽の出ている時間を有効的に使うことを目的としている制度です。
アメリカでは、このサマータイムが導入されています。
ですから、3月~11月の間は朝9時始業の企業であれば、朝8時から始業することになります。
サマータイムは学校でも導入されているので、サマータイム制度を知らないと、1時限目に遅れてしまうというミスをしてしまう可能性もあるので、渡航前にきちんと知っておきたい文化です。
ただし、アメリカではサマータイムを採用していない州もあります。
たとえば、ハワイはサマータイムを採用していません。
サマータイムを採用している州からハワイへ旅行に行くときには、時計の針を1時間戻す必要があります。
時計の針を調整せずに行ってしまって、ツアーや飛行機に遅れてしまった!となる前に、自分が行くところはサマータイムを採用しているのかどうか、しっかり調べておきましょう!
ちなみに、アメリカではサマータイムとは呼ばず、「デイライト・セービング(Daylight Saving Time(DST)」と呼んでいます。
直訳すると、「太陽光を有効活用する制度」となります!
家の中で土足はOK
海外ドラマや洋画ではよく見るシーンですが、実際のアメリカでの日常生活でも家の中での土足はOKです。
私がホームステイ先に初めて訪れたときに靴を脱ごうとしたら、ホストファミリーに不思議そうな顔をされました(笑)
私は完全に「家でも土足で生活をするのはドラマの世界の話」と思っていましたが、アメリカ人にとっては家で靴を脱ぐ習慣はありません。
ですから、日本人の私たちにとっては少し行儀悪く感じてしまいますが、たいていどの家庭でも家の中で靴を脱がないと覚えておきましょう!
日本語と文法が異なることに要注意!
日本語と英語は文法が違います。
この一文を読んで、「そんなこと当たり前じゃないか!」と思う方も多いでしょう。
しかし、私がアメリカに行って一番苦労したのは、日本語と英語の文法の違いなのです。
たとえば、「宿題をやらないの?」と聞かれたとしましょう。
Can’t you do your homework?(宿題をやらないの?)
この否定形の質問に対して、ついつい「Yes, I can.」と答えてしまう人もいるでしょう。
しかし、このような否定形の質問に「Yes」と答えてしまうと、「はい、やらないよ!」という意味になってしまいます。
ここでの正解は「No, I can’t.(いいえ、やるよ!)」と答えるのが正しい答え方になります。
最初はややこしくて混乱するかもしれませんが、日常生活でこのような否定形で質問される機会はたくさんあるので、徐々に慣れていきますよ!
食文化の違い
では、次にアメリカと日本の食文化の違いについて見ていきましょう!
私のアメリカでの最初の食事は、語学学校の生徒たちとのランチでした。
そのとき、日本でもおなじみのマクドナルド(マック)を食べたのですが、なんといってもハンバーガーがでかい!笑
「アメリカはハンバーガーがでかい」というのも、作られたイメージだと思っていましたが、これは真実でした!笑
日本のビックマックよりも大きく、ひと口食べるのにも大きな口を開けなければいけなかったので、食べるのにとても苦労しました(笑)
もちろんポテトも日本より大きいサイズなので、食べきる自信のない方は、ハンバーガー単品での注文をおすすめします(笑)
さらに、アメリカのファーストフードやレストランで飲み物を頼むと、基本的にはフリードリンク制のところが多いです。
飲み物を頼むとサイズを聞かれるところまでは日本と同じなのですが、店員さんから空のカップを渡されます。
そして店内にあるドリンクバーで好きな飲み物を注ぐことができるのです!
しかもこれが飲み放題なので、かなりコスパが良く感じますよね(笑)
帰る前にもう一回注いで、持ち帰りもできるのでお得感満載です!
チップってどんな仕組み?
多くの日本人が一番困ってしまう場面が、チップを渡すときだと思います。
日本にはチップを渡す制度が日常ではほぼないので、海外に行って初めて経験したという方が多いのではないでしょうか?
チップとは、ウェイトレスやウェイターがいるレストランで必要になります。ここで覚えておきたいのが、ファーストフード店では必要ないので、節約したい方は覚えておいてくださいね!
ほかにも、ホテルのドアマンやタクシーの運転手、バーテンダーなどにもチップを渡す習慣があります。
チップはお店に払うものではなく、いいサービスをしてくれた人に対して払います。
ですから、タクシーの運転手さんがすごく近道をしてくれて、待ち合わせに間に合うことができた場合などに渡したりします。
チップの相場はどのくらい?
実際にいいサービスを受けて、「チップを渡してあげたい!」と思っても、いくら渡せばいいんだろう?と悩んでしまいますよね。
まず、頭に入れておいてほしいことが2つあります。
- 海外ではサービスにも値段がつく
- チップは支払わなければいけない義務はない
ということです。
たしかに、チップという文化があるため、アメリカではサービスにも値段がつくことになります。
ですから、従業員たちはよいサービスを提供してチップをもらえるように働きます。
しかし、私たちは必ずしもチップを払う必要はありません。
良いサービスではなかったな、と思ったら、無理にチップを払わなくてもいいのです。
チップはあくまでも「感謝の気持ち」を表すために渡すものです。制度ではないので、無理しない程度にしてくださいね。
では、チップの相場を見ていきましょう!
チップの基本的な相場は、お会計の15~20%と言われています。
また、支払い方法は現金とカードの2種類です。
現金の場合は手渡しまたはお会計のお皿の上に置くことが一般的です。
カードの場合はレシートにチップの記入欄がある場合が多いので、そこに記入しサインします。
ドアマンなどには2ドル程度を渡すのが一般的と言われています!
まとめ
今回は行く前に知っておきたいアメリカと日本の文化の違いについて、ご説明しました!
少なくとも押さえておきたい文化の違いは次のものです!
- サマータイム制度
- 家でも土足OK
- 英語的文法でのコミュニケーション法
- アメリカサイズの食べ物に要注意
- チップの文化と相場
アメリカでの生活はもちろん、少しの間の旅行でも戸惑うことは多くあると思います。
どんなに長期間滞在しても完全にその国の文化を理解することは、とても難しいことです。
ですから、最低限知っておいたほうがいいことは、渡航前に押さえておき、あとは現地での暮らしの中で徐々に慣れていくのが一番だと私は思います。
文化の違いはたくさんありますが、みなさんにとって楽しい留学や旅行になることを願っています!
また、海外の人は「愛称」で呼んでほしいという人も多くいます。
次の記事では、名前と愛称の関連性について説明しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
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この記事を書いた人
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。