英検の中でもっとも簡単な英検5級。
まずは英検5級から、子どもに挑戦させたい!
そんな保護者も多いでしょう。
でも英検5級を目指せるのは、いったい何年生から?
そんな疑問の声も、よく耳にします。
ということで今日は
- 英検5級の内容・レベル・合格率は?
- 英検5級の受験者は何年生から?
- 英検5級合格ポイント
これをあなたにお届けしたいと思います。
英検5級から順当に合格していきたい中学生。
小学生以下のお子さんに英検5級を挑戦させたい大人。
必見ですよ!
■ 目次
英検5級の内容・レベル・合格率は?
さあ、まずは英検5級の内容を見ておきましょう。
何年生から挑戦できるかの判断にも、大きく関わりますよ!
英検5級の試験内容
まずは、英検5級の試験形式から。
(英検公式サイト)
試験のポイントはこちら。
試験形式:
- リーディング試験 25問(マーク式)
- リスニング試験 25問(マーク式)
試験時間:
- リーディング試験 25分(マーク式)
- リスニング試験 20分(マーク式)
試験内容の主な場面・題材
場面 | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話など |
---|---|
話題 | 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告など |
(英検公式サイト)
英検5級の試験内容に関しては、おおよそ分かりましたね。
45分間で、計50問のテスト。
時間、分量ともに、易しいと言えますね。
ただし、受験者が小学校低学年である場合。
45分間の試験中、
「一切声を出さない、話さない」を守れるか。
これも重要となってくるでしょう。
英検5級のレベル
続いては、英検5級のレベルです。
英検5級のレベルの目安はこちら。
(英検公式サイト)
すべての事項に書かれているように、
英検5級の特徴は、「初歩的な英語」なんですね。
目標とされる習得語彙数は、300~600語。
とはいえ、
「具体的にどのくらいのレベル?」って思いますよね。
英検協会によると、レベルの具体的な目安はこちら。
(英検公式サイト)
一般的に、英語を本格的に学び始めるのは、中学校。
そう考えると、「初歩的=中学初級」は頷けますよね。
ちなみに、
英検5級のスピーキング試験は希望制。
受験しなくても、英検5級の取得は可能です。
ただし、
英検3級以上の級は、スピーキング試験必須。
練習を兼ねて、受験してみるのも良いかもしれませんね。
5級のスピーキング試験のサンプルがこちら。
(英検公式サイト)
もっと知りたい方は、こちらでチェックです!
英検5級合格ライン・合格率は?
最後は、気になる合格ラインと合格率。
現在、英検の合否判定には、
「CSEスコア」という独自の基準点が使われています。
独自の換算数式によって算出されるため、
「○問正解したら合格」とは言えなくなっているんです。
とはいえ、
一般的に言われるボーダーラインは、60%程度。
リーディング+リスニングで、60%ちょっとあれば、
ほぼ確実だと考えて良いでしょう。
ちなみに、
現在、英検の合格率は非公開。
最後に公開されたのは、2015年。
この年の英検5級の合格率は、81%ほど。
以降も、
合格率に大きな変動はないと思われます。
この高い合格率を考えると、そう高い壁ではなさそうですね。
英検5級の受験は何年生から?合否は?
さあ、それではさっそく本題に切り込んでいきましょう!
「英検5級の受験は、何年生からなのか」について。
結論としては、
小中学生、何年生からでも可能です。
中には、
幼稚園児でも合格する場合もあるほどです。
中学生で受験する場合。
学校の英語学習をしっかり行っていれば、難しくはないでしょう。
では、小学生以下で受験、合格するには?
小学生以下で合格する場合、こんな子どもが多いようです。
- 帰国子女である
- 幼少期から英会話スクールに通っている
- 私立のインターナショナルスクール等に通っている
もちろん、
家庭学習のみで合格した小学生もいるでしょう。
ですが、概して、
小学生以下で合格する場合は、上記パターンが多いようですよ。
ちなみに、
問題文にはすべてふりがなが書かれています。
したがって、
ひらがなを読むことができれば、試験自体は大丈夫でしょう。
とはいえ、英検5級でも語彙や会話問題もあります。
短文ながらも、長文読解もあります。
ですから、文脈を読み取る日本語力は不可欠。
受験年齢を考える際、その点の考慮も必要ですね。
英検5級合格のポイント
さあ、では英検5級をいかに攻略すべきか。
その秘訣をご紹介しましょう。
ここでは、特に
小学生以下の受験者にオススメ攻略法
に焦点を当てていきますよ!
リーディング試験
25問から成るリーディング試験。
その内訳は
- 語彙・文法問題(15問)
- 会話問題(5問)
- 並び替え問題(5問)
中でもポイントとなるのは、語彙・文法問題!
特に、受験者が小学生以下の場合。
この第1問でどれだけ正答できるか。
これが、合否に大きく影響してくるんです!
理由は2つ。
- 配点が高い
- 内容が簡潔である
たとえば、こんな問題です。
(英検公式サイト)
読解力が低くても、知識だけで処理しやすいですよね。
したがって、
受験者の年齢が低いほど、この大問の正答率がカギとなるでしょう。
オススメの攻略法としては
- 英検の過去問演習をする
- 選択肢・問題文中のわからない単熟語をチェックする
- 覚える
このサイクルをひたすら繰り返します。
5級の英単語数は、そう多くはありません。
繰り返すうちに、習得した単語に出会うようになります。
そこまで来れば、スコアUPは必至ですよ!
リスニング試験
続いては、リスニング試験。
実は、
合格をもっとも左右するのが、リスニング試験!
というのも、英検5級のリスニング試験は
- スピードがゆっくり
- 2回放送される
かなり得点しやすい試験なんです!
実際、合格した小学生以下は
リスニングで高得点をとっているようです。
読解が不要なリスニング試験。
年齢が低いほど、重要性は高いと言えますね!
しっかり過去問演習をして臨みましょう。
まとめ
英検5級は、中学校初級レベル。
合格ラインは、おおむね60%と考えられる。
中学生はもちろん、小学生も合格している。
中には、幼児で合格しているケースも。
小学生以下の合格者に多いパターン
- 帰国子女
- 英会話スクール生
- インターナショナルスクール生
英検5級合格のコツは、リスニング試験で高得点をとること。
特に小学生以下の受験者は、リスニングで稼ぐことが重要!
最後に公開された英検5級合格率は、約81%。
しっかり演習と復習を積めば、小学生以下でも突破できる。
さあ、興味を持った方は、さっそくトライしてみましょう。
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この記事を書いた人
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TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。
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