日本の「ハロウィン」は特殊!? ネイティブに英語で説明してみよう!

唐突ですが・・・

10月31日といえば、何の日でしょう?

 

そう、ハロウィン」ですよね!

 

日本では、仮装大会さながらに盛り上がっていますが・・・。

これは、本来の「ハロウィン」の姿ではないってご存知ですか?

 

実は、

もともと「ハロウィン」は、日本の○○○に当たる日だったんです!

 

仮装はあくまで、「ハロウィン」の側面。

「ハロウィン」には、ちゃんとした歴史、経緯、仮装の意義が存在するんですよ。

 

ですが、この事実を知らない多くの日本人。

 

仮装大会感覚で、ネイティブと「ハロウィン」について語ってしまうと・・・

会話が噛み合わないことは避けられないでしょう^^;

 

そこで今日のテーマは

「どのように、日本の「ハロウィン」を英語説明するか」!

 

日本特有の「ハロウィン」の祝い方を、ネイティブに説明しちゃいましょう!

あまりの違いに、盛り上がること間違いなしですよ。

 

さらに

本来の「ハロウィン」の期限・歴史・意義

「ハロウィン」にまつわる英語表現

も徹底解説!

 

さきほどの○○の答えも、教えちゃいますよ。

 

 

さあ、刻々と迫り来る「ハロウィン」。

この記事を読んで、今年は新たな視点で「ハロウィン」を迎えましょう!

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

本来の「ハロウィン」の姿とは?

Helloween, 魔女, フィギュア, 仮面舞踏会, 人形

「ハロウィン」=「仮装」は、日本だけの話。

 

本来の「ハロウィン」は、もっと奥深いんです!

そんな本場の「ハロウィン」の正しい知識をご紹介していきます。

 

 

「ハロウィン」の起源は?

2000年以上前に始まったと考えられている「ハロウィン」。

 

「ハロウィン」の語源は、

All Hallows Eve (All Hallows の前夜)」。

 

「All Hallows」とは、

キリスト教のすべての聖人を祝う「諸聖人の日」。

 

当時の「新年」とされていました。

 

これが、11月1日

そのEve(前日)とは、10月31日ですね。

 

つまり、

「ハロウィン」は、当時の「大晦日」。

 

「ハロウィン」は、新年を祝う日だったんですね!

 

 

この「ハロウィン」を始めたのは、古代ケルト人とされています。

ケルト人の移動により、「ハロウィン」が各国に広まっていったようです。

 

結果、アメリカ、ヨーロッパ諸国、カナダ、オセアニア等。

広い地域で「ハロウィン」が祝われるようになったのですね。

 

ちなみに、ケルト人国家のアイルランド

 

今でもその風習が、色濃く残っているようです。

すべての学校を休みにする「ハロウィン休み」もあるほどだとか。

 

 

「ハロウィン」に何をするの?

さあ、さっそく本場の「ハロウィン」に迫っていきましょう!

 

先ほどお話しした国々では、「ハロウィン」当日、こんなことをしているんですよ。

 

 

仮装

「結局、日本と同じじゃん!」と思った方もいらっしゃるでしょう。

 

日本の「ハロウィン」は、仮装というよりコスプレ?

と思ったりもしますが・・・。

 

 

本場アイルランドの「ハロウィン」は、このような感じです。

いかがですか?

 

日本の単なるコスプレ大会と比べ、ホラー系が多い印象を受けませんか?

 

これには、理由があるんです。

 

 

実は、大晦日であった「ハロウィン」

 

死者の霊が帰ってくるとされていました。

その霊と一緒に、悪霊や魔女も来てしまうと考えられていたのです。

 

 

そこで生まれたのが、仮装

仮装して驚かせることで、悪霊や魔女を追い払う。

 

これこそが、仮装の始まりだったんですね!

そう考えれば、ホラー系の仮装が多いことも、うなずけますよね。

 

 

その他、こちらのハロウィングッズ。

ハロウィーン, カボチャ, 怖い, 10月, 不気味な, オレンジ

日本でもよく見かけますが・・・名前知っていますよね?

まさか「pumpkin」だなんて思っていませんよね^^;

 

これは、Jack-o’-Lantern(ジャック・オー・ランタン)」。

かぼちゃをくり抜いて作ったLantern(ランタン・提灯)ですね。

 

実は、このJack-o’-Lantern。

悪霊を遠ざける力があるとされているんです!

 

そのため、「ハロウィン」当日、これを玄関先に吊すのがしきたり

 

「仮装」の話と繋がりますよね!

 

ちなみに、なぜ「Jack-o’ Lantern」という名前なのか。

これには、少し怖い物語が・・・。

 

その昔、ジャックという悪人がいたそう。

彼は、天国にも地獄にも行けずに、

ランタンをぶら下げてさまよっていたのだとか。

 

この話が元となり、

「Jack-o’ Lantern(ジャックのランタン)」と名付けられたようですよ。

 

ただし、アメリカでは、

「Jack-o’ Lanternを置いている家=お菓子がもらえる家」

と認識されるようなので、注意が必要ですね。

 

 

お菓子をもらう

本場「ハロウィン」の風物詩といえば、

近所の家を巡り、お菓子をもらうこども達。

 

そのときに、お約束の言葉がこちら。

Trick or treat!
お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!

一度は、耳にしたことがあるのでは?

 

この「Trick or treat!」。

実はこれも、「ハロウィン」の起源に関わる風習なんです。

 

死者の霊が帰ってくる「ハロウィン」。

お菓子をあげないと、成仏できない霊が悪さをすると考えられていました。

 

結果、

「お菓子をくれないといたずらするぞ」=「Trick or treat!」

が生まれたようです。

 

「ハロウィン」=子ども向けイベント

という色合いが強いこともわかりますね。

 

 

さあ、いかがですか?

本場の「ハロウィン」は、とっても奥深いことが分かりますね。

 

今年の「ハロウィン」は、正しい知識を持って迎えられそうですね。

 

 

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日本の「ハロウィン」は?

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「仮装」というより、「コスプレ大会」と化しつつある日本の「ハロウィン」。

 

そもそも、日本で「ハロウィン」を祝うようになったのは、いつのことなのでしょう。

 

その火付け役と言われているが、キディランド原宿店

1970年代、ハロウィン関連グッズを販売したのが始まりとされています。

 

その後行われた、販売促進ためのハロウィン・パレード

このイベントが、現在の日本の「ハロウィン」を形作ったようですね。

 

そして、この「ハロウィン」の人気を一気に押し上げたもの。

それは、「ディズニー」

 

「ディズニー・ハッピーハロウィン」等のイベントを数多く開催。

結果、「ハロウィン」が日本に定着していたのですね。

 

火付け役のキディランドやディズニー。

その特性が、

「ハロウィン」=「仮装大会」というイメージを浸透させたのかもしれませんね。

 

ちなみに、こちらが日本の「ハロウィン」映像。

映像からも分かるように、日本の「ハロウィン」は若者向け

 

「霊を退散させる」という本来の「ハロウィン」のあり方とは、無縁の状態ですよね^^;

 

さらに、このコスプレ大会に拍車をかけたのが、この日本文化。

マンガ・アニメ文化

オタク・コスプレ文化

 

今や、日本の象徴ともなりつつあるこの文化。

特に、日本の若者への影響力は、計り知れませんね。

 

そんな若者主流の日本の「ハロウィン」。

 

本場の「ハロウィン」とは違いすぎますよね^^;

 

 

日本の「ハロウィン」を英語で説明すると?

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さあ、日本の「ハロウィン」の独特性がよくわかりましたね。

 

これまでの話を踏まえ、日本の「ハロウィン」についてまとめてみました。

 

日本の「ハロウィン」の始まりは、1970年代。

ハロウィン関連の商品を発売したのが、起源とされています。

さらに、「ハロウィン」を人気にしたのが、「ディズニー」。

ディズニーのハロウィン・パレード等により、「ハロウィン」が日本に定着していきました。

この影響を受け、日本のハロウィンは、「仮装」がメインになっています。

「トリック・オア・トリート」の風習はありません。

また、アメリカ等のように、家を装飾することもありません。

仮装に関しても、魔女やお化けのようなハロウィンらしい仮装だけではありません。

たくさんの種類の仮装が多く見られます。

これは、日本のマンガ文化やコスプレ文化が影響していると思われます。

SNSでハロウィン情報が広まる近年。

今では、東京等で、盛大な「ハロウィン」が行われています。

日本の「ハロウィン」は、子どもよりも若者主体のイベントであると言っても過言ではありません。

このように、多くの面で、日本の「ハロウィン」は独自の進化を遂げているのです。

日本の「ハロウィン」をまとめると、こんな感じでしょうか。

 

こんな日本独自の「ハロウィン」。

さっそく、英語で説明してみましょう!

In Japan, *it was supposed that the release of Halloween *related products in 1970s began.

It was ‘Disney’ that made Halloween more popular in Japan.

The Halloween events *settled in Japan by the influence of Halloween parade of Disney.

Therefore, in Japan’s Halloween, ‘costume’ is the main.

There is no *custom of “trick or treat” in Japan.

Also, they do not decorate their houses like the United States.

As for the costumes, some people made costumes other than Halloween’s original costumes such as *witches
and *ghosts.

There are *a wide variety of costumes.

This seems *due to Japanese manga culture and cosplay culture.

In recent years, information has *spread through SNS.

Halloween is *grandly performed in Tokyo and other big cities.

*It goes without saying that Japan’s Halloween is *targeted at young people rather than children.

As we can see, Japan’s Halloween has achieved its won *evolution.

 

*
・it was supposed that(~だと考えられている)
・related products(関連商品)
・settled in(~に定着する)
・custom(風習)
・witch(魔女)
・ghost(お化け)
・a wide variety of(たくさんの種類の)
・due to(~のために)
・spread(広がる)
・grandly(盛大に)
・it goes without saying that(~といっても過言ではない)
・target at(~を対象とする)
・evolution(進化)

ほぼ仮装大会でしかない日本独自の「ハロウィン」。

ネイティブの想定する「ハロウィン」とは、大きく違っているのが現状です。

 

だからこそ、英語で説明してあげて、話の食い違いを防ぎましょう!

 

マンガやアニメの仮装も多い日本の「ハロウィン」。

マンガやアニメは、今や、ネイティブにも大人気ですよね。

 

ですから、日本の「ハロウィン」に興味を持ってくれるはず!

 

日本の「ハロウィン」をうまく英語で説明して、

ネイティブと盛り上がっちゃいましょう。

 

 

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「ハロウィン」に関する英語表現

ハロウィーン, 猫, 奇妙な, シュール, 雰囲気, 気味の悪い, カボチャ

日本ではあまり見られませんが、

「ハロウィン」には、カードを送るのも一般的。

 

「ハロウィン」の歴史を知った今年のハロウィン。

せめて英語のカードを送る風習くらいは、取り入れてみませんか?

 

 

「ハロウィン」カードに使える表現はこちら。

Happy Halloween.(楽しいハロウィンを)

Dress up and enjoy Halloween.
(ハロウィンは仮装して、楽しんでね)

Don’t eat too much candy on Halloween.
(ハロウィンにキャンディーを食べ過ぎないでね)

「ハロウィン」に決まった挨拶はありません。

 

ですから、「Happy Halloween」を使うことが一般的。

日本でも「ハッピーハロウィン」と言いますよね。

 

クリスマスでいう「メリークリスマス」的な感覚ですね。

 

 

ユーモアに富んだメッセージを送りたい方は、こちらがオススメ。

Enjoy a lot of candy and have a creepy night.
(キャンディーを沢山食べて気味の悪い夜を)

Enjoy a spooky night.
(気味の悪い夜を楽しんで)

I hope my scream will reach your house.
(ロウィンの夜、あなたの家にも私の悲鳴が届きますように)

なかなかパンチが効いていますね。

 

とはいえ、

本来の「ハロウィン」の意味合いを知らないと、理解しがたいかも・・・。

 

あなたはもう大丈夫ですね!

 

 

まとめ

コショウのケーキ, クッキー, 焼く, クリスマス, ペストリー, 装飾, 茶色

本来の「ハロウィン」は、魔女や悪霊を追い払うためのイベント。

日本の「ハロウィン」のような「仮装大会」ではないんですね!

 

とっても独自の進化を遂げてきた日本の「ハロウィン」。

 

だからこそ、英語で説明できることが必要ですね。

 

さあ、「ハロウィン」のすべてを知って迎える今年のハロウィン。

今年は、本来の「ハロウィン」を体験してみませんか?

 

日本で、「ハロウィン」定着の一端を担ったSNS。

SNSを使って、英語学習を始めてみても良いですね。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

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