英語で「最後の切り札」は何と言う?〝生きた英語〟を身につけよう!

英語を勉強している中で、「日本語ではこう言うのに、英語だとぴったりな表現がないな~」と思ったことはありませんか?

 

 

日本語にはあいまいな表現やさまざまな言い回しがありますが、英語はストレートに伝える表現が主流です。

 

 

しかし、英語にもことわざのようなものはあり、知らないで聞くと「え!それってどういう意味!?」と混乱してしまうことがあります。

 

 

実際に私もアメリカに留学していたときに、学校の授業で教授が言った次のひと言にとても驚きました。

 

 

This is our last resort to solve the issue.

(これは私たちの問題を解決する最後の切り札だ。)

 

 

「a last resort」は「(最後の)切り札」といった意味で使われるのですが、まったく意味を知らなかった私の頭の中ははてなマークでいっぱいになりました(笑)

 

 

このように、アメリカでは単語帳などに載っている英語ではなく、現地独特の意味合いで使われる表現が多数あります。

 

 

知っていれば、現地でもスムーズにコミュニケーションが取れ、会話に困ることもありません。

 

 

 

そこで今回は、私が留学に行って「これは知っておいたほうがいい!」と感じた〝生きた英語〟フレーズをご紹介します!

 

これから留学に行く方、留学に向けて勉強している方はぜひ参考までに読んでみてくださいね!

 

 

きっと、留学に行ったとき、出会うフレーズがたくさんあるはずです!

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

リアルな英語に触れるのは必要?

 

「単語帳でたくさん勉強して、載っている単語はほぼ覚えたし、現地でもコミュニケーションは取れる。」と思ってしまう方が多いようです。

 

 

しかし、単語帳に載っている単語はあくまでも、その試験によく出る単語、意味なのです。

 

 

たとえば、「bill」という単語。

 

大学受験用の英単語帳には「法案、請求書、お礼」という訳が載っていることが多いです。

 

 

しかし、TOEICでよく問われるのは「請求書」の意味です。

 

このように、どのような場面で、どのような会話をしているかによって、一つの英単語でも多くの意味を持ちます。

 

 

「訳し方が英語的なフレーズ」とは?

 

日本語では相手を傷つけないように、遠回しな言い方をしたり、あいまいな表現をすることが多いですね。

 

 

しかし、英語では、あまりそのような言い回しはなく、ストレートに相手に伝えることが多いです。

 

 

では、アメリカ人は何でもかんでもストレートに伝えて相手を傷つけるのか?と聞かれると、答えはノーです。

 

 

英語には英語独特の言い回しがあります。

 

 

そのような表現はフレーズごと丸々覚えて、出会ったときに意味を理解できたり、使えたりしておくと、スムーズなコミュニケーションが取れます!

 

では、これから一緒に英語独特のフレーズを見ていきましょう!

 

 

Give me a second.

 

「Give me a second.」で「ちょっと待って、ちょっと時間をちょうだい」という意味になります。

 

 

「ちょっと待って」と聞くと、「Give me a moment please?」という表現を思い浮かべる方も多いかと思います。

 

 

しかし、英語での日常会話では「Give me a second.」が頻繁に使われます。

 

「second」には「秒」という意味があるので、ニュアンスとしては、「少しだけ私に時間をちょうだい」ということになりますね!

 

 

Hang on a second.

 

この表現も「ちょっと待って」という意味で使われます。

 

先ほどの「Give me a second.」と同じ意味ですね。

 

 

しかし、この表現の場合は対面した会話よりも、電話などでよく使われています。

 

 

日本語で言うと、「少々お待ちください」の意味に近いと言えます。

 

 

「Give me a second.」と「Hang on a second.」は意味は同じですが、使われる場面が違う場合があるので、どちらも覚えておきたい表現です!

 

 

Could you do me a favor?

 

「Could you do me a favor?」で「お願いを聞いてもらえますか?」という意味です。

 

 

ここで、少し混乱した方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

「favor」は多くの単語帳で「好意、親切」と載っており、お願いという意味では習いません。

 

 

では、なぜこのような意味で使われるのでしょうか?

 

 

直訳的な意味に直して考えてみましょう!

 

Could you do me a favor?(あなたは私に親切してくれますか?)

 

 

日本語の文章としてはおかしな文章ですが、直訳するとこうなりますね。

 

 

「親切をする」と「お願いを聞く」は、ニュアンス的には非常に近い意味を持っています。

 

 

ですから、「Could you do me a favor?」で「お願いを聞いてもらえますか?」という意味で使われます。

 

 

よく使われる表現なので、ぜひ覚えておいてくださいね!

 

 

 

After you.

 

「After you.」は実際に私がアメリカのスーパーで、レジを待っているときに出会った表現です。

 

 

最初は「After youって?」と戸惑いましたが、意味を知ったときに「これが英語独特の言い回しか〜!」と納得したことを覚えています。

 

 

「After you.」は「お先にどうぞ」という意味で使われます。

 

直訳すると「あなたの後に続きます」という意味になり、相手に順番を譲るときによく使う表現です。

 

 

Go with the flow.

 

「Go with the flow.」は「みんなに合わせるよ」という意味でよく使われます。

 

 

アメリカの大学に通っているときに、アメリカ人の友人から教えてもらった表現のひとつです。

 

 

放課後に友人と遊びに行くときやランチで何を食べるか話しているときに、よく聞いた表現です。

 

 

では、「Go with the flow.」は会話文の例文を使って一緒に覚えていきましょう!

 

 

A:Would you like to make hamburgers for lunch?(お昼はハンバーガーにしない?)

 

B:I don’t mind. I’ll go with the flow.(問題ないよ!みんなに任せるよ!)

 

 

このように日常会話で多く使える場面があるフレーズです。

 

 

「flow」には「流れ」という意味があるので「Go with the flow.」で「流れに身を任せる」という意味でも使われることがあります。

 

 

また、ニュアンスとして「気楽に行こうよ!」などのカジュアルな表現として使われることもあるので、ぜひ覚えておきたい表現です!

 

 

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まとめ

 

日本語には日本語特有の言い回しがあるように、英語にも英語独特の言い回しがあることを、ここまでご説明してきました。

 

 

TOEICや大学受験用の単語帳には載っていないような意味で使われるフレーズもたくさんあるので、ぜひフレーズとして覚えておいてくださいね!

 

 

では、今回ご紹介したフレーズをまとめていきます。

 

 

  • Give me a second.(ちょっと待って)

 

 

  • Hang on a second.(ちょっと待って)

 

 

  • Could you do me a favor?(お願いを聞いてもらえますか?)

 

 

  • After you.(お先にどうぞ)

 

 

  • Go with the flow.(みんなに合わせるよ)

 

 

 

今回ご紹介したのはほんの一部で、〝生きた英語〟と言われる、日常会話でよく使われるフレーズは他にもたくさんあります。

 

 

もっと知りたい!と思った方は、ぜひ調べてみたり、留学生の友達などに聞いてみてください!

 

 

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そんなときには次の記事もぜひ読んでみてください!

 

 

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2020年2月7日
 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

kamiya

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