「シャドーイング」
リスニング力をアップできる英語学習法の1つです。
読者の皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。
中には、シャドーイングを英語学習に取り入れている!なんて読者さんも少なくないと思います。
しかし、皆さんはシャドーイングをしている時、こんなこと思ったことないですか?
それは…
口が回らない‼︎‼︎(涙)
せっかくシャドーイングをはじめてみたものの、口が回らず挫折してしまう、なんてのはよくある話だと思います。
私も、「シャドーイングすごくいいらしいよ!」と友人から聞いて、はじめてみましたが、うまく口が回らず、すぐにやめてしまったことがあります。
しかし、シャドーイングの方法、口が回らない時の対処法がわかればもう大丈夫!
今回の記事では、
・シャドーイングについて
・シャドーイングのやり方
・シャドーイング時に口が回らない場合の対処法
についてご紹介します。
■ 目次
シャドーイングって?
そもそも、「シャドーイング」とは何か説明します。
シャドーイング・・・音声が聞こえたら、少し遅れて聞こえた音を発音する練習。由来は、シャドー(影)のように追いかけて音読するため。
もともとは同時通訳者のための勉強法とされていました。
しかし、英語上達にとても効果的であることから、最近では多くの英語学習者が取り入れている勉強法です。
シャドーイングの効果やメリットは?
シャドーイングは、リスニングの上達に効果的と言われています。
ではそれはなんでなのか、具体的メリットは何なのか、解説したいと思います!
シャドーイングの効果
シャドーイングが、リスニングの上達に効果的な理由は、
・英語の音を学ぶことができる。
・自分がどの音を聞き取れていないかわかる。
・発音・イントネーション・アクセントが身につく。
私がリスニングの問題をやっていた時に、
「なんで文章では理解できるのに、聞くと全く理解できないんだろう?」
とがく然したのをよーく覚えています。
それもそのはず。
自分が聞き取れない音、発音できない音を全くわかっていなかったからです。
語学を学ぶ上で、まず、聞こえない音はどんなに頑張っても発音できません。
自分がどんな音が聞こえて、聞こえないか知ることはとても大事なことです。
では、聞こえない音があるのはなぜなのか。わかりますか?
原因として、
・そもそもその単語、慣用句、文法を聞いたことがない。
・聞きなれない発音やイントネーションである
などの可能性が高いです。
聞いたことがなけれ、辞書で意味を調べたり、文法を復習したりする必要があります。
聞きなれない発音やイントネーションがあるとわかれば、その音を重点的に特訓するなど…
原因を探り、そこから改善することができます。
そこで初めて、
語学を身につけることができるのではないでしょうか。
シャドーイングのメリット
私は、シャドーイングはリスニングに効果的と説明しました。それは、英語を聞き取れるようになるからです。
では、英語を聞き取れることで、もう1つ上達することがあります。それは、
スピーキング力
会話をする上で、まずは、相手の言っていることを理解する必要があります。
シャドーイングでは、聞く練習、さらに、聞いた英語をそのまま発音する練習も行います。
練習は一回ではなく、何度も行うので、
・上手に発音ができるようになる
・フレーズで英語を覚えることができる
このようなことが、自然と身についてきます!
結果、リスニング力だけではなく、スピーキング力の向上にも繋がります。
そして、この2つが上達すれば、英語で会話できると自信もついてきます。
シャドーイングの正しいやり方とは?
「じゃあ英語の音声を聞いて、復唱すればいいてことか!」
と思った方、ちょっと待ってください!
確かにその通りでなんですが、いくつかポイントがあります。
ただ闇雲にシャドーイングをしても、まず聞き取ることができない、うまく発音できないなど…たくさんの問題点が出てくるでしょう。
ここでは、シャドーイングのやり方を解説したいと思います!
1.自分のレベルにあった教材を選ぶ
英語音声と言ってもなんでもいいわけではありません。
自分のレベルよりも難しすぎれば、内容を理解することが難しく、また、発音することすらままならないでしょう。
なので、教材選びをする時には、自分のレベルに合ったもの、もしくは、自分のレベルよりも少し低いものを選ぶのがオススメです。
2.聞いてみる
まずは、口に出さずに音声を聞いてみます。
ちゃんと意味が理解できているか、確認する作業です。
ここで、だいたい知らない単語が20単語前後ある教材を選ぶといいでしょう。
これはスペイン語を習っていた時、同じくシャドーイングのやり方について教わっていたんですが、先生がおしゃっていました。
なんとなく内容は理解できている、しかしまだわからない単語もある教材で行った方が、そこから実際に自分がわからない単語が明確になるからです。
3.テキストを見ずにシャドーイング
ここで、テキストを見ず音声のみを聞いて、その2〜3秒後に遅れて口に出していきます。
テキストを見ない理由としては、英語の音だけに集中して聞くためです。
そこから、聞こえない音、言えない箇所がわかってきます。
4.反復練習、発音できなかった箇所を重点的に繰り返す。
あとは、ひたすら繰り返し練習しましょう。
わかっているとは思いますが、1つの教材を1〜2回シャドーイングした程度では全く上達しません。
毎日継続して練習することがとても大事です。
1日5分でもいいんです。まずは毎日やることを心がけてください。
そして、言えない箇所はさらに重点的に練習することで、自然と聞ける・発音できるようになっていきますよ!
早速シャドーイング!でも口が回らない…そんな時の対処法
早速シャドーイングを始めようと意気込んではじめてみるものの、うまく口が回らず、挫折…なんてならないためにも、ここで対処法をご紹介します!
音声スピードをゆっくりにする
もし、音声スピードについていけず、何を言っているか全然聞き取れない場合は、音声スピードをゆっくりにして練習してみるといいです。
何事でも、初めてのことは上手くいかないことが多いです。
上手くいかないから諦めるのではなく、まずはゆっくり聞く、そして発音することをしていきましょう。
慣れてきたら徐々にスピードをあげて、最終的にはネイティブのスピードでもちゃんと口に出せるように繰り返し練習してみてください。
シャドーイングと合わせて、音読の練習も行う
聞けるんだけど、口が回らない…というのは、英語を話す口になっていないからです。
英語を話す時に使う筋肉と、日本語を話す時に使う筋肉は違います。
なので、いきなり英語をすらすら言おうと思っても難しいのは当たり前です。
そこでシャドーイングの練習と合わせて、音読の練習をすることで、口が英語を話すことに慣れていき、徐々に口が回るようになっていきます。
まとめ
今回の記事のまとめは、
・シャドーイングとは、音声より少し遅れて、聞こえた音を発音する勉強法のこと。
・リスニング・スピーキング力の上達に効果的
・自分のレベルに合った教材選び→聞く→シャドーイング→反復練習
・口が回らない場合は、音声をゆっくりにしたり、音読の練習も行うと良い。
です!
少しでもシャドーイングをやってみよう、と思っていただけたでしょうか?
というのも私も、実際にシャドーイングを始めた時に、最初は全然口が回らなかったです。
すらすら英語を言えない自分に腹が立って、何度も途中で投げ出しそうになりました。
しかし、毎日継続して練習すること、シャドーイングの仕方を工夫することで、だんだん口が回るようになったのです。
継続することは、確かに大変です。
ですが、自分で自分のスキルアップに気づくことができますよ!
皆さんも、諦めそうになった時は、頑張った先には上達している自分がいると信じ、毎日コツコツ練習してみてください!
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この記事を書いた人
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