英英辞典は勉強に効果的とは限らない⁉︎英和辞典と徹底比較!

英英辞典は英語の勉強に効果的」とよく言われます。

 

、それは果たして事実なのでしょか?

 

 

確かに英英辞典は、使うこと自体が英語学習。

適切に使えば、英語力を大きく伸ばすツールとなりえます。

 

 

ですが実は、英和辞典の方が勝る場合もあるのです。

 

それは

  • 学習者の英語レベル
  • 学習目標
  • 調べる単語

 

このような要因によって影響を受けるんです。

 

 

ということで今日は

  • 英英辞典を使うメリット
  • 英英辞典と英和辞典の適性比較

 

これをお届けしたいと思います。

 

英英辞典を使うか悩んでいるあなた。

無理して英英辞典を使っているあなた。

 

一度この記事を読んで、再考してみてくださいね。

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

英英辞典を使うメリット

英英辞典を使うメリットは、大きく2つ

使うからには、その良さを理解して使いましょう。

 

 

英語脳を鍛えることができる

英語脳って聞いたことありますか?

 

簡単に言うと、

英語を英語のまま理解、解釈する思考のこと。

 

 

これって、英語を使いこなすには不可欠な能力。

特に、スピーキングやリスニングには欠かせません。

 

 

言われた英語を和訳しながら、答えていては時間がかかりますよね。

もはや、会話とは言えない間が空いてしまいます。

 

これはリスニングでも、同様。

すべて和訳していては、英語に置いていかれてしまいますね。

 

 

英語を英語で説明する英英辞典。

 

まさに、英語を英語で解釈するということ。

したがって、英英辞典で英語脳を鍛えることができるわけです。

 

英語脳を目指している人には、大きなメリットと言えますね。

 

 

英単語の本質的なニュアンスがわかる

英英辞典のもう1つのメリット。

それは、英単語の細かなニュアンスがわかること。

 

たとえば、「嬉しい」を表す英単語。

 

たくさんありますが、ここでは中学生でも知っている英単語。

「glad」と「happy」を取り上げてみます。

 

いずれの和訳にも「嬉しい」という意味がありますよね。

ですが英英辞典を引見ると、全く同じ意味ではないんです。

 

Oxfordsの英英辞典で、それぞれの最初の意味には

glad

1. pleased; delighted

happy

1. feeling or showing pleasure

このように記載されています。

 

 

ここから読み取れる意味の違いは

  • glad➡︎嬉しいという感情
  • happy➡︎嬉しい感情or嬉しさを表すこと

 

いかがですか?

和訳では、「嬉しい」という同じ意味の2単語。

 

ですが、実は細かなニュアンスの違いがあるんですね。

 

これは、英英辞典なくして知り得ない事実。

それを学べることが、英英辞典のメリットなのです。

 

さらに、同意語が表記されている場合も多いです。

ここでは、「pleased」「delighted」ですね。

 

このような難しめの同意語まで学べるのも、メリットですね。

 

 

 

さあ、英英辞典のメリットはわかりましたね。

 

しかし冒頭でもお伝えしたように、

英和辞典の方が適する場合もあるのです。

 

英英辞典と英和辞典、どちらが適するのか。

状況別にご紹介していきたいと思います。

 

どちらを使うべきか悩んでいる方、要チェックです!

 

 

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英英辞典を使う方が良い場合

まずは、英英辞典の使用がオススメな場合のご紹介です。

 

 

同じ意味を表す語の使い分けを知りたい

まず英英辞典がオススメなのは、

意味が似ている語の使い分けを知りたいとき。

 

まさに、先程お話しした英英辞典のメリットを生かした使い方ですね。

 

 

たとえば、「約束」という単語を英和辞典で引いたとします。

 

まず出てくる英単語は

  • promise
  • appointment
  • reservation

でしょう。

 

さあこの3つの違い、説明できますか?

 

Oxford英英辞典での最初の意味はこちら。

promise

1. an assurance that one will do something or that something will happen.

appointment

1. an arrangement to meet

reservation

1. an arrangement for ( a seat, ticket, etc.) to be kept for the use of a particular  person.

いかがですか?

 

要約すると、

  • promise: 何かをする、起こることの確証
  • appointment: 人と会う約束
  • reservation: 場所の使用に関する予約

 

同じ「約束」という単語でも、ニュアンスや使い方が違いますよね。

 

このように、同じ意味を表す単語の使い分けを学べる英英辞典。

単に意味を暗記するより、印象に残って楽しいですよね。

 

 

ライティング力を高めたい

検定試験や受験対策でも欠かせないライティング学習。

ここでも、英英辞典が活躍してくれます。

 

例えば、「影響を与える」と書きたいとします。

しかし「影響」という英単語が浮かびません。

 

英和辞典を使う場合、まず「影響」を調べますよね。

そこで「influence」という英単語を選びました。

 

で、どうしますか?

 

ここで「与える」=「give」という知識を使って…

「give an influence」て書いてしまいそうではありませんか?

 

 

これこそが、英和辞典の落とし穴!

 

単語自体は、簡単に調べることができます。

ですが、単語の組み合わせまでは分からないことが多いんです。

 

英和辞典の例文として、記載されていることも多々あります。

ですが多くの人は、意味をパッと確認するだけなんです。

 

 

英作文の際、

英単語を足していけば良いというわけではありません。

 

英単語同士には、組み合わせの相性のようなものがあるんです。

これを知らないと、減点だらけのライティングになってしまいます。

 

それを学ぶには、英英辞典の方がベター。

英英辞典をうまく利用すれば、ライティング力は効率良くUPしますよ!

 

 

英和辞典を使う方が適する場合

続いては、英和辞典を使った方が良い方についてです。

 

 

語彙量をすぐに増やしたい

英和辞典での学習の方が適する場合の1つ。

それは、早く語彙力をUPさせたいときです。

 

 

もちろん、英英辞典でも語彙力は十分UPします。

 

ですが、「英単語の意味をどんどん覚えたい!」

そんな場合は、英和辞典の方が効率的でしょう。

 

 

というのは、英英辞典の語意の説明は、当然すべて英語。

 

説明文中の英単語がわからない…。

⇒その分からない単語を調べる

⇒説明文をやっと理解できる

 

この繰り返しになってしまうことは、多々あります。

 

つまり、

1つの英単語のために、何度も辞書を引くことになるってことです。

 

これはとても力にはなりますが、「早く」を求める人には不向き。

英和辞典でどんどん意味を確認して、覚えていきましょう。

 

 

英語力が初級~中級レベルである

英英辞典での学習は、とても力になるのは間違いありません。

 

ですが、それなりに英語力が必要なのも事実。

 

英語力がないと、英英辞典の説明文を理解できません。

結果、英単語1つを調べるのに、何度も辞書を引くことに…。

 

無駄にはなりませんが、効率的とは言いがたいですね。

 

 

ですから、英語初級~中級レベルの方。

 

英英辞典での学習が良い!という安易な情報に惑わされないでください。

まずは、英和辞典で語彙力をつけましょう。

 

語彙力がついた後に、英英辞典を使う方がずっと力になりますよ。

 

 

固有名詞の意味を調べたい

固有名詞の意味を調べたいときってありますよね。

そんなときは、英和辞典を使う方が良いでしょう。

 

 

例えば、「花」という単語を調べたいとします。

英和辞典で引くと、ご存知の「flower」が出てきますね。

 

この「flower」をCambridge英英辞典を調べると、こう書かれています。

flower

1. the part of a plant that is often brightly colouredand has a pleasant smell, or the type of plant that produces these:

  • wild flowers
  • to pick flowers
  • a bunch/bouquet of flowers
  • cut/dried flowers

日本語では「花」の一言で終わる単語。

ですが英語での説明は、とても長く、抽象的ですよね。

 

単純に、英英辞典の方が分かりづらくないですか?

 

固有名詞には、ニュアンスの違いは基本的にありません。

一言で表現できるものばかりです。

 

このような固有名詞の場合は、英和辞典を使った方が効率的でしょう。

 

 

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まとめ

英英辞典のメリット

  • 英語脳を鍛えることができる
  • 語の本来のニュアンスを知ることができる

 

英英辞典を使う方が良い場合

  • 同じ意味の単語の違いを知りたい
  • ライティング力を鍛えたい

 

英和辞典を使う方が良い場合

  • 早く語彙力を高めたい
  • 英語初級〜中級レベル
  • 固有名詞を調べたい

 

それぞれにメリットのある英英辞典と英和辞典。

その時々の目的に応じて使い分けると良いですね。

 

 

英英辞典で鍛えることのできる英語脳。

他にも鍛える方法はありますよ。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

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