パラグラフライティングって? これで英語ライティングは怖くない!

英語の試験には欠かせないライティング。

 

英検・TOEIC・TOEFLなどなど。

今や、あらゆる英語検定に取り入れられていますよね。

 

英語ライティング」と聞くと、難しいイメージを持っているかもしれません。

 

そんな苦手意識の拭えないあなた。

ご安心下さい!

 

ある法則を学ぶだけで、

ライティングはあっという間に上達するんです!

 

その法則とはパラグラフライティング!

 

「パラグラフライティング」すれば、失敗することはありません。

 

・ライティング試験で高得点

・読み手にすぐに正しく理解してもらえる

 

そんなライティングが実現できるんです!

 

ここで・・・

「パラグラフライティングって何?」と思った方、実は多いのでは?

 

実際、日本では、あまり知られていない技法なんです。

 

そこで今日は、

英語パラグラフライティングを徹底解説!

 

「パラグラフライティング」をマスターして、

ライティング高得点GETしちゃいましょう!

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

英語ライティング試験の評価ポイントは?

フィードバック, 意見, 顧客, 満足度, レビュー, 評価, 品質, 投票

英語ライティング試験では、

語数制限が設けられていることが、ほとんど。

 

語数を満たすことは、もちろん必要不可欠です。

・・・が、それだけは高評価を得られません!

 

 

では、英語ライティングでは、いったい何が評価されるのでしょう?

 

以下は、TOEFLテストのライティング採点基準をまとめたものです。

Writing セクションのポイント

文法・語法 ※コンピュータによる採点

文の内容・意味 ※2~4名の採点官による採点

ライティング課題の展開・構成

(参考:https://www.benesse-glc.com/special/toefl/164

このように、

語彙力や文法はもちろん、構成」も重要な評価ポイント

 

一文一文が集まってできるパラグラフ(段落)。

パラグラフが集まってできるエッセイライティング。

 

「その全体が、いかに論理的に構成されているか」

 

これが問われているんですね。

 

 

つまり、

英文自体はハイレベルでも、全体の構成がぐちゃぐちゃでは、評価が低い!

ということなんですね。

 

ここで登場するのが、パラグラフライティング!

 

この技法を取り入れれば、構成点もバッチリ頂けちゃうんです!

 

では、さっそくその内容を見ていきましょう。

 

 

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「パラグラフライティング」とは?

「パラグラフライティング」とは、

パラグラフを複数組み合わせ、論理を展開していく文章技法

 

つまり、

「ライティングを論理的に展開するための構成術」といったところでしょうか。

 

 

日本では、「パラグラフライティング」はあまり知られていません。

 

ですが、

アメリカ等の欧米諸国では、とっても主流の技法なんです!

 

ってことは、英語でのライティングには、欠かせないということですよね。

 

実際、「パラグラフライティング」で書かれた文章は

冒頭段落を読むだけで、論の趣旨や意見が分かる

読み手が重要な情報を見つけやすい

 

というようなメリットがあるんです。

 

ライティングで大切なのは、読み手に理解されること。

その点においても、とっても有益なんですね。

 

では、「パラグラフライティング」の概要を、ご説明していきましょう!

 

 

「パラグラフライティング」の基本構造

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パラグラフライティングの大きな基本構成は、以下の通り。

 

Introduction (導入)・・・1段落

-Background (背景)

-Thesis Statement (主張)

 

Body (議論)・・・(2~3段落)

-Topic sentence (トピック・理由)

-Example (具体例)

-Discussion (具体例等を考慮した議論)

-Conclusion (段落のまとめ・結論)

 

Conclusion (結論)・・・(1段落)

-Restatement (再主張) & Brief summary (これまでのまとめ)

-Recommendation / Prediction (願い/ 未来の予測)

このように

Introduction(導入) ・Conclusion(結論) は、1段落構成。

 

通例、ライティング試験のBodyは、2~3段落構成でしょう。

 

Bodyでは、1つのBodyにつき、主張を支える理由を1つ。

したがって、

理由の数によって、段落の数も異なります。

 

段落数がいくつであっても、上記のBodyの流れを繰り返しましょう。

 

 

以上のポイントを押さえれば、この流れに沿って書くだけ!

これで、「構成」で大きな失敗をしてしまうことはありません!

 

ですから、まずはこの構成をしっかりと頭に入れましょう。

 

 

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「パラグラフライティング」のコツ

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さあ、「パラグラフライティング」の流れはつかめましたね。

とはいえ、いきなり上手に書くのは難しいですよね。

 

そこで、パラグラフライティングのコツを伝授しちゃいます。

 

そのコツとは、

「Conclusion (結論)」を極めること!

 

「Conclusion(結論)を制するものは、ライティングを制する」

といっても過言ではないんです。

 

 

さあ、「Conclusion」を極めて、ライティングを克服しちゃいましょう!

 

Restatement & Brief summary 

Conclusionでまず書くべきことは、

Restatement (再主張) & Brief summary (これまでのまとめ)」。

 

ポイントは

求められる語数に応じて、柔軟に書いてOK

語数が限られている場合は、Brief summary省略OK

 

ですから、形式に囚われすぎなくても大丈夫ですよ。

 

とにかく大切なのは、

「Introduction→Body→Conclusion」に一貫性があること!

 

締めとなる「Conclusion」。

内容をしっかりと吟味することが重要ですね。

 

 

Recommendation / Prediction 

さあ、いよいよ「Conclusion」の締め。

 

これまで、「Introduction」や「Body」で、主張を繰り返しました。

ですから、

読み手の頭には、書き手の気持ちがインプットされています。

 

そのうえ、また主張を繰り返すと、さすがにくどいですよね。

 

ですから、最後の締めとしておすすめなのは

自分の主張に沿った願い

テーマに関する今後の予測・展望

 

 

たとえば、

「日本企業は、外国人労働者を受け入れるべきだ」

という論のライティング。

 

Introduction
「日本企業が外国人労働者を受け入れるべきだ」という主張

Body
日本企業が外国人労働者を受け入れる利点・理由

Conclusion
「日本企業は、外国人労働者を受け入れるべきだ」と再度主張

Recommendation / Prediction (願い/ 未来の予測)

例:

・「日本政府が、外国人労働者を受け入れる体制を整備することが望まれる」(願望)

・「外国人労働者をもっと受け入れれば、日本の経済状況は飛躍的に向上するであろう」(未来の予測)

 

いかがですか?

 

過度な主張はされていませんよね。

ですが、主張はしっかりと植え付けられたのでは?

 

これこそが、「Conclusion」の重要な役割なんです!

 

これがマスターできれば、「パラグラフライティング」はお手の物ですよ!

 

 

実例から学ぶ「パラグラフライティング」

リーダーシップ, 例, リーダー, マネージャー, 機関, メンター

さあ、「パラグラフライティング」のイメージは掴めてきましたか?

 

さらに、理解を深めて頂くべく!

実際のライティング例をご紹介していきます。

 

「パラグラフライティング」の型を思い浮かべつつ、頭を整理してみましょう!

 

Question:

Do companies need to improve the way they treat their workers?

 

Model Answer:

In my opinion, companies need to improve their treatment of workers. In particular, they should put more emphasis on male-female equality and work-life balance. (主張・背景)

First, employers should make sure women have the same opportunities for promotion as men do. (Body①) At most firms, there are more men in management positions, and one reason is that women are often not promoted if they take maternity leave.(具体例・議論) Employers need to make policies that give women with children equal chances of advancing in the company. (Body 1のまとめ)

Work-life balance is another serious issue. (Body②) There is often too much pressure on employees to work overtime or give up vacations, so companies need to implement rules to prevent this. (議論) For example, they could have a “no overtime day” every week.(具体例)

In order to have contented, productive workers, it is important for companies to improve the way they treat female staff members and limit working hours.(再主張・願い等)

(参考:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/pdf/201903/p1kyu.pdf

 

これは、英検準1級の過去問題の解答例です。

 

主張がとてもわかりやすいライティングになっています。

「パラグラフライティング」の基本構成に則っているのが分かりますよね。

(語数制限上、若干省略点あり)

 

このように、「パラグラフライティング」を使えば、

きれいなライティングを簡単に書くことができるんです!

 

さあ、あとは実践あるのみ!

練習を積んでマスターできれば、高評価は間違いなしですよ!

 

 

まとめ

1. パラグラフライティング
⇒「ライティングを論理的に展開するための構成術」

2.パラグラフライティングの基本構成
⇒Introduction(導入) → Body(議論) →Conclusion(結論)

3.パラグラフライティングのkeyは「Conclusion(結論)」

⇒Conclusion(結論)
・Restatement (再主張) & Brief summary (これまでのまとめ)
・Recommendation / Prediction (願い/ 未来の予測)

※語数等に応じて、柔軟に書いてOK!

 

 

さあ、これでパラグラフライティングは完璧!

あとは実践あるのみですよ。

 

練習を重ね、ライティング力をどんどん向上させていきましょう!

 

ちなみに、

Conclusionの内容は、Introduction や Body と重複してしまいますよね。

 

そんなときは、英単語や表現方法を少し変えてあげましょう。

 

たとえば、「減る」という英単語。

Introduction⇒「decrease」。

Body⇒「reduce

Conclusion⇒「decline

 

このように、同義語に言い換えてみる。

同じ英単語を何度も使うより、確実に評価UPですよ!

 

しかしそのためには、「語彙力」が欠かせませんよね。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

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