イギリス留学を最高にした「全寮制スクール」の寮生活の話。

 

ホームステイボーディングスクール(全寮制の学校)だったら、どっちがいいのかな?」

 

と、あなたはこの2択で悩んでいませんか?

 

結論がでないまま悩んでしまうのは
「うまく想像できないから」なんですよね。

 

たとえ海外旅行をいっぱいしてきた人でも、
海外生活となると「分からないこと」だらけ。

 

不安に思うのもしかたない!

 

 

ちなみに、これを書いてるわたしは高校生の時に、ホームステイと寮の両方を経験しました。

 

個人的な感想ではありますが、何年も経った今でもダントツで「人生の大切な思い出」として残ってるのは「ボーディングスクール」なんです。

 

たんに学校や周りの人との相性が良かっただけかもしれないとは自分でも思います。

 

でも、また留学できるとしたら、
私はかならずまた寮を選びます。

 

だから、もしもあなたが「楽しさ」を重視する人なら、絶対「ボーディングスクール」をすすめたい!

 

というわけで、今回はあなたに
寮生活ってどんな感じなの?
という疑問を解いてもらおうと思います!

 

そして、寮生活の雰囲気をつかんで
「寮 or ホームステイ」を選ぶことに
役立ててもらえたら幸いです!

 

また、

  • 私が住んでた「寮の部屋」の写真
  • ハリーポッターみたいな学校の写真
  • 寮で起こった事件

もシェアしますのでぜひ最後まで
たのしく読んでいってくださいね!

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

イギリス全寮制スクールにまつわる「素朴な疑問」5選

 

あなたは、全寮制スクールに対して
どんなイメージを持っていますか?

 

まずは、私が「よく友達に質問されること5つ」を、わたしの体験談をベースに話していきたいと思います!

 

Let’s get started!

 

※これからお話する内容はすべて、私が通っていた
「Alexanders International School」についてです。

 

「費用」はどれくらい?

 

「全寮制スクール」は高いイメージあるけど
実際のところどうなんだろう?

 

留学することを考えているなら、できれば
お金のことは先に知っておきたいですよね。

 

 

と、気になるとおもうので先に言いますが
私の学校はすばり、1週間£430でした!

 

ポンドじゃよく分からないと思うので
これを日本円に換算してみます。

1週間 58,000円
1ヶ月 232,000円
1年間 2,800,000円

(2020年6月現在 £=¥135)

 

と、1年間留学したとしたら、
その金額は約280万円
にもなります。

 

うーん、裕福な家庭じゃないかぎり
そうかんたんに払える額ではないですよね。

 

 

あとから聞いた話ですが、私が突然「留学したい」と言い出したのもあり、父は趣味だったジェットスキーを売って留学費を工面してくれました。

 

留学は「お金を出してくれる人の大きな努力」があって叶うことなんですよね。

 

 

ただ、この費用にはけっこう
色々なものが含まれています!

  • 学費
  • 宿泊費
  • 食費(3食)
  • ランドリー代
  • アクティビティ代(毎日)
  • おでかけ代(週1)

 

 

逆に含まれていないものは、この5つです。

  • 学生ビザ代
  • 航空券代
  • 留学保険代
  • おこづかい代
  • 制服代
  • スクール登録代

 

 

つまりこれは、現地に着いてしまえばあとは
「おでかけ時のおこづかい」だけなんです。

 

レートで多少の変動はあるものの「現地でかかる費用」が明確なので計画が立てやすい。

 

これは、ボーディングスクールを選んだ時の、メリットのひとつですね!

 

「男女」で別の寮に住むの?

 

次は、気になる「男女で寮が別なのか否か」
を語っていきます。

 

この問題、とくに年頃の女子にとっては
おおきな問題ですよね。

 

 

ずばり、わたしの学校では
完全に男女別の寮でした!

 

さらに男子寮と女子寮は100mほど離れてて
きびしいルールもありました。

 

それは
「男子は決して女子寮に入ってはいけない」
というルールです。

 

一方で、ルールがあったかは分かりませんが
女子が男子寮のリビングに行ってもOKでした。

 

なんだか不公平な話ですね(笑)

 

 

そういえば私の友達は、夜中に窓から「彼女の部屋」に入ったことがあるそうです(笑)

 

誰にでもやんちゃな時期はありますが、彼のように行き過ぎないよう注意しましょうね!

 

「洗濯」は自分でやるの?

 

もしあなたが高校生なら、
洗濯したことがない人もおおいはず。

 

お母さんを現地に連れてくるわけにいかないし「洗濯ってどうするんだろう」って疑問に思いますよね。

 

 

この学校では、だれかが週2で洗濯してくれていました

 

 

洗濯の日は、朝食後、授業に向かう前に、衣類を袋に入れて自分の部屋のドアの前に置き、

 

授業を終えて寮にもどると、部屋に届いている、というシステムでした。

 

 

また、ベッドシーツは、おなじシステムで、
週1で洗濯してくれていました!

 

ただ、シーツをベッドから剥がすのも、シーツをつけるのも、自分でやらなくてはいけなかったので、ちょっと面倒でした(笑)

 

「制服」ってあるの?

 

制服ってかわいい?かっこいい?
てかそもそもイギリスって制服ってあるの?

 

と、当時まだ高校生だったので
帰国後よく友達から聞かれました。

 

 

ずばり、わたしが通っていたスクールには
一応「おそろいの服」はありました。

 

だけど、超カジュアルで(笑)

 

学校のシンボルの入った、シンプルな
紺色のトレーナー
でした!

 

一方で、そのあとに通った「スクール」は日本のものと似た「きちっとした制服」だったので、制服は学校によりけりのようです。

 

「寮」「学校」「食堂」の距離は?

 

これは朝食へ行くときに撮った1枚です。

 

さすがイギリス、天気がわるいですね(笑)

 

とくに朝は霧もつよく、「ここは山の上なのか?」と錯覚することもしばしば(笑)

 

 

それはさておき全寮制スクールということは、これら全てが学校の敷地内にあります。

  • 校舎
  • 食堂

 

 

そこで「学校の敷地内で全て完結するのはわかったけど、それぞれどれくらい離れてるの?」って気になりますよね。

 

 

この学校は、かなり敷地が広かったものの、「寮・校舎・食堂」はわりと近かったです!

 

 

 

地図を作ってみたので、ご紹介します。

 

それぞれ、100m間隔
いったところでしょうか。

 

だから自転車で移動するひとはおらず、
みんな歩きで移動していました!

 

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イギリスでの寮生活にまつわる「知っておくべきこと」4選

 

ここまで、寮に関する「よくある疑問」を
わたしの体験談をもとに語ってきました。

 

次に、寮に関する
「知っておくといいこと」
をご紹介します!

 

「衛生面」はもちろん日本以下

 

まずは、大半のひとが気にするであろう
「衛生面」の話をしましょう。

 

これは「世界でもっとも清潔な日本」に住む人からすると、無視できない問題ですよね。

 

しかし、そもそも日本が1番なので日本よりきれい」なんてことは、ほとんどのケースでありません。

 

 

だから決して「清潔感あふれる寮」を
期待してはいけません。

 

期待してしまうと、寮についた時
一気に不安があなたを襲います。

 

知っとくだけで、心の準備ができるので
どんなもんかお伝えしていきます。

 

 

私の寮のシャワールームは、程度でいうと
綺麗めなキャンプ場の
シャワールーム程度の清潔さ

でした!

 

部屋もトイレも、きれいめな「キャンプ場のロッジ」ぐらいの清潔さです。

 

 

そういえば、シャワールームには
おおきな虫もいっぱいいました。

 

シャワーを浴びるまえの習慣といえば
「虫と戦う」ことだったっけ(笑)

 

 

わたしも、最初はいやでいやで、
仕方がありませんでした。

 

でも、ふしぎなことに、人は生まれながらに
多少の「順応力」が備わっている
んですよね

 

だいじょうぶ、
2週間もたてば慣れます。

 

「食事」ももちろん日本以下

 

この写真は、まいにち朝・昼・晩と
みんなが足を運ぶ「食堂」の様子です。

 

ハリポタ感がすごい!
私はいつも大興奮でした!

 

ちなみに、ここは1980年代に貴族によって建てられた家なのですが、イギリスではこのような「Manor House」を校舎とする学校がおおいんです。

 

 

余談はさておき「イギリスのごはんはまずい」というのは有名な話ですよね!

 

そんな話を聞くと、やっぱりちょっと不安になりますよね。

 

結論からいうと、美味しいものもあるけど
「体に悪そうなごはん」
と思うようなものがかなり多かったです。

 

 

「ある日の3食」をみてみましょう。

 

全体的に「揚げもの」や「甘ったるいデザート」が多かったです。

 

でも、数種類のなかから自分で選べるので
「揚げもの」を避けることはできました!

 

ただ避けると「よくわからない料理」しか
残らない事態に陥ります。

 

そして、その「よくわからない料理」は
基本的にまずいんです(笑)

 

それで間違いのない「揚げもの」を選ぶようになって、太ってしまった人もいました。

 

 

全寮制の学校では、出されたものを食べるしかありません。

 

「ちょっと中華の食べ放題へ行こう」
「自分で作ろう」
とかできないんですよね。

 

残念ながら「衛生面」と同じく、
期待をしないのが賢明のようです。

 

「ルームメイト」は一生の友達

 

これは、部屋で撮った写真です。

 

彼女はドイツ人で、私のルームメイト
年下の「ケティ」です。

 

私は、ルームメイトというのは
「特別な存在」だと思っています。

 

家族ではないけど、ただの親友でもない、
普通に生きていたら巡り会うことのない
ちょっと特別な存在です。

 

 

ごはんを一緒にたべたり、勉強をしたり、髪を結びあったり、お互いの言語を教えあったり、恋愛の作戦会議をしたり。

 

当時、イギリスに来たばかりの私は英語があまり話せなかったのに、なぜか通じあえていたし、気づけば絆は深まっていました!

 

 

当然ながら、そんな特別なケティとお別れする日が来て、泣きながら「嫌だ、離れたくない」と言っていたのを覚えています。

 

それほど、ルームメイトとの思い出って
色濃くて大切な思い出です。

 

 

ホストファミリーに比べて、ルームメイトは、自分とおなじ、家族とはなれて異国の地で暮らしている「留学生」です。

 

同じ境遇にいるからこそ、楽しいことも辛いことも、だれよりも分かち合える存在です。

 

 

「私とケティの相性が、たまたま良かっただけじゃないの?」「もし相性が合わない人だったらどうするんだろう」

 

と心配になっている人もいるかと思います。

 

もちろんトラブルになるケースは、
ゼロではないと思います。

 

でも、少なくともここの寮では、
みんなルームメイトと仲が良かったです!

 

ストレスフリーで、楽しい環境だったからこそかもしれません。

 

もしそうだとしたら「楽しそうなボーディングスクール」を選ぶといいかもしれないですね!

 

 

ちなみに、ケティとはあれ以来、
一度も会えていません。

 

でも、連絡は途切れずに取り合っています。

 

震災の時には心配して、家の電話に連絡をくれました。

 

クリスマスカードも送ったりしています。

 

だから絶対に、近い未来、結婚もして子供もできた「ケティ」に会いに行きたいと思います。

 

「部屋」にあるシンク

 

ルームメイトについて熱く語ってしまいましたが、あなたは「水道がある部屋」を見たことありますか?

 

この寮では、うえの写真のように
各部屋にシンクがついていました!

 

ちょっとびっくり(笑)

 

ホームステイでも「シンクつきベッドルーム」だったので、イギリスだと普通なのかも?

ホームステイしていた時の「シンクつきベッドルーム」

 

みんなここで、手を洗ったり、歯磨きをしていて、わたしは顔も洗っていました(笑)

 

「混んでてなかなか歯磨きができない!」なんてことが起こらないので、よかったです!

 

「スタッフ」は親代わり

 

全寮制スクールには「スタッフ」という
「親代わり」のような人たちがいます。

 

この「スタッフ」は授業以外で、いつもそばにいます。

 

例えば、スタッフ進行で朝会や夕会はするし、アクティビティも、おでかけも一緒にします。

 

 

ふつう「親」は「子」が悪いことをしないか、しっかり見ていますよね。

 

それと同じように「スタッフ」はいつも目を光らせて、生徒たちが悪いことをしないか監視しています。

 

例えば、入ってはいけないところに入るなど、ルールを破ればDetention(罰)をもらいます。

 

 

ディテンションまではいきませんでしたが
私も一度、怒られたことがあります。

 

消灯の時間に、自分の部屋に戻らず、
こっそりべつの部屋にいたときです。

 

スタッフは同じ寮に住んでいて、消灯後パトロールをするのですがその時にバレてしまいました(笑)

 

 

と、こんな感じで、スタッフは、厳しい一面もあったけど、相談も聞いてくれる「親」のような存在でした。

 

イギリスの全寮制スクールで実際に起こった事件

 

と、ここまで寮について話してきましたが
残念ながら事件もありました。

 

 

ある時、日本人の男の子の「買ったばかりのパソコン」が盗まれてしまったんです。

 

寮長が「全員、部屋にもどれ!そこで待機していなさい」と言うので、異様な雰囲気のなか、一斉に移動しました。

 

そして、スタッフ3人ぐらいが私たちの部屋にも来て「荷物をすべてみせなさい」と、すべて開けて見せました。

 

でも結局、犯人はわからずそのパソコンが戻ってくることはなく・・

 

寮生活では、信用できると思っても、モノの管理を厳重にしなければなりません

 

悲しいですが、本当にこういうことが起きます。

 

日本にいるときと同じ感覚でいると被害に合うかもしれません。

 

十分に気をつけてくださいね。

 

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まとめ

 

この記事のポイント

  • 費用は年間約300万円
  • 制服ある・寮は男女別
  • 洗濯はやってくれる
  • 寮・学校・食堂の移動は歩き
  • 衛生面・食事は期待してはいけない
  • ルームメイトは最高、スタッフは怖い

 

 

寮生活のイメージはできたでしょうか?

 

寮だと、いろんな国の人と生活するので、カルチャーショックのオンパレードです(笑)

 

だけど、同じ境遇にいる「留学生」同士だから、助け合って、いろんなことを分かち合いながら、絆を深めていくことができます。

 

これを、あなたにもぜひ味わってもらいたいです。

 

 

あと、全寮制の学校って、すぐカップルが誕生することを知っていましたか?

 

その話をここでしているので、恋愛に興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!

留学中の恋愛あれこれ!イギリス留学を経験した恋愛体質の私が語ります。

2020年4月10日

 

 

このサイトの運営者である現役東大生の「勉強に関する考え方」もぜひ参考にしてみてくださいね!

万里の長城から学ぶ、勉強を10倍ラクにする2つの考え方。

2020年2月1日
 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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