海外旅行に行った際、現地での地図の利用や友人との連絡など、スマホを使う機会はとても多いです。
しかし、基本的に海外ではWi-Fiを繋いでいないと、ナビや連絡手段としてスマホを使うことができません。
使い方を知らないと、帰国した後、明細を見て高額請求に驚いてしまうこともあるでしょう。
実際に私も友人と海外旅行に行ったとき、知らない間に国際電話をしてしまったり、モバイルデータで利用してしまい、高額請求の明細が届いたことがあります。
また、日本と同じコンセントで充電できない国も多く、現地で「充電がない!」という事態に陥ったこともあります。
海外でのスマホの使い方を知らないと、現地でも帰国後でも、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあるのです!
そこで今回は、次の3つを詳しくご説明していきます!
- 海外旅行に行くときに知っておきたいスマホの設定
- 高額請求にならないスマホの使い方
- 海外でのスマホ充電方法
これから海外旅行に行く方だけではなく、海外への留学を考えている方も参考になると思うので、ぜひ読んでみてください!
■ 目次
なぜ高額請求が届いてしまうの?
スマホは日本での生活だけではなく、海外旅行時でも必需品と言えます。
しかし、日本と同じ感覚で使ってしまうと、帰国後に高額な請求が届いてしまうこともあります。
では、なぜ海外で日本と同じようにスマホを使うと、高額な請求が届いてしまうのでしょうか?
海外での通信には、「データローミング」という設定があります。
これは、契約している通信業者同士が連携することで、現地に到着するとその国の電波に自動的に切り替えるという仕組みです。
「データローミング」は日本で契約している「使い放題」などとは異なり、利用した分の料金がかかってしまいます。
ここで、「でも私のスマホは『使い放題』で契約している」と思った方もいるのではないでしょうか?
しかし、日本で私たちが契約しているプランのほとんどが、国内でしか適用されないのです。
「じゃあ、インターネットを使わなければいいのでは?」と思う方もいると思います。
しかし、インターネットに接続しなくても、自分の気づかないところで、アプリやOSの自動アップデートなどで通信が発生してしまう場合もあるので注意が必要です。
通信を「Wi-Fi限定」にしよう!
海外では、インターネットの接続が高額請求の思わぬ落とし穴になる場合が多いです。
そこで私がおすすめしたいのが、通信を「Wi-Fi限定」に設定することです!
「データローミング」がオンになっていると、携帯電話会社の通信料が発生してしまう場合があります。
ですから、海外でWi-Fiを利用する際には、「データローミング」をオフにしましょう!
この方法なら、勝手にインターネットに接続することはなく、Wi-Fi接続時のみ、インターネットが使えます。
また、「データローミング」をオフにしておくのと同時に、「アプリの自動更新」もオフにしておくのがおすすめです!
「アプリの自動更新」をオンにしておくと、知らない間に大量のデータをやり取りしてしまう可能性があります。
アプリの更新は出国前、または帰国後に行い、海外では行わないようにすると、余分な通信をせずに済みます。
海外旅行では、持ち運びのしやすいポケットWi-Fiがおすすめです。
今は旅行会社や空港で契約もできるので、ぜひ調べてみてください!
カメラや時計機能だけ使いたい場合は「機内モード」
「海外ではカメラと時計機能としてだけ、スマホを使いたい」という方もいるでしょう。
そんな方は、終始「機内モード」に設定しておくのがおすすめです!
海外旅行中にずっと「機内モード」にしておけば、通話料もデータ通信料金も一切発生しません!
「でも『機内モード』に設定していると、本当に困ったときに、インターネットに繋げない」と不安に思いませんか?
実は、「機内モード」に設定していても、Wi-Fiをオンにすれば、インターネットに接続できます!
Wi-Fiが使えるカフェやホテル、ポケットWi-Fiなどには接続できるので、安心してくださいね。
「通話だけ」は「データローミング」をオフに
「友人とはぐれたときのために、海外では通話だけしたい」という方は、「データローミング」設定をオフにしましょう!
この方法はiPhoneとAndroidでやり方が違うので、それぞれご紹介していきます。
まず、iPhoneの場合の設定方法を解説します。
①「モバイルデータ通信」と「4G」をオフ
②「設定」の画面にいく
③「モバイル通信」→「通信のオプション」画面へ
④「4Gをオンにする」をオフ
⑤「データローミング」をオフ
次に、Androidの方の場合も見ていきます。
①最初に「設定」の画面へ
②「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」の画面
③「ローミング設定」→「データローミング」をオフ
この設定を出国前に行っておくと安心です!
海外でも日本と同じように使いたい場合は?
「何かあったときのために、海外でも日本と同じようにスマホを使いたい」と思う方も多くいるかと思います。
そんな方は、「海外パケット定額サービス」へのお申し込みがおすすめです!
各キャリアがサービスとして、「海外パケット定額」を用意しています。
NTTドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのユーザーの場合、国際ローミングを使うことで、海外でも音声通話はもちろん、メールやLINEなどのネット接続が必要なサービスを日本と同じように利用できます。
またこの3大キャリアは、「海外パケット定額」利用者のためのアプリを用意しています。
このアプリを使うことで、提携現地キャリアと接続することができるので、事前にダウンロードしておくと便利です。
たとえば、auの場合、『世界データ定額』というプランがあり、24時間毎490円~の利用料の定額で(2020年2月1日現在)、日本のデータ量をそのまま海外で使うことができます。
『世界データ定額』の利用方法はとても簡単です。
出国前にアプリをダウンロードして初期設定をして事前に予約しておけば、旅行先では何もすることはありません。
予約時間になると自動でデータ通信が使えます。
予約をしていない場合でも、旅行先に到着後に利用開始のボタンを押すだけなので、とても簡単です。
それぞれのキャリアで利用方法や料金は違いますので、ご自身の使用しているキャリアのサービスをぜひ調べてみてください!
海外でのスマホ充電はどうするべき?
海外でスマホを充電する際に、「『変圧器』を買わなければいけない」と思う方も多いようです。
しかし、海外でのスマホ充電に「変圧器」は不要です!
最近のスマホの充電器は100V-240V対応が増えているので、「変圧器」不要で世界中どこでも利用できることが多くなっています。
ですから、旅行先がどこであれ、変圧器は不要なのです。
しかし、国や地域によってプラグが異なるので要注意です。
旅行先のプラグが日本と異なる場合は、旅行先のプラグの形状にあわせて「変換アダプター」を用意しましょう!
「変換アダプター」は携帯ショップやネットで簡単に手に入るので、旅行前に手に入れておくと、現地での充電トラブルを回避できます!
まとめ
今回は、海外旅行で高額設定にならないスマホの設定と、充電の仕方についてご説明しました。
最後に簡単におさらいしていきます。
- 通信をWi-Fi限定に設定する
- カメラや時計機能だけ使いたい場合は「機内モード」
- 「通話だけしたい」場合は「データローミング」をオフに
- 日本と同じように使いたい場合は、「海外パケット定額」を利用する
- 充電に「変圧器」は不要!「変換アダプター」を利用しよう
今回の内容を押さえておけば、海外旅行後に高額請求に悩むこともないでしょう!
また、「海外旅行に行く前に、少しでも単語を覚えたい!」と思う方もいるでしょう。
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。