新しい言語を学ぶと新しい人格が手に入り、コミュ力が上がる

どうも、English Lounge管理人のジャックです。

 

今日は、

「新しい言語を学ぶと、新しい人格も手に入る」

ことについてお話しして行こうかなと。

 

よく聞く話として、

「日本語で話してる時と英語で話してる時の感覚が違う!」

というのがあります。

 

 

日本語だとめちゃくちゃ無口で謙虚なのに、
英語になると、突然明るくなって社交的になる、

という人も少なくないです。

 

 

事実、僕自身も人格の変化を感じています。

 

日本語でしゃべるときは、
けっこう落ち着いて冷静にしゃべることが多いんですが、

海外などで英語を話す時は、
日本語でしゃべっているときよりだいぶ
「ノリと明るさ」でしゃべってます。

 

表情も、相手から見たらだいぶ違ってると思います。

(英語の方がいつもニコニコしてると思う。)

 

 

人格が変化するのは僕だけの体験ではありません。

 

 

さまざまな研究によって、

「言語がかわると人格も変わる」

ことが明らかになってきています。

 

そして、人格を複数経験することがなにを意味するかというと、

「共感能力が上がって、コミュ力になれる」

「友達が増える」

という効果もあるんです。

 

 

英語を学ぶことによって得られるメリットは、
なにも直接的なものだけではない。

 

「就職、転職が有利になる」
「年収が平均200万円以上はあがる」
「海外旅行を最大限、のびのび楽しめる」

以外のメリットもあって、その一つが

「新しい人格」

なのです。

 

 

では、具体的に見ていきましょう。

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

新しい言語を学ぶと新しい人格が手に入る研究

 

 

まずは、具体的な例をみていきましょうかね。

 

 

言語が僕たちに与える影響をしらべてる人はいっぱいいて、
なんと一つの学問にもなってます。

 

その学問を、

「社会言語学」

といいます。

 

一言でまとめると、

「言語って僕たちのコミュニケーションにどう影響を与えてるのかを探る」

ということ。

 

 

社会言語学にはいろんな研究があるのですが、
そのなか一つを今回ご紹介しましょう。

 

Two Languages, Two Minds: Flexible Cognitive Processing Driven by Language of Operation

 

それが、こちらの研究

2015年に発表されたものですが、もちろん英語です。

(注:大学のWifiかVPNにつなげないと全文は見れません。)

 

そこで、僕が実際に読んでみて、内容を要約してみました。

 

以下、ジャックによる要約。

 

=== Two Languages, Two Minds~ の要約 ===

この研究は、言語が人間の行動にどう影響するのか?を調べた研究である。

そこで、英語とドイツ語のバイリンガルに対して、
「動きに関連した画像」を見せて、
話す言語によって解釈がどう変わるかを調べる。

 

実際に用いる画像を以下の通りである。

 

「建物」「ドア」「車」にむかって歩いている画像であるが、

文脈を重視すれば「建物に向かって歩いている」と答えられるが、
文脈を重視しなければ「人が歩いている」としか答えられない。

(必ずしも文脈を重視した方がいいとはかぎらない。
たとえば一番下の写真は、車を通り過ぎるだけかもしれない。)

 

 

すると、ドイツ語を話している方が、英語を話している時よりも

「文脈を考慮して判断」

することがわかった。

結果がこちら。

 

「どのくらい文脈を重視したか」を測ってみた結果だが、
左から

ドイツ語モノリンガルがドイツ語で話したとき

英語とドイツ語のバイリンガルがドイツ語で話したとき

英語とドイツ語のバイリンガルが英語で話したとき

英語モノリンガルが英語で話したとき

である。

 

同じバイリンガルでも、
「ドイツ語を話しているとき」と
「英語を話しているとき」で
大きくスコアが違うことがわかる。

 

ここから、話している言語は
話し手の思考に大きく影響を与えていることがわかる。

 

========= 要約終わり ==========

 

 

ここまででかなり要約しているのですが、
要約をさらに要約してみると、

「話してる言語が判断に影響する」

ってことです。

 

英語で話してる時は行為そのものに注目しがちだけど、
ドイツ語で話してるときは文脈を重視しがちになる。

 

たとえ同じ人だとしても、ですよ?

 

だから、この研究は、
「話す言語によって人格が変わる」
ことを証明している研究でもあるんです。

 

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新しい人格をえるメリットは?

 

新しい言語を学ぶと、新しい人格が手に入ることは理解できたと思います。

 

数々の研究で証明されているし、
実際、僕自身も感じていることだからです。

 

 

もし、あなたが英語をはなせるようになれば、
英語をはなしている自分が、
普段の自分と少し違うことがわかるようになると思います。

 

僕がいろんな日本人をみてきたイメージからすれば、
だいたいの人が

「外交的」

になりますね。

 

 

間違いなく断言していいと思います。

 

じゃあ、
「新しい人格を手に入れると何がいいのか?」
ということなのですが、ひとことで言ってしまうと

共感能力が上がります。

 

 

人に共感しやすくなるんです。

 

理屈はカンタンで、
自分自身は複数の人格を経験しているからです。

 

 

日本語しかしゃべれず、無口な人がいたとしたら、
たぶんよくしゃべる人の気持ちがわかりません。

 

(なんであいつはあんなにしゃべるんだ…?
メリットはあるのか?
そして疲れないのか?)

と。

 

もしかしたら、こうかもしれません。

(僕も、あいつみたいに明るい性格になりたい…
でも、どうせ僕にはムリだ。)

 

 

しかし、いかに無口な日本人でも、
英語をしゃべっているときは外交的になるもんです。

 

「英語で外国人と話しているときは、
なんか次々にしゃべっちゃうんだよね…!」
という人もたくさんいます。

 

 

一度英語でしゃべる人の気持ちを理解すると、
たとえ日本語にもどったときでも、
よくしゃべる人も気持ちがわかるんです。

 

(そうだよな、たくさんしゃべると逆に落ち着くし、
みんなが話を聞いてくれるのは気持ちいいよな。
わかるよ、うんうん。)

、と。

 

 

「よくしゃべるひとへの共感」
はたった一例でしかありません。

 

日本語と英語の2つの人格を経験していれば、
確実に他人への共感がしやすくなります。

 

 

すると、

「周りにしたわれる人間」

になります。

 

 

「あいつは、俺の気持ちをわかってくれるやつだ」

「あいつは俺の話を気持ちよく聞いてくれる」

と思われ、友達も増えます。

 

 

事実、僕の周りにいる英語をしゃべれる日本人は、
友達が多いです。

 

別に外国人の友達が多いと言うわけではなく、
日本人の友達も多い。

 

僕の知り合いの、アメリカの帰国子女のひとなんか、
毎日ちがうグループと遊びにいってますからね。

 

実際に僕もその知り合いとしゃべってみると、
話題が無限にでてくるし、
僕の話にもすごく共感してもらえるので
話してて気持ちいいです。

 

まぁ、どちらにせよ、
個人差はあるにしろ
第二言語を学ぶと新しい人格が手に入り、
共感能力が上がることが科学的にわかっています。

 

まとめ

 

今回の話をまとめてみると、

  • あたらしい言語を学ぶと、新しい人格が手に入る
  • 話す言語によって人格がかわるのは数々の研究で証明されている
  • 人格を複数持つと、共感能力があがり人当たりが良くなる。

 

 

もし、あなたがいま

「どうもあの人とはうちとけないなぁ」とか、
「もうちょっと明るく振る舞いたいけど恥ずかしくて出来ない」

という悩みがあるとすれば、
英語を学ぶことで一皮むけるかもしれません。

 

 

英語をまなんで、
今いるコミュニティーからとびだし、
英語を通じてあたらしい人格を手に入れる。

 

そして、違う人格を経験してから日本語に戻ると、
前よりもずっと会話がラクになるのを感じるはずです。

 

 

ぜひ、「あたらしい人格をゲットすること」
を英語を学ぶ目的の一つにくわえてみてくださいね。

 

 

それでは!

 
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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

ジャック
ジャック
English Lounge運営者。"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者8000人超え。 ジャックの無料公式LINEは1000人以上が登録。1ヶ月の勉強でTOIECの点数が800超えたり、英語が絡む仕事に転職したり、ネイティブとストレスなく話せる人が続出。

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