テストが近づいてくると、ついつい緊張や不安で、勉強が手につかなくなること、ありませんか?
今回はTOEICまで残り1週間しかないけれど、
- 就活で点数を伸ばしたい人
- 留学審査
- 忙しいけど昇進のため必要な人
こういった方向けに、するべき勉強の流れと方法をお伝えします。
実は、私は1回目のTOEICのリスニングで寝てしまうという大失態をやらかしてしまったことがあります。
あなたは、自分を追い込んで、こんな失敗をしないように、この記事でテスト前1週間の勉強の方法を知ってくださいね。
1週間あれば400点台から600点台になることも可能ですよ!
■ 目次
400点台→600点台にスコアアップするために
600点台のレベル
まずは目標の600点台はどのくらいのレベルなのか説明しましょう。
TOEICの平均スコアは社会人で600点前後、大学生で560点前後となっています。
全体では580点が平均レベルということになりますね。
そのため、600点台は日本全体の平均スコアよりも上のレベルということです。
また、600点以上であれば、履歴書に書いて有利になる最低限のスコアなので就活に使うことができます。
そして、基礎ができていれば1週間のつめこみで届くレベルですので、これからその方法を解説していきますね。
必要な勉強時間
400点台から600点台にするためには、250時間程度必要といわれていますが、あくまでも参考なので、気にする必要はあまりないですよ。
時間よりも、勉強する内容の濃さで勝負しましょうね!
それでは、さっそく具体的にどうやって勉強していけばいいか、解説しますね。
具体的な勉強方法
単語対策
語彙の対策としては、お持ちの単語帳を何周もすることがおすすめです。
TOEIC用に単語帳を持っていない、という方は、この部分は飛ばしてください。
単語対策には、ほかの方法もあるので、後ほど紹介していきます。
単語帳1周目
暗記を始める前から、もうすでに意味が分かる単語はペンなどで塗りつぶしておきましょう。
これは、暗記すべき単語がパッと見てわかりやすくなり、時短になるからです。
2日間で1周を終わらせるようにしましょう。
単語帳2~5周目
ながめるように速く単語を見て、暗記していきます。
単語帳6~10周目
暗記できた単語を塗りつぶします。
残りの単語を暗記していきましょう。
単語帳11週目以降
単語帳の6割が塗りつぶされたら残った単語を書きだしていきます。
そして、書きだした単語を暗記しましょう。
この方法は、かなりハードですが絶対に語彙が増えるので、根気よくがんばってくださいね。
また、暗記は長時間ずっと続けていると、退屈ですし集中力も落ちてしまうので、ほかの作業の合間やスキマ時間にこまめに行うといいですよ。
次はリーディングの勉強方法を見ていきましょう。
リーディング
パート5
このパートは、10分~13分で解く練習をします。
解いている途中で、答えを見ずに解けない問題、自信がない問題に当たったら、印をつけておきましょう。
まちがえた問題の解答は覚えるくらいに読みこんで、しっかり理解しておきましょう。
次の日、印をつけた問題を再度解いておさらいします。
これで、あなたの弱点をしっかり復習し、強化しておくことができますよ。
パート6,7
パート6,7は必ず時間を測って70~80分で解くようにしましょう。
ここでも、あやふやな問題やまちがえた問題は解答をよく読むようにしてくださいね。
解答を読んでから、もう一度解いてみると解答で覚えたいことが身につきますよ。
そして次の日、もう一回通して解きましょう。
知らなかった表現と単語は書きだして暗記すると、長文によく出てくる単語の対策になります。
先ほどお伝えした、単語帳を塗っていく方法がハードすぎてきついという方は、こちらの方法を優先しましょう。
実際のTOEICで出てくる可能性が、より高いからです。
リスニング
リスニングは、とにかくきく時間を確保することが必要になってきます。
そこで、通学・通勤時間やお昼休みなどのあき時間にきくのがおすすめです。
リスニングの音源をスマホに入れておけば、外出中もきくことができるので便利ですよ。
リスニングの問題は、1周解いて答えをよく読んだら、
- パート2以降をシャドーイング
- パート2以降をディクテーション
- シャドーイングとディクテーションをくりかえす
このステップでスクリプトの英文を頭にたたきこんでいきましょう。
特にディクテーションは、どのくらいはっきり聞き取れたかが確認しやすいので、リスニング力がどのくらいか、把握できますよ。
リスニングは、自分で時間配分を決められないので、模試でスピード感をつかんでおくと本番、あまり焦らずにすむでしょう。
テスト直前!2日前にするべきこと
最後にラストスパートの直前の2日間にすることを解説していきます。
テスト直前2日間の対策はこちらの記事にもくわしく書いてあります。
2日前には、模試で試験と同じように解く練習をすることに時間をつかいましょう。
試験時間をフルに使って、時間を有効活用できるように、時計を見ながら解いていきます。
時間を意識しながら解くと、緊張感が出ます。
そして本番は、さらに緊張してしまうと思うので、緊張感をもって解くことに慣れておくことが大切です。
また、時間配分を事前に決めておいて、その時間配分を体に覚えさせるようにしましょう。
本番は、あせってしまって、点をとれるパートに時間をかけなかったり、逆に時間をかけても解けない問題でとまってしまったりすると、非常にもったいないですよね。
↓の記事で時間配分について解説しておいたので、参考にしてくださいね。
本番どおり解くということは、時間だけでなく解答のしかたも同じにするということです。
つまり、マークシートで解きましょう。
意外な盲点なのですが、マークシートで回答するとその分、塗りつぶしにも時間がかかり、回答用紙と問題用紙をいったりきたりするので、手間がかかります。
本番で、練習よりペースダウンしないためにも、面倒くさがらず、マークシートで解くことをおすすめします。
こちらの記事で、マークシートのコツを確認してみてくださいね。
まとめ
語彙対策(単語帳を持っている場合)
- 1周目…知っている単語は塗りつぶす
- 2~5周目…ながめるように速く
- 6~10周目…覚えた単語を塗りつぶす
- 11週目以降…6割塗りつぶせたら、残った単語を書きだす
リーディング
パート5
- 10分~13分で解く
- 翌日、解けなかった問題を再度解く
パート6,7
- 時間を測って70~80分で解く
- 解答をよく読む
- 翌日、もう一度通して解く
単語対策…知らなかった単語や表現は書きだして暗記
リスニング
- スマホに音源を入れて外でもきく
- パート2以降をシャドーイング+ディクテーション
テスト2日前にすべきこと
- 試験時間の使いかたに慣れる
- 時間配分を覚える
- マークシートを使う
今回は、TOEICまであと1週間のときの勉強方法を見てきました。
時間が限られていると、人間、集中力が高くなるものです。
緊張やプレッシャーに負けないように、
今回お話しした内容を活用して、勉強がんばってくださいね。
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この記事を書いた人
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