あなたは、効率よく高校英語を勉強できていますか?
せっかくたくさん問題を解いたり、単語帳とにらめっこしたりしても、効果がなければ悲しいですよね。
今回は、高校生が効率よく英語を勉強するコツと知っておくべきことをお伝えします。
ちなみに、私は高校生の時、単語を覚えようと必死になったのに、まったく身につかなかった経験があります。
あなたは、同じ失敗をしないように、暗記のコツについてもお伝えするので、最後まで読んでいってくださいね。
まずは、高校英語を勉強するうえで、優先すべきことをお話しします。
■ 目次
高校英語で優先すべきこと
高校生なら、受験のための英語が中心になってきますね。
受験英語では、主にリーディングとライティングの能力が求められます。
理由は筆記試験の配点が高いからです。
リーディングやライティングの能力をあげるために必要なことは何でしょうか?
それは、単語と文法をしっかり学習することです。
英文は、単語と文法でできています。
そのため、単語と文法がしっかりできていれば、自然と英文を理解することができるようになります。
いきなり、長文を読む練習や英作文をしようとすると、遠回りになってしまいます。
まずは、単語と文法でしっかりと基礎をかためて、長文などに進んでいきましょう。
続いては具体的な勉強の順番について解説していきます。
具体的な勉強の順番
高校英語を勉強するには
- 中学レベルの文法と単語
- 高校基礎レベルの単語と熟語
- 高校レベルの文法
- 精読
- 長文読解
の順でやっていきます。
中学レベルのおさらいをするのは、意外に思われたかもしれませんね。
英語の勉強は中学の内容から、高校までずっとつながっています。
特に中学の内容は英語で一番おさえておかないといけない基礎なので、しっかり身についているか確認したほうがいいのです。
それでは、勉強の方法を1ステップずつ解説していきます。
ステップ①
中学レベルの文法と単語
まず中学レベルの文法と単語のおさらいです。
この段階では、
参考書を読む
↓
問題を解く
↓
参考書を読む
↓
問題を解く
と参考書と問題集を使ってくり返し勉強しましょう。
中学レベルの文法や単語は、高校英語を勉強するためにいちばん重要な、基礎の部分です。
基礎の部分を適当にしてしまうと、あとでミスを多発することになってしまうので、完ぺきに覚えるようにしましょう。
解答と解説なしで正解できたら、問題に✔をつけます。
✔が3個つくまで、問題集を何周もしましょう。
もうすでに3個✔がついている問題はとばして大丈夫です。
ステップ②
高校基礎レベルの単語と熟語
次は高校基礎レベルの単語と熟語の勉強です。
単語と熟語は暗記する勉強です。
暗記は一度に長時間よりも、短く何回もすると頭に入りやすいです。
高校基礎レベルの単語は毎日、100~200単語に目を通すようにしましょう。
そして、なるべく1日に何回もくり返し見るようにすると効果的です。
例えば、休み時間や通学時間で電車に乗っているとき、などのスキマ時間に単語帳をひらく習慣をつけましょう。
そうすれば、やる気を無理に出そうとしなくても、暗記を続けることができますよ。
熟語は、単語よりも数が少ないので、2日に1回で大丈夫です。
そして、1日ながめていても、覚えられなかった単語は✔をつけて、次の日も復習しましょう。
ステップ③
高校レベルの文法
高校レベルの文法を勉強する段階になりました。
基本的には、中学レベルのときと同じように勉強します。
参考書→問題集
の順番で、やっていきましょう。
高校レベルでは、✔は1つで大丈夫です。
高校英語では、文法ももちろん大事です。
でも、中学レベルのおさらいが終わっているので、英文法の基礎はできています。
そのため、高校英語では、長文を読む能力をのばすように意識しましょう。
長文を読むには、すばやく正確に英文の意味がわかる必要があります。
でも、あせっていきなり長文を読もうとしてはいけません。
まずは精読の練習をしましょう。
ステップ④
精読
精読とは、英文をひとつずつ丁寧に読んでいくことです。
長文を読んで意味が分からない部分をしっかり解明していきます。
例えば
He was so happy that he couldn’t keep it as a secret.
という文で
文の構造が分からないとします。
文の構造はいきなり調べようとしても、なかなか見つからないと思います。
そういうときは、前後の文を読んでみましょう。
普通、文は前後の文と意味がつながっています。
そのため、前後の文が分かれば、なんとなく意味を予想することができるでしょう。
予想した意味に近い文法を調べれば、文の構造がわかるはずです。
He was so happy that he couldn’t keep it as a secret.
この文の意味が分からない方は、一度調べてみましょう。
やり方を聞いただけでは、身につかないのでぜひやってみてくださいね!
高校英語の勉強のコツ
最後に、高校生が英語を勉強するうえで役立つコツをお伝えします。
コツといっても、楽に簡単に英語が上達するようなことではないですよ。
英語は、語学なので知識をためていくことで、力がついてきます。
そのため、どれだけ継続して毎日勉強できるか、がとても大切です。
毎日、勉強を続けるには
計画をたてる
時間を決める
この2つをすれば大丈夫です。
それでは、1つずつ方法を説明しますね。
計画の立て方
英語の学習は勉強をなるべく継続することが大事です。
そのためにも、勉強の計画を立てることは必要不可欠です。
計画を立てるときには現実的で具体的な目標をつくりましょう。
もし、1日目にやる気があって30ページ問題集を進められるとしても、毎日続けられそうになかったら、もっと少ない量を1日の目標にしましょう。
そして、絶対にページ数単位で目標をたてましょう。
内容ごとの目標では、あいまいすぎて目標を達成できた感覚がでてこないでしょう。
そうすると、モチベーションを保つのが大変になってしまいます。
時間を決める
ほとんどの高校生は、1日の勉強時間については考えていると思います。
しかし、「何時から何時まで」と時刻をきっちり決めてとりくんでいますか?
実は、意外とスケジュールを決めて勉強するのは、効果が高いのです。
はじめは、スケジュールを立てるのは面倒に思えるかもしれません。
でも、毎日つづけるとなんとなく時間の感覚がつかめてきて、慣れてくるのでがんばってみてくださいね。
英語を勉強するうえで大切な考え方は、こちらの記事も参考になります。
まとめ
- 高校英語ではリーディングとライティング重視
- 基礎的な文法と単語を覚えてしまえば、リーディング・ライティング能力がついてくる
- ステップ①中学の文法と単語
- ステップ②高校基礎の単語と熟語暗記
- ステップ③高校の文法→精読→長文読解
- 勉強の習慣をつくるには現実的な計画と時間を決めること
今回は高校生が英語を勉強していくうえで大切な、優先順位や勉強のコツについてお伝えしてきました。
私の周りには、今まで基礎をしっかりせずに、高校英語で苦戦していた友人がたくさんいました。
その時から、せっかく勉強時間をかけているのに、結局すぐに忘れてしまう勉強は、とてももったいないなと感じています。
ぜひあなたも今日から自分は基礎がしっかりできているか、再確認しながら勉強を進めてくださいね。
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この記事を書いた人
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