TOEICの点数を上げたい!
けど…どのくらいの時間がかかるの?
そんな疑問にざっくりと答えるとすれば、
最低2ヶ月でしょう。
ただし、これは、
TOEICの点数を多少なりとも上げるのに必要な時間。
- 現状のレベル
- 目標スコア
- 学習に費やせる時間
このような要因によっても、
必要な時間は大きく変動するんです!
ということで、今日は
- 必要な勉強時間~目標スコア別~
- 目標スコアを叶える勉強計画のコツ
これをお届けしていきたいと思います。
TOEICの点数を上げたいあなた、必見です!
■ 目次
TOEIC点数を上げるのに必要な時間は?
ではさっそく、必要な勉強時間をスコア別に見ていきましょう。
その際に参考になるのが、こちら。
(参考:A Teacher’s Guide to TOEIC)
オックスフォード大学出版が作成したこのグラフ。
目標スコア達成に要する学習時間が、グラフ化されているんです!
このグラフから言えることは
- 目標スコアが高くなるほど、多くの勉強時間が必要
- 目標スコアが高いほど、スコアUPが難解
たとえば、
200点UPさせるのに必要な時間を見てみましょう。
- 250 ⇒ 450に必要な学習時間は、425時間。
- 450 ⇒ 650に必要な学習時間は、450時間。
- 650 ⇒ 850に必要な学習時間は、500時間。
このように、
200点UPに要する勉強時間は、スコアによって異なるんですね。
たとえば、
450 ⇒ 650にするのに必要な時間は、450時間。
1日3時間学習するとしましょう。
そうなると、450÷3=150。
つまり、
目標スコア達成に150日かかるっていう計算ですね。
150日…5ヶ月ですね。
「長すぎる…!」と思う方もいるでしょう。
ですが、200点UPはそう簡単ではありません。
最低5ヶ月、くらいの感覚で良いと思います。
この現実を踏まえれば、最初にお話した
「多少なりともスコアを上げるのに、最低2ヶ月」
という意味もお分かり頂けるのではないでしょうか?
とはいえ、このグラフは、あくまでも目安。
- 日々の勉強時間
- 勉強の質
上記のような要因によって、
縮まることも、延びることもありえます。
TOEICの厳しさを認識できたら、あとはあなた次第ですよ!
勉強計画を立てる前にすべきこと
さあ、おおよそ必要な学習時間が見えてきましたね。
次にやるべきことは、学習計画を立てること。
とはいえ、適当な計画では、成果がなかなか出ません。
計画を立てるには、コツがあるんです!
では、さっそくそのコツをお教えしましょう!
と言いたいところですが…。
計画を立てる前にやるべきことが、2つあります。
それは
- 現状(スコア)把握
- 決戦日(受験日)決め
では、1つずつ見ていきましょう。
自分の現状を把握する
受験経験者は、最新スコアを確認しましょう。
「最新スコア=あなたの現状の実力」と考えます。
受験未経験者は、
まずは自身のおおよそのスコアを測りましょう。
スコアを測る方法は、主に2つ。
- 予想問題集で予想スコアを出す
- スマホで予想スコアを出す
予想問題集を使う場合は、
新形式対応のテキストを使いましょう。
オススメは「TOEIC L&R テスト 至高の模試600問」。
(Amazon)
5点刻みで予想スコアを算出できるこのテキスト。
より正確に、現状の力を把握することができますよ。
「書店に行く暇なんてない!」という方にオススメなのは、
スマホで予想スコアを算出する方法。
実は、
予想スコアを算出するサイト・アプリがたくさんあるんです!
しかも、無料!
試験時間は、なんと最短約5分から!
興味のある方は、こちらをどうぞ。
さあ、スコアを確認できたら、現状把握は完了です。
受験日を決めて申し込む
続いては、決戦日を決めて、申し込む!
ポイントは、
2~3か月後の受験日を選ぶこと。
さっきのグラフでは、スコア達成に6ヶ月かかるんだけど…?
そんな方も、その過程で受験してみましょう!
最終的な目標スコアまで届かないかも知れません。
ですが、少しでもスコアが上がっていたら、嬉しいですよね!
これは、学習のモチベーションUPにも効果的なんです。
ちなみに、
受験申込できるのは、最短でも2か月弱先のテスト。
したがって、
最短のTOEIC、もしくは、その次のTOEICが良いでしょう。
そうすれば、ちょうど2~3か月の学習期間を確保できます。
そして日程を決めたら、申し込んでしまいましょう!
決意が揺らいでしまう前に^^;
目標スコア達成への勉強計画のコツ
やっと準備が整ったところで、計画を立てていきましょう。
ポイントは、3つです。
- 2種類のスケジュールを立てる
- 苦手分野中心の学習計画を立てる
- 試験前には演習を多く取り入れる
では、1つずつ見てみましょう。
2種類のスケジュールを立てる
2種類のスケジュールとは
- 1日単位での計画
(例:2/2~7 リスニングPart3,4) - 1日の中での計画
(例:18:00~19:00 語彙演習+暗記)
このような2種類の計画を作りましょう。
ここでのポイントは、
過密スケジュールにしないこと!
予定通りにできない日もあります。
ですから、詰めすぎないことが大切です。
もしくは、
ズレること前提に、調整日を設定する。
これも、とっても有効ですよ!
無理のない計画が、継続のコツです。
とはいえ、いざ計画を立ててみると…
「勉強時間をなかなか確保できない…。」
って気づくことって、ありますよね。
そんなときに有効なのは、隙間時間の活用。
1日の中で、意外と見つかる隙間時間。
このちょっとした時間も、勉強に使うことができます。
- 英語学習アプリで語彙学習
- スマホで英語ニュースを聞いてリスニング
などなど。
ちょっとした時間でも、できることはたくさんあります。
まとまった学習時間を確保しづらいときは、
隙間時間の活用計画も立ててみるのも良いですね。
ちなみに、
隙間時間学習でオススメなのは、YouTube!
勉強計画は苦手分野中心に
さあ、大まかな計画ができてきましたね。
あとは、学習内容を埋めるのみ!
リスニングテストとリーディングテストを
バランスよく取り入れていきましょう。
ただしその際、
苦手な分野の学習に重点を置くこと。
そのためには、
どの分野が苦手なのかを知ること
が不可欠。
最後に解いたテストから、
得点率の低い分野を洗い出しましょう。
その分野に重きを置いた計画にしていきましょう。
とにもかくにも、己の弱点を知る。
これが、スタートです!
試験前は演習中心に組む
さあ最後は、演習あるのみです!
演習のメリットは
- 学習の成果を確認できる
- 時間配分の感覚をつかむことができる
特に、TOEICテストは、時間配分が命!
時間配分の感覚は、
演習を積まないと身につかないんです!
ですから、
本番前1~2週間は、演習を多く取り入れましょう。
ただしその際、注意すべき点は、
復習時間も計画に組み込むこと。
「演習」と「復習」は必ずセット!
要は、解きっぱなしにしないってことですね。
演習と復習を重ねていけば、スコアUPは必至。
必ずセットで行いましょう。
これで、効果的な計画の完成です。
あとは、実行あるのみですね!
まとめ
TOEICスコアUPには、最低2ヶ月の学習時間が必要。
ただし、
- 目標スコアが高い
- 現状スコアが高い
このような場合は、より長い時間を要する。
効果的な計画を立てて、対策することが不可欠。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
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TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。