最近日本の方でも、「英語は日常会話なら完璧!」という方が増えているそうです。
そのため、働く場所としてアメリカなどの海外を選ぶ方も非常に増えています。
しかし、日常会話が完璧な方でも、インタビューを英語でしなければならない場面では、いくつか注意しなければなりません。
日常会話ではよく使うフレーズや言い回しでも、インタビューの場面では適切ではないものがあります。
相手に気持ちよく話してもらうためには、ちょっとしたコツが必要となってきます。
そこで今回は、インタビューを英語でするときによく使う例文とフレーズをご紹介します!
将来海外でメディアの仕事をしたい方や留学を考えている方はきっと役に立つはずです!
ぜひ読んでみてくださいね!
■ 目次
最初の挨拶で心をつかむ
便利な日本語の一つに「よろしくお願いします」という表現があります。
どのような場面でも使うことができる万能のフレーズですよね。
しかし、英語には「よろしくお願いします」という表現はありません。
「よろしくお願いします」は日本語特有の言い回しなのです。
ですが、置かれている状況に応じたフレーズで「今日はよろしくお願いします」という気持ちを表せるものがあります。
- Nice to meet you! (よろしくお願いします!)
- It is pleasure to meet you. (お会いできて光栄です。)
- It is a great pleasure to meet you, Mr.. (さんにお会いできて、光栄です。)
このようなフレーズでインタビューを始めると、「よろしくお願いします」の気持ちを込めることができます。
また、名前を最後に付けることによって、「他でもないあなた」を強調することができます。
ここで一つ例文を見てみましょう。
It is a great pleasure to meet you, Mr.Tanaka.
(田中さんにお会いできて光栄です。)
名前で呼ばれたほうが、「It is a great pleasure to meet you.(お会いできて光栄です。)」と言われるよりも、嬉しい気持ちになりますよね?
ですから、インタビューを始める際には、名前付きで相手に呼びかけることをおすすめします。
インタビュー中は相手を気遣う表現を
あなたが友人に話しているとき、もし友人が無反応だったら「話を聞いているのかな?」と不安になりますよね?
それはインタビューでも同じです。
インタビューをするうえで、相づちはとても重要な役割を担っています。
相づちを打って共感を表せば、相手がもっと気持ちよく話してくれます。
ほかにも、相づちを打ったことで、もっと具体的な話や意外な話を引き出すこともできるのです。
では、よく使う相づちをご紹介していきます。
- That makes sense. (なるほど)
- That’s true. (確かに)
- Really?/No way! (本当ですか?信じられない!)
- It’s good to know/I didn’t know that. (それは知りませんでした)
- I completely agree with you .(激しく同意します)
これらのフレーズを使って相手の話を聞くと、表面的ではなく、「本当にあなたの話を聞いている」という気持ちを伝えることができます。
また、「Exactly.」も同意の相づちとして使われますが、お互いに前から知っていた事実に対して同意するフレーズです。
- Exactly:そうそう!そうなんだよね!
インタビューは「それは知らなかった!」という話を聞きだす作業ですから、「Exactly.」よりも「That makes sense.」のほうがよいでしょう。
また、次のようなフレーズもありますが、インタビューでは使うのをさけたほうがよいでしょう。
- Are you kidding/ joking?:ふざけてる?冗談でしょ?
- Are you out of your mind?:斜め上に行っちゃった?
これらのフレーズはインタビューではくだけすぎた失礼な表現にあたります。
いくらインタビューする相手が年下や知り合いであっても、避けたほうがよいでしょう。
「you know」の多用に要注意
インタビューでは多くの場合が目上の方や企業の偉い方などが対象となる場合が多いです。
もちろん、失礼のないよう、細心の注意を払って臨みますが、日常会話で多用するフレーズで相手をイラっとさせてしまうことがあります。
その代表例が「you know(知ってると思うけど)」です。
「you know」には、 文頭の「you know」文中の「you know」最後の「you know」があります。
「you know」は、置かれる位置によって、意味やニュアンスが異なります。
それぞれの意味は次の通りです。
- 文頭の「you know」:「~じゃないですか」
→話の内容によっては失礼な言い回しになる。
- 文中の「you know」:あのー」「えっとー」
→間を持たせるための言葉なので、相手によっては煩わしく感じる方も。
- 最後の「you know」:相手が同意してくれそうなときに使うフレーズ
→相手が同意してくれそうなときに使えるため、会話を通じてインタビューしている雰囲気を持たせることができる。
しかし、「you know」の使い方に自信がない方は、あえて「you know」を使わず、避けたほうがよいでしょう。
また、「you know」の他にも、次のフレーズは失礼にあたる場合があります。
- anyway(とにかく どっちみち)
- whatever(どうでもいい)
- actually(意外と、本当に、信じられない、やっぱり)
普段何気なく使っているフレーズでも、地雷を踏んでしまう場合もありますので、気をつけて使いたいですね!
最後は感謝の気持ちを込めたフレーズで!
インタビューの終わりには感謝の気持ちを伝えます。
しかし、相手から参考になる話を聞きだしたり、時間を割いてもらっていて「Thank you」や「Thank you very much」だけでは不十分です。
では、「時間を割いてくれてありごとうございます」と言うときの例文をご紹介します。
- Thank you for taking the time to interview with us.
(インタビューの時間を設けてくださり、ありがとうございました。)
- Thank you very much for coming today.
(本日はお越しいただき、ありがとうございました。)
他にも言い回しはありますが、一番代表的なのは、上に挙げた二つです。
まずは、このようなフレーズで、相手の貴重な時間を使わせてもらったことに対してお礼を言いましょう!
経営者や起業家などは、時間に対する考えが非常にシビアで、時間を最も大切にします。
そのような方々には、まずお金では買えない「時間」を割いてくれたことに対して感謝の気持ちを伝えましょう!
そうすると、「来てよかった」「またお願いしたいな」と、気持ちよく帰ってもらうこともできます。
まとめ
今回は英語でインタビューする際に使える例文とフレーズをご紹介しました。
日常会話では頻繁に使うフレーズも、インタビューの場では不適切になるものもあるので、注意しましょう。
では、今回ご紹介した内容をおさらいしていきます!
- 最初のあいさつは「It is a great pleasure to meet you, Mr.. (さんにお会いできて、光栄です。)」と名前付きで
- 「That makes sense. (なるほど)」などの相づちを打って共感していることを表す
- 「you know(知ってると思うけど)」の多用には注意する
- 最後のあいさつは「Thank you for taking the time to interview with us. (インタビューの時間を設けてくださり、ありがとうございました。)」と時間に対する感謝も述べる
今回ご紹介した以外にも、インタビューで使えるフレーズはたくさんありますので、気になった方はぜひ調べてみてください!
また、英語でのインタビューの場で、発音に不安がある方も多いと思います。
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