このサイトを参考にして、日々英語を勉強している。
そんなあなたなら、一度は考えたことがあるでしょう。
「転職して、海外勤務してみたい。」と。
グローバル化に伴い、海外で活躍する人材は増える一方です。
あなたも、せっかく英語を学んでいるからには、
英語という武器をもって、世界に飛び出してみたいと思いませんか?
ですが、海外勤務にあこがれる一方、
「海外勤務でどういうメリットがあるのかな?」
「実際の海外勤務ってどういうステップを踏めばいいの?」
「海外勤務で心得ておくべきことって?」
などなど。
色んなクエスチョンが頭の中を堂々巡りしちゃいますよね。
かくいう私も、若かりし頃、海外に住んで働くことを夢見ていた人間です。
今、実際その夢を実現して、アメリカで働いています。
実際アメリカで働いていると、
想像していた海外勤務とは全く違う状況が起こったりと、
毎日が新しい発見の連続です!
「海外勤務は大変だけれど、その分学びが多い!」
と実感しています。
今回、そんな私が、
海外勤務で知っておくべきポイントをご紹介します!
転職⇒海外勤務を計画しているあなた、必見ですよ。
■ 目次
海外勤務するメリットって?
さっそく、海外勤務のメリットをまとめてみました。
メリットはこちら。
仕事に関するメリット
まずは、仕事に関連のあるメリットです。
スキルアップにつながりますよ!
海外のビジネスを学ぶことができる
実際、海外に住んで働く。
そうすると、グローバルなビジネスマナーが身につきます。
これは、
日本国内の企業勤めでは、なかなか構築できないスキルですよね。
海外進出している企業は、
グローバルなビジネスマナーを持った人材を探しています。
従って、これは、キャリアアップに繋がります。
その先、転職する際にも、とても有利になりますよ。
例えば、日本では
『空気を読む』ことはとても重要視されますよね。
一方、アメリカでは
多少場の雰囲気が悪くなっても、積極的に意見する方が重要。
これも、ある種のマナーなのです。
実際に海外勤務しないと、身につかないマナーですよね。
最先端の技術に触れられる
分野によっては、科学技術が、日本よりも進んでいます。
アメリカやヨーロッパなどで、多く見られますね。
私は、日本でもアメリカでも、医療、薬の業界で勤務しています。
そこで感じるのは、
「アメリカは、日本よりも進んだ技術をすぐに採用する」ということ。
例えば、医療・薬に関して言うと
- 調剤した処方薬を郵送するシステムがある
- 薬の調剤自体を機械が行う
- 日常業務がIT化している
などです。
このように、合理化を追求し、最新技術を積極的に取り入れています。
そんな最新技術に触れることができる。
これも、海外勤務のメリットかもしれません。
ライフ・ワークバランスが良くなる
海外(特にアメリカ)では、日本のように残業はしません。
就業中は、集中して業務を行う。
ですが、定時になったら、あっさり帰ります!
日本のように、
「上司が帰るまで帰れない」
「みんなまだ残ってるから帰れない」
というような暗黙のルールは存在しません。
上司や同僚が残業していようが、お構いなしで帰ります(笑)。
実際、アメリカでは、
[残業=仕事ができないから終わらない]
というイメージが強いのです。
ですから、残業のメリットがないのですね。
結果、アフターワークの活動が充実します。
「リフレッシュすれば、仕事もさらにはかどる」
と考えられているのです。
仕事と私生活のバランスが良い。
海外勤務ならではのメリットですね!
自分の成長に関するメリット
メリットは、仕事面だけではありません。
海外勤務により、あなた自身も成長することができます。
どんな成長ができるのか、ご紹介しますね。
視野が広がる
これが、最大のメリットと言ってもいいでしょう。
海外勤務では、
異なった文化や価値観を持った人と接します。
その中で、視野が広がります。
本当に大事なことがわかったり、価値観も変化します。
現に、アメリカの職場には
・人種や宗教、習慣が違う同僚
・移民や難民の同僚
が、たくさんいます。
日本では想像出来ないような辛い境遇の人もいます。
自分がいかに恵まれているのか、考えさせられました。
このような経験で、視野が広がったとことを実感できます。
柔軟性が身につく
海外勤務では、自分と違う価値観を持った人と、常に接します。
そのため、
意見が合わなくても、柔軟な対応をとれるようになります。
さらに、多少のことでは動じない、度胸もつきますよ!
人生の選択肢が広がる
海外勤務で、実際に海外生活をすると、
将来、日本以外で生活するという選択肢も持てるようになります。
私がいる、アメリカのカリフォルニア州。
ここの人種、民族の多様性を、私は気に入っています。
文化の違う人々と住んでいるので、毎日が新しい発見の連続!
今後も、多様性を重視して、住む場所を決めたいと思っています。
日本にいたときは考えもしなかった「多様性」。
実際に海外生活して、価値観が変わった証ですね。
その結果、人生の選択肢も広がったと感じます。
このように、海外勤務のメリットは、本当にたくさん。
そんな海外勤務を実現する方法をご紹介します。
転職⇒海外勤務を実現する方法は?
メリットをみて、「海外勤務したい!」と思いましたか?
では、海外勤務を叶えるための、具体的な方法を見てみましょう。
日本企業の現地採用に応募する
まずは、
海外進出している日本企業の、現地の支社や法人への就職。
メリット
- 住みたい国や、やりたい仕事の内容などを予め選べる
- 現地の職場文化が適応される場合が多い
⇒残業が少ない、休暇が多いなど - 日本人であることが強みになる
デメリット
- 現地の物価などに合わせて給与水準が変わる
⇒場所によっては、日本勤務時よりも給与が低くなることも・・・ - 日本人しかできない業務を任されることが多い
⇒直接キャリアアップにつながらないことも・・・ - 就労ビザのスポンサー企業を探すのが大変
海外企業の現地採用に応募する
次は、海外の現地企業に直接就職する方法。
メリット
- 日本人が全くいない場合もある
⇒英語や外国語の能力が格段にUP - 住みたい国や、やりたい仕事の内容などを予め選べる
- 海外現地の職場文化が適応される場合が多い
⇒残業が少ない、休暇が多いなど
デメリット
- 日本人であるという利点を生かせない場合も
⇒現地社員と同じ結果を出せなければ解雇されることも・・・ - 医療保険が自己負担など、福利厚生がよくない場合も
- 就労ビザのスポンサー企業探しが大変
日本企業の海外駐在員になる
日本国内で日系企業に就職
↓
海外に駐在員として出向
という流れを経ての海外勤務。
メリット
- 現地採用よりも、給与が良い
⇒海外赴任手当など - 引っ越し代や居住費などを会社が負担する場合も
- 福利厚生が良い
デメリット
- 出向する国は会社が決める
- 日本の企業文化が適応される
⇒残業が多いなど
ワーキングホリデー制度を利用する
「ワーキングホリデー制度」をご存知ですか?
働きながら、長期的にその国に滞在できる制度です。
一部の国が導入しているこの制度を利用することもできます。
メリット
- 英語を使用した仕事経験が積める
デメリット
- 費用がかかる(約100~150万ほど)
- 年齢制限がある。(20代まで)
いかがですか?
ひとえに「海外勤務」といえども、応募方法は多岐にわたっているのですね!
メリット、デメリットをよく理解して、選んでいきましょう。
海外勤務に必要な語学力は?
海外勤務に必要な語学力は、
国・地域・仕事内容や職種によって異なります。
英語圏の国でのTOEICスコアの目安は、こちら。
ただし、業務内容によっても異なります。
TOEIC 800 以上
・現地で、商談、ディスカッション、ディベートなどが必要
TOEIC 600 以上
・現地の日系企業で、日本人相手の日本語中心の業務
・現地スタッフとのコミュニケーション時のみに英語使用
TOEIC スコア不要
・日系の海外現地拠点で、日本人同士の業務のみ
業務内容により、必要なスコアが大きく異なるのですね。
逆に、日本人が皆無のアメリカ企業では、
・社員との日常会話
・顧客対応
のようなあらゆる場面で、英語が必須。
しかも!
ネイティブと変わらない英語力が要求されます。
実力主義であるアメリカの企業では、結果がすべて。
英語ができないせいで、結果が出せない場合・・・
解雇されることもあるのです。
ただし、エンジニアや、資格が必要な専門職の場合。
スキルが最重要!
英語が多少できなくても、何とかなる場合もあります。
海外勤務で必要な英語のスピーキング。
そのために「まず発音から始めたい!」という方。
ぜひ、この動画を参考にしてみてください。
求人情報を探す
海外勤務の求人は、主にインターネットで探します。
そんなときに使えるサイトをご紹介しますね。
日本拠点、海外求人専門のサイト
まずは日本拠点のサイトのご紹介です。
オススメのサイトは、
・マイナビ転職グローバル(参考:https://tenshoku.mynavi.jp/global/ )
・Working Abroad(参考:https://workingabroad.daijob.com/ )
特徴
・海外支社を持つ日本企業の求人情報がメイン
・日本語で求人情報を得ることができる
⇒コンサルタントとも時差なく日本語でやり取り可能
海外拠点、現地の日本人向けの求人サイト
続いては、現地に支社を持つ転職サイト。
現地の地元企業の求人を紹介してくれますよ。
特に、すでに海外にいる方に、オススメです!
・pasona(参考:https://www.pasona.com/ )
・Top(参考:https://top-us.com/ )
特徴
・ローカルな求人情報が載っている
・日本企業や、その関連業務を行う企業の求人がメイン
海外現地の人向け求人サイトで探す
最後は、現地の人向けの求人サイト。
ですが、要件を満たせば、日本人でも応募可能です!
ここにしか載っていない情報も、たくさんです。
・Indeed(参考:https://www.indeed.com/?from=gnav-homepage )
・Mosnter(参考:https://www.monster.com/ )
・Ziprecruiter(参考:https://www.ziprecruiter.com/ )
特徴
・現地企業の求人が多く載っている
・上記の日本関連のサイトに載っていない案件が豊富
・専門スキル所持者+日系企業にこだわらない人向け
実際に、アメリカで
「日系、または日本関連の職種」で求人の検索をしてみました。
すると、
現地の人向けの求人サイトの求人件数が圧倒的に多いのです。
英語に自信がある人は、こちらを使ってみることをおススメします!
求人サイトも、本当に様々。
あなたの状況や求めるものに応じて、使い分けると良いですね。
まとめ
・海外勤務のメリット
⇒仕事面、成長の面でもたくさん!
・海外勤務を実現する方法
- 日本企業の現地採用
- 海外企業の現地採用
- 日本企業の海外駐在員
- ワーキングホリデー
・海外勤務で必要な英語力
⇒TOEIC 800 以上
(商談、ディスカッション、ディベートが必要)
⇒TOEIC 600以上
(日本語業務中心、現地スタッフとの会話時のみ英語が必要)
⇒TOEIC スコア不要
(日本人との業務のみ)
海外勤務の求人情報
- 日本に拠点を置く、海外求人専門のサイト・エージェンシー
- 海外に拠点を置く、現地の日本人向けの求人サイト・エージェンシー
- 海外現地の、現地の人のための求人サイト・エージェンシー
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この記事を書いた人
-
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。
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