「off course」 って書いてない? ちょっとした凡ミスで、意味が変わってしまう英語に要注意!

タイトルを見て、

“off course” の何がミスなの?

と思った方。

 

結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

 

『もちろん』を表す、「オフ・コース」という表現ですが、

“off course” ではなく、“of course” ですよね。

 

あ、そういえばそうだったよね! って思いましたか?

 

 

最近は、ビジネスメールやSNSなどで、英語をタイプする機会が多いと思います。

 

そんな時、ぼーっとタイプしているとよく起こしてしまう

凡ミス。

 

  • スペースを入れ忘れた・入れてしまった
  • 文字を1文字余分にタイプしてしまった
  • うる覚えのスペルで違う単語にしてしまった

 

など、色々なミスがあります。

 

 

冒頭の、“off course” も、凡ミスの一例。

実際、私が犯したミスです!

 

これ、ただのスペルミスだったらいいんですが、

” f ” を1つ多くつけるだけで、意味まで変わってしまいます。

 

 

こういった凡ミスで、意味まで変わってしまう英語。

集めてみると結構たくさんあります。

 

一文字違うだけで、まったく違う意味になってしまうものも…。

 

 

そこで今回は、少しの違いだけで、意味が変わってくる表現を集めてみました!

 

この記事で、凡ミス例を知ることで、

「こんな凡ミス、あるなあ。」

「この単語を使う時は注意しよう。」

と、頭の片隅に入れるだけでも、ミスは防げると思います!

 

ぜひ楽しんで読んでみてください!

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

“of course” と ”off course” の違い

カップ, コーヒー, ような, 親指, 高, 泡, カフェオレ, 笑顔, 笑う

私が犯した

“of course” と “off course” の凡ミス。

 

似ているようで、意味がまったく違うんです!

 

 

私が言いたかったのは、

“of course” 『もちろんの方です。

 

 

一方、『もちろん』と意味しようとして、 “off course” とタイプミスしてしまったとき。

 

この “off course” は、『コース(course)から外れる(off)』というニュアンス

『進路から外れる』・『道からそれた』のような意味になります!

 

実は、さらに、発音も変わってくるのです!

“of course” の発音は「オ・コース」!

“off course” の発音は「オ・コース」!

 

 

“f” を1つ余分に入れただけなのに、かなり大きな違いになってしまいますよね!

 

 

このように、なんとなく頭の中でスペリングを間違っているケースは意外と多いです!

 

 

ここからは、”of course” と “off course”と同じような凡ミス例をご紹介していきます。

 

 

東大卒の英語勉強法が無料で学べる
この記事を読んでくれているあなた限定で、東大卒の効率的な勉強法が学べる公式メルマガへ無料で招待します。今だけ、東大式の英単語暗記法の書籍も無料でプレゼント

凡ミス例① スペース、余分なスペル

間違い, 404 エラー, コンピュータ, ウェブサイト, アラート, Web

any one と anyone

“anyone” は、人物に対してのみ使用できる表現です。

 

例)

Did anyone see the accident this morning?

(今朝、事故を目撃した人はいますか?)

 

 

一方、“any one”は、人物はもちろんですが、あるグループ内のものに対しても使用できます。

 

例)

I can recommend any one of the books in this store.

(この書店のどの本でもオススメできます。)

 

このように、“any one” を使用する場合は、

“of ~” を伴い、一定のグループの中の一つという表現で使われることが多いです。

 

 

a part と apart

“a part” とスペースを入れた場合は、『~の一部』という意味になります。

 

例)

This is a part of a car.

(これは、車の一部分です。)

 

 

一方、

“apart” とスペースなしの場合は、『離れて』『別々の』の意味になります。

 

例)

These facilities are 2 miles apart.

(これらの施設は2マイル離れています。)

 

 

all together と altogether

“all together” は、『みんな一緒に』という意味で使用されます。

 

例)

Let’s go all together! (みんなで一緒に行こう!)

 

 

一方、“altogether” とスペースを入れず、”L”を一つ抜かすと、

『完全に』『合計して』『全体的に』の意味になります。

 

例)

The event of this week was cancelled altogether.

(今週のイベントは完全にキャンセルとなった。)

 

It comes to $50 altogether.

(合計で50ドルになります。)

 

となります。

 

少しのスペルミスで意味が変わってしまいますよね。

 

 

a lot と allot

“a lot” は、『多くの』という意味で頻用しますよね。

 

これをスペルとスペースのミスで、“allot” としてしまうと、

『割り当てる』『分配する』という意味の動詞になってしまいます。

 

 

beside と besides

“beside” は、『~のそばに』という意味で使用されます。

 

例)

She sat on beside him.

(彼女は彼のそばに座った)

 

 

一方、”s” をつけてしまって “besides” とすると、

『~に加えて』『~の他に』というだいぶ違った意味になってしまいます。

 

例)

I have to write two more articles besides this one.

(これに加えてあと2つ記事を書かなくてはなりません。)

 

Besides English, I can speak Spanish.

(英語の他に、スペイン語をしゃべることができます。)

 

といった感じです。

 

かなり違う意味ですよね!

気をつけましょう。

 

 

holy と holly

クリスマスシーズンに多発するミスです。

 

“holy” 『神聖な』『聖なる』という意味です。

 

“Holy Christmas” で、『聖なるクリスマス』という表現。

クリスマスの時期は目にしますよね。

 

 

一方” L ” のスペルを余分に追加してしまった “holly”

セイヨウヒイラギの植物の名前です。

 

 

1つスペルを追加してしまうことで、

♪ひいーらぎ かざろう ふぁららららーららんらんらん のひいらぎになってしまうわけです・・。

 

クリスマスの時期は気を付けましょう。

 

 

凡ミス例② うる覚えのスペル

エラー, Www, インターネット, 電卓, サーバーの, クラッシュ, 問題

ここからは、私が毎回、

「どっちがどっちだっけ?」となったり、

気を抜いていると間違えてしまう英単語をご紹介します。

 

 

complement と compliment

“complement” は、『補足して完全にするもの』『補語』

 

“compliment” は、『誉め言葉』『お世辞』

 

 

dose と doze

“dose”『服用量』『1回分の量』

 

“doze”『ちょっと眠る』『うたた寝をする』

 

 

capital と capitol

“capital”『首都』『州都』

 

“capitol”『国会議事堂』『州議会議事堂』

 

 

decent と descent

“decent”『きちんとした』『礼儀正しい』

 

“descent”『降下』『下落』『下り坂』

 

 

この場合、発音も要注意!!

 

“decent” は、「ディーセント」[díːsnt] と発音。

最初の “de” の部分を強く発音します。

 

 

一方、“descent”「ディセント」[dɪsént] と発音。

強く発音するのは、“ce” の部分です。

 

 

personal と personnel

“personal”『個人の』

 

“personnel”『全職員』『人事部』

 

 

discrete と discreet

“discrete”『分散型の』

 

“discreet”『分別のある』『思慮深い』

 

 

さあー、ここらへんで目と脳が、

もうわけわからん!と混乱してきましたよね?

 

でも、まだまだ行きますよ!

 

 

reminder と remainder

“reminder”『思い出させる人・もの』『督促状』など

 

“remainder”『余り』『残り物』

 

 

sooth と soothe

“sooth”『真実』『現実』

 

“soothe”『なだめる』『沈静化させる』

 

 

stationary と stationery

“stationary” は、『動かない』『静止した』

 

“stationery”『文房具』

 

 

heroin と heroine

“heroin”『(薬物の)ヘロイン』

 

“heroine”『(ドラマなどの)ヒロイン』

 

これ間違ったら大変なことになりますよね・・。

 

 

ざっと上げてみてもこんなにたくさんあるのです!

凡ミスだと甘く見てはいけませんね!!

 

 

英単語を超効率に覚える書籍を無料プレゼント
期間限定で英単語を超効率に覚えるテクニックを解説した書籍「英単語のトリセツ」を無料でプレゼントしてます。メルマガ登録するだけで5秒以内でもらえます。

まとめ

マーケティング, ビジネス, ボード, 親指, 高, 戦略, メディア

英語をタイプして書くときは、凡ミスを犯しやすい。

 

凡ミスには、

・スペースや余分なスペルによる凡ミス

  • any one と anyone
  • a part と apart
  • all together と altogether
  • a lot と allot
  • beside と besides
  • holy と holly  など

 

 

・スペルミスで意味が変わってくる英語

  • complement と compliment
  • dose と doze
  • capital と capitol
  • decent と descent
  • personal と personnel
  • discrete と discreet
  • reminder と remainder
  • sooth と soothe
  • stationary と stationery
  • heroin と heroine   など

 

 

これらの英語を使う時は、

間違いやすい単語があるぞ!

と頭の片隅に入れるだけでもOK!

 

ミスの発生率を下げることができるかもしれません。

 

 

また、これ以外にも、

自分が苦手だったり、間違いやすい英語をリスト化しましょう。

 

リスト化することで、脳が意識してミスを犯さないようになります。

 

 

リモートワークなどで、英文のメールやテキストを送る機会が増える昨今。

 

凡ミスポイントをしっかり理解することで

正確な英語のライティングにつなげていきましょう!

 

 

今回は、間違いやすい英語の単語をご紹介しましたが、

単語自体の成り立ちについて学びたい人はこちらがオススメです!

「英単語の成り立ち」を理解するだけで単語が10倍覚えやすくなる

2020年2月26日
 

【P.R】東大生の英語勉強法が学べる1400円の書籍を無料プレゼント中


読者さんには正しい英語勉強法をぜひ知ってもらいたくて、このサイト運営を始めました。

工夫次第ではたった数週間でもTOEICの点数を100点単位であげることができます。  



東大卒英語教師である運営者チェンジャックが

最新英単語学習法をまとめた書籍と一緒に学べるので、

ぜひ英語学習の本質を知るためにも一読してみてください。


 ※書籍はお持ちのスマホ・PC ですぐに読むことが可能です。

書籍と同時に受け取れるメルマガでは、
  • 「英語で年収を100万アップさせる方法」
  • 「東大も合格できる、どんな試験にも使える勉強法」
  • 「3倍充実した海外旅行法」
など、英語学習の成果を最大化する方法がストーリー形式で学べます。  



最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎
山崎
TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です