とってもよく聞く別れのあいさつ
“See you.”
では、“See you around.” はどうでしょうか。
初めて聞く人も多いかもしれません。
“See you.” と “See you around.”
どちらも誰かと別れるときに使える別れのあいさつです。
違いは「around」を付けるか付けないか。
「around」がつくと、
「会う予定はないけど、どこかで会う可能性があるかもね。」というニュアンスになるんです。
単語1つ増えるだけで、違うニュアンスになるんですね。
ネイティブは、このニュアンスの違いを使い分けています。
ネイティブのように “See you around.” を使いこなすコツをお伝えします。
英語で自然な別れのあいさつをできるようになりますよ!
■ 目次
“See you.” とは?
“See you” は、正確に言うと “I will see you.” です。
“I will see you.” の意味は「私は、あなたに会います。」
そこから「またね。」の意味を持つ別れのあいさつ “See you.” になったんですね。
つまり、短く簡単に相手に伝えるため
「I will」が省略され “See you.” だけになりました。
“See you.” を使うとき、「around」や「later」などと一緒に使うことが多いです。
そうすることで、次はいつ会うのかなどを強調することができます。
日本語で言うと、「またいつかお会いしましょう。」や「またあとでね。」のような違いです。
別れのあいさつを使いこなすと、ネイティブの英語にグッと近づきますよ。
次は、ネイティブもよく使う “See you.” を使った別れのあいさつをご紹介します。
“See you.” を使った別れのあいさつ
“See you.” を使った別れのあいさつは、たくさんあります。
どれくらい多いかというと、紙に書いたら3時間くらいかかるんじゃないかってほどです(笑)。
その中からいくつかみていきましょう。
See you around.
この表現は、
「会う予定はないけど、どこかで会う可能性があるとき」
に使えます。
日本語でいうと「またいつかお会いしましょう。」に近いです。
例えば、履修していた授業が終了したので先生にあいさつするとき
A: “Thank you for teaching me.”
(教えていただき、ありがとうございました。)
B: “You were a good student. I’ll see you around.”
(あなたは、良い生徒でした。またいつかお会いしましょう。)
大学内で会う可能性があるが、授業が終了したので会う予定がない。
こんなシチュエーションで使えます。
さらに、「あまり会いたくない」という気持ちをそれとなく相手に伝えることもあります。
A: “We should meet again.”
(私たち、また会うべきだよ。)
B: “Maybe. See you around.”
(たぶんね。じゃあ、またいつか。)
相手が積極的に「また、会おうよ。」って言ってるときに使うと、
乗り気じゃない気持ちを遠まわしに伝えられます。
会話によってニュアンスが変わってくるので、注意しましょう。
See you later.
「数日以内や数週間後に会う予定があるとき」
に使われることが多いです。
「またすぐに会おうね。」という気持ちが表れています。
そのため、会う予定がなくても、またすぐ会うつもりでいるときにも使えます。
A: Are you coming to my home?
(私の家に来ますか?)
B: Absolutely. See you later.
(もちろん。またあとでね。)
“See you later.” は、とてもよく使われます。
仲の良い友だちや学校の友だちなど、定期的に会う人に使うことが多いです。
See you soon.
「数時間後や数日以内に会う予定があるとき」
に使います。
例えば、朝、学校で会った友だちに
A: Let’s have lunch together.
(お昼ごはん一緒に食べよう。)
B: OK. See you soon.
(オーケー。じゃあ、あとで。)
このように
“See you soon.”は、“See you later.”よりも、短い時間でまた会うだろうときに使います。
See you tomorrow.
この表現は、
「次に会う予定が具体的に決まっているとき」
に使えます。
“See you tomorrow.”(また明日。)
「tomorrow」の部分を入れ替えることもできます。
・”See you in 3 weeks.”(また3週間後に会いましょう。)
・”See you next time.”(次回会いましょう。)
「また明日」のように、次いつ会うかを伝えると
会えるのを楽しみにしている気持ちが伝わりますね。
See you then. / See you there.
日本語でいうと
「またその時に会いましょう。/ またその場所で会いましょう。」に近いです。
A: We will meet here around 10. See you.
(私たちは、10時にここで会いましょう。またね。)
B: See you then. / See you there.
(またその時に(会いましょう)。/またその場所で(会いましょう)。)
このように、“See you then.”は、
相手から”See you.”を使った別れのあいさつの返事として使えます。
“See you tomorrow.” と “See you then.”はセットで覚えておくと良いですね!
使える場面が多く、覚えておくと役に立つ別れのあいさつです。
“Goodbye.” との違い
“Goodbye.” は、”See you.” よりも丁寧で距離があるイメージがあります。
会う確率が低かったり、もう会えないと思われるときにも使います。
私が語学学校に通っていたときのことです。
授業が終わったので、同じクラスの子に別れのあいさつをして帰ろうとしました。
初めての日で緊張していて、なんて言えばいいのか全然思いつきません。
出てきた言葉は、“Goodbye.” でした。
初日にして、もう学校に来ないのかと思われたことでしょう ^^;
そのときのクラスの子の不思議そうな顔は、今でも忘れません(笑)。
私のような経験をしないために、“Goodbye.”は気を付けて使いましょう!
まとめ
・See you around.
「会う予定はないけど、どこかで会う可能性があるとき」
・See you later.
「数日以内や数週間後に会う予定があるとき」
・See you soon.
「数時間後や数日以内に会う予定があるとき」
・See you tomorrow.
「次に会う予定が具体的に決まっているとき」
・See you then. / See you there.
「今度また会うとき/また別の場所で会うとき」
・Goodbye.
「この先、会う確率が低いとき」
このように、”See you.”を使った別れのあいさつは、いろいろあります。
どんどん使ってみましょう!
そうするとネイティブのように、自然な別れのあいさつができますよ。
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この記事を書いた人
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TOEIC950点取得。某大手オンライン英会話講師、英検教材作成、翻訳など英語に関わる仕事を経験。
現役高校英語教師を務めながらライターとしても活動中。
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