暗記の仕方にはコツがある!【問題集と単語集でのコツ】

あなたは暗記、得意ですか?

 

もしかしたら、効率の悪い暗記の仕方をしていないでしょうか?

 

今回は、暗記が絶対に必要な受験生や、資格試験や仕事をするうえで暗記をしなくてはいけない社会人の方向けに、暗記のコツをお伝えします。

 

 

 

「英語を学習していて、単語を暗記しようと思ってもなかなか覚えられない…。」

 

「昨日、がんばって覚えたのにもう忘れてる…。」

 

 

このような悩みを解決して、勉強をスムーズに進めましょう!

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

覚えるしくみ

人間の脳は、何度もくりかえして覚えようとすることで短期記憶から長期記憶へと変わっていきます。

 

短期記憶とは、短時間だけ覚えていられる状態のことです。

 

例えば電話番号をきいてメモするときなど、その時だけ覚えていますよね。

 

これが短期記憶です。

 

反対に、長期記憶になると昔のなつかしい出来事を思い出せるように、長い時間が経っても思い出すことができるのです。

 

では、短期記憶から長期記憶へ、移るにはどうしたらいいのでしょうか。

 

答は、くりかえすことです。

 

何度も同じものを覚えようとすると、脳はその情報を「これは重要だ!」と認識して、長期記憶にいれてくれるのです。

 

次は、覚える方法は何がいいのか、考えていきましょう。

 

 

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人にはそれぞれ、覚えやすい感覚がある

 

人には、それぞれ暗記をするうえで、効率がいい感覚が決まっています。

 

3種類のタイプがあるので、説明していきます。

 

視覚優位

 

このタイプは目で見た図や写真などの情報を覚えやすいタイプです。

 

グラフや地図などをわかりやすいと感じるなら、このタイプになります。

 

暗記をするときは、目で見てわかりやすいように図にしてみたり、英単語であれば何回も見て覚えるのがいいでしょう。

 

 

聴覚優位

このタイプは耳で聞いた情報を覚えやすいタイプです。

 

セミナーや授業など、先生が話した内容が頭に残りやすいタイプといえますね。

 

暗記をするときには、単語帳についているCDをくりかえし聴きながら単語帳を見たり、声に出しながら暗記することを書いていくのが、いいでしょう。

 

 

身体感覚優位

このタイプは、触り心地や体の動きなど、体の感覚から覚えるタイプです。

 

漢字を覚えるとき、手を動かして覚えるのが向いているタイプですね。

 

暗記のときは、立ったり歩き回ったりしながら音読をするのもいいでしょう。

 

 

あなたは、どのタイプに一番近かったでしょうか?

 

もしかしたら、はっきりと一つのタイプとは決まらないかもしれません。

 

そんな時は、いくつか上でご説明した方法を試してみて、あなたに合った方法を見つけてみてくださいね。

 

 

暗記のコツ

意味を理解する

 

あなたは意味を理解してから、覚えようとしていますか?

 

たとえば今、unforgettable という単語を覚えようとしている、とします。

 

この単語の和訳は「忘れられない」です。

 

あなたなら、どうやって覚えますか?

 

この単語はun+ forget + ableの組み合わせでできています。

 

un=ない、forget=忘れる、able=できる なので、合わせると「忘れられない」になりますね。

 

このように覚えると、機械のように丸暗記するのではなく、しっかりと内容を理解して覚えることができます。

 

また、この方法は覚えやすいだけではありません。

 

un、forget、ableは別の単語にも使われるパーツなので、このパーツが入っている単語も覚えやすくなるのです。

 

一石二鳥ですよね。

 

ぜひ、辞書などで調べて、パーツの組み合わせで覚えるようにしてみてくださいね。

 

こちらの記事では、このようにパーツで分解する考え方について、くわしく説明してありますよ。

 

「英単語の成り立ち」を理解するだけで単語が10倍覚えやすくなる

2020年2月26日

 

 

一問一答

 

単語カードなど一問一答の形式は暗記に効果的と言われています。

 

何度も、思い出すことと答えを見ることをくりかえすことで、記憶に定着しやすいためです。

 

単語カードは、電車に乗っているときなどのスキマ時間を活用して、無理なく暗記することができるので、おすすめですよ。

 

 

一度学んだこと+新しいこと

 

また、一度学んだことの復習と新しいことの暗記をセットで行うようにしましょう。

 

復習をさぼりがちになって、ついつい新しいことの暗記だけしようとしてしまうことも多いです。

 

しかし、新しいところを暗記するときに、必ず前回やったところの復習から始める、というようにルールを決めると、意識的に復習をすることができます。

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 

 

次は、問題集をするときと単語集をするときの暗記のコツについて見ていきましょう。

 

 

問題集

章ごとにふりかえる

 

問題集は、内容のまとまりごとに章で区切られています。

 

そのため、章ごとにふりかえると効率よく復習ができますよ。

 

特に、まちがえた問題や自信がない問題は、解くときに✔マークをしておくと、章末まできた時に振り返りやすいですね。

 

余裕があれば、覚えられていないフレーズなど、「解けなかった原因」の部分を書きとめておくと、さらに効率よく復習できます。

 

 

一つのかたまりで覚える

 

フレーズや文など、かたまりで覚えたほうが、単語など細かいパーツで覚えるよりも、暗記の効率が上がります。

 

なぜなら、人間の脳は意味のまとまりで覚えるほうが、ランダムで関係のないものをたくさん覚えるよりも得意だからです。

 

そのため、ぜひ脳の特長を生かして、意味や内容でまとまったかたまりで覚えるようにしましょう。

 

英語では、単語を単体で覚えるのではなく、例文で覚えることで、その単語がどんなふうに使われるのかを覚えることもできます。

 

これは、英作文やリーディングを速くすることにつながるので、絶対に覚えておいてくださいね!

 

 

そうは言っても、例文が載っていない単語集しか持っていないという方もいるかもしれませんね。

 

では、そういった場合にできる工夫を見ていきましょう。

 

 

単語集

興味とつなげる

 

先ほどもお話ししましたが、人間の脳は、つながりのないランダムなものをたくさん覚えるのは、苦手です。

 

そこで、自分でつながりを作ってしまいましょう。

 

例えば、自分の趣味がポケモンなら、単語とその意味にポケモンを関連づけましょう。

 

トカゲ→ lizard → リザードン

 

など、意外と英単語が元になったキャラクター名も、アニメでよく使われています。

 

こじつけで覚えていたら、意外と本当の由来だった、ということもあるかもしれませんね。

 

趣味のことに関連づけると、ふとしたときに自然と思い出すので、自然と復習ができます。

 

また、テストで思い出したいときに趣味の情報から、つながりで思い出すこともできて、役立ちますよ。

 

 

関連している単語や反対の意味の単語を合わせて覚える

 

これも、つながりを作る方法なのですが、覚えたい単語に似た意味や反対の意味の単語をセットで覚えると、頭に残りやすいです。

 

もし、テスト中に片方が出てこなかったとき、もう片方の単語を思い出せれば、そのままつながって思い出せることも多いです。

 

ついでに、いろんな表現を覚えられるので、英作文にも効果的ですよ。

 

 

寝る前に暗記

 

人は睡眠中に頭の中の情報を整理する、と言われています。

 

そのため、寝る前に暗記をすると、頭に入りやすくなります。

 

夜、スマホを見る代わりに、単語集を見てから寝るようにしましょう。

 

そうすれば、睡眠の質も上がりますし、暗記もしやすいですよ。

 

 

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まとめ

暗記のコツ

  • くりかえしで短期記憶→長期記憶
  • 人によって優位な感覚がある
  • 意味を理解すると覚えやすい
  • 復習と新しく覚えることをセットで

 

問題集を使った暗記のコツ

  • 章ごとにふりかえる
  • ひとかたまりで覚える

 

単語集を使った暗記のコツ

  • 興味とつなげる
  • 関連するものと合わせて覚える
  • 寝る前に暗記する

 

 

今回は、暗記のコツについて見てきました。

 

たくさん、方法をお伝えしましたが、一番大切なことは「くりかえす」ことです。

 

すべての方法を一度にやってみるより、1つか2つを試してみて自分に合っているか、試してみてください。

 

きっと、あなたに合った覚え方が見つかりますよ。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

hedgehog

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