こんにちは、English Lounge管理人のジャックです。
先日、驚きの統計を発見しました。
僕はよく海外に行くのでパスポートは超身近なんですけど、
だからこそ
「みんなパスポート持ってるっしょ」
って感覚だったんですけど、
なんと
日本人の4人に1人もパスポートをもっていないらしいのです。
びっくりしましたね。
実は、先進国の中では、
世界最低基準です。
僕なりに思うところもあったので、
今回記事にしてみました。
ぜひ、最後までみていってください。
■ 目次
日本のパスポートは世界一
日本人のパスポート保有率が低いのがもったいない
大きな理由が一つあります。
知っている人も多いかもしれないですけど
日本のパスポートは世界一
なんですよ。
さすが日本。
でも、なにをもって「世界一」なのかというのは、
わからない人も多いんじゃないかな、と。
なので、ちょっと説明しますと、
日本のパスポートが世界一と言われてる理由は
ビザなしで渡航できる国が一番多い
からです。
普通は、外国に行くときには
パスポート以外にも「ビザ」と呼ばれる許可書が必要なんですが、
相手国が信頼できると、
「ビザがなくてもパスポートさえあれば入国していいよ」
という協定が結ばれます。
すると、わざわざビザをとる手間がはぶけて、
時間もお金も節約できるんです。
(本来、ビザは大使館に行ってお金を払って手続きする必要があります。
だいたい数千円くらい。)
で、日本という国はどの国からも信頼されているので、
一番多くの国から「ビザなし入国」が許可されているんです。
その数、およそ190カ国。
つまり、日本のパスポートさえ持ってれば、
そのまま190カ国に入国できちゃうんです。
何の手続きもなしに。
それが、日本のパスポートが最強でいわれるゆえんです。
日本人のパスポート保有率
そんな最強パスポートをもつ日本ですが、
なんと保有率は
たったの24%。
実は、外務省のホームページにパスポートに関する統計が載っているのですが、
そこにかいてあるパスポート発行数が
3027万2136 冊
です。
(平成31年1月〜令和元年12月の統計)
日本の人口は令和2年2月現在で
1億2601万人
なので、計算してみると、
だいたい24%なんですよ。
僕が最初にこれをみたとき、びっくりしましたね。
僕は海外旅行が好きで
年数回行くくらいなので。
みんなもっと行ってるのかなー、と思ってました。
しかも、パスポートは10年続くので、
10年に1回でも海外に行けばパスポートはずっと保有しているという計算。
つまり、日本人の76%がほとんど外国に行ったことがない人たちなんです。
半分くらいの人は、
生まれてから一度も行ったことないんじゃないか、と。
24%という数字がどれぐらい低いかは、
外国と比較すればわかります。
ちゃんとした統計がなかったのでざっくりした数字ですが、
イギリス | 76% |
アメリカ | 42% |
カナダ | 66% |
自国ファーストで、
自国のなかにもたくさん観光地があるアメリカでさえ、
保有率は40%を超えています。
普通の先進国なら、7割ほどあるのが普通らしいのです。
それが、日本では24%なのですから、
いかに保有率が低いかがわかると思います。
しかも、年齢別と男女別に発行数をみることもできるんですが、
若者ほどパスポートをとっていて、
あと女性の方がパスポートをとって海外旅行に行っているみたいです。
たしかに、女子大学生たちが4,5人で
台湾とか韓国とかタイに行っているイメージありますもんね。
でも、上の表をみると、
20代の女性以外は、あまりパスポートをとっていないことがわかるんです。
(19歳以下が一番多そうですが、2倍の年齢幅があるので。)
しかも、みんながとっていないのは
「最強パスポート」ですからねぇ。
普通の国なら、外国にいくときに
ビザの手続きをしないといけないことがけっこうあって、
けっこうめんどくさかったりするんです。
でも、日本はビザなんて必要ない。
ビザをとった経験のある日本人が、
そもそもほとんどいないと思います。
そんな最強パスポートを取得できるのに取得しないのは、
金の延棒でできた家で暮らしているのに、
それに気づかずせっせと時給1000円ではたらいてるみたいなもんなのです。
井の中の蛙のまま人生を終える人たち
海外旅行にいかない日本人の主張をまず書いておくと、
- 海外は治安が悪そう
- 海外旅行は高額、お金がない
- 英語が話せない
の3つですよね、だいたい。
僕が「なんで海外行かないんですか?」
ってきくと、だいたい3つのうち一つが返ってきます。
ちなみに、僕の体感の割合はこんな感じ。
- 海外は治安が悪そう…30%
- 海外旅行は高額、お金がない…50%
- 英語が話せない…20%
でも、実はこれら全部、
海外に行かない理由にはならないんですよね。
海外に行ったことがない人たちは、
けっこうな勘違いをしてしまってるんです。
一年に3カ国ペースで海外旅行に行っている僕が
いまからそれをお見せしようと思います。
海外は治安が悪い、について
まず、治安の悪さについてですが、
日本人が思っているよりもずっといいです。
とくに先進国は、
ほとんど日本と変わらないんじゃないか?と思うほど。
中国の上海なんていくと、
「銀座か?」ってくらいの街並みです。
めちゃくちゃおちついてて、
しかも夜景がキレイで、
「治安が悪い」とは対極にあります。
上海の夜はこんな感じ。
道も超きれいだし、
日本でいう銀座みたいになってますよ。
(このときは霧でしたが。)
中国はもう先進国なのかもしれませんが、
先進国なら、みんなこんな感じです。
さらに、東南アジアなどの先進国ではないところも、
旅行に行くような場所(首都とか)なら、
治安が悪いことは滅多にないです。
あっても、道路がきたない、くらい。
(ベトナムのはなし。笑)
だから、
「海外は治安が悪い…」
というのは、勘違いでしかないのです。
実際に海外に行ったことある友達がいれば聞いてみても良いかもしれません。
「治安が悪かった…」と本気でおもっている人は、
ほとんどいないはずですから。
海外旅行はお金がかかる、について
「海外旅行は、国内よりも高額なんでしょ?」
と言う声も聞きますが、
正直いうと10年前までは高額でした。
ANAやJALが普通でしたもんね、
10年前までは。
でも、今はいろんな航空会社が増えてきて、
そのなかでも安いものもたくさん出てきました。
LCCです。
いわゆる格安航空というやつで、
アジア近郊ならめちゃくちゃ安く旅行できます。
LCCの登場はだいたい2012年くらいからで、
2012年がLCC元年と呼ばれています。
2012年を境にして、
海外旅行の値段が一気に安くなっています。
ちなみに、僕が韓国のソウルに旅行にいった時は、
3日間の「飛行機+ホテル代」でなんと
15000円
でした。
やすっ!!
これは僕がたまたまセールをみつけた、とかではなく、
めちゃめちゃな旅行シーズンでもなければ、
普通に見つけることができます。
もし15000円でも高いと感じたなら、
それはもうしかたありません。
15000円がだめなら、
国内旅行でさえ厳しいでしょうし。
でも、あなたは
15000円なら海外旅行に行ってみたい!
と思ったはずです。
ディズニーランドに行くときでさえ
1日1万円くらいかかるからね。
そう考えると、15000円なんて破格すぎるんです。
こんなかんじで、
最近は、LCCのおかげで、
めちゃくちゃ安く海外旅行にいけるようになってます。
英語が話せない、について
たぶん、普通の思考はこうでしょう。
「英語ができない、
だから、海外にはいけない」
でも、僕の考えは違います。
僕の考えは、
「海外に行く、
だから英語ができるようになる」
です。
そもそもいっておきますが、
英語がまったくできなくても
海外旅行でめちゃくちゃ困ることはありません。
インターネットさえあれば、
地球上どこの情報も出てきます。
現地のレストランで注文するときも、
メニューを指させば余裕で注文できますからね。
日本語でいう、
「これと、これと、これ!」
みたいな感覚です。
僕は、いまだに海外のレストランで注文する時は、
国に限らず
“This one, and this one , …”
みたいに指で伝えてます。
(英語が上手じゃない店員さんもいるからです。)
だから、英語ができなくても、
全然海外旅行は楽しめます。
実際、ツアーで海外旅行いったときなんか、
英語がまったくできない日本人の集団をたくさんみてきました。
でも、どこもぜんぜん問題なさそうに楽しくやってました。
でね。
僕が言いたいのは、
「旅行に行くと英語が上手くなる」
ってことなんですよ。
だから、今英語ができないのであれば、
海外旅行には行けない、のではなく
むしろ積極的に海外旅行に行くべきです。
海外旅行は、英語を実際に使う貴重なチャンスです。
普段に日本にいたら、
英語を実際に使う機会はありません。
せいぜいテストで使う、くらいでしょう。
「本当に今学んでる英語って使い道あるの?」
と不安になるかもしれません。
でも、海外にいけば、
周りの日本人の目を気にせず自由に英語の練習ができるし、
英語を気がすむまで練習できます。
そしてなによりですが、
海外旅行に行くと
英語のモチベーションが爆上がりします。
特に、とっさに英語が思いつかなかったりすると、
あとから
「あそこでああいえばよかったのに…!!!」
と悔しくて、英語を頑張ろうという気になります。
(僕もいまだに、たまに起こります。笑)
海外旅行いくたびに
「英語やらなきゃ!」
という気分になるのです。
だから、海外旅行を自分の英語に対するモチベーション維持として
つかっても面白いかもしれません。
日本人なら、海外旅行に行ってみよう
今回の話をまとめると、
- 日本パスポートは世界最強
- でも、保有率はたったの24%
- 海外旅行のデメリット(治安、高額、英語)はすべて空想に過ぎない。
- 英語の練習になるしモチベーションアップにもなる。
- 英語ができない人こそ海外旅行に行くべし
せっかく海外旅行の最高の条件がととのった
日本にうまれたのなら、
海外旅行をしないのは非常にもったいないです。
しかも、「英語学習者」ならなおさら。
日本だけにとじこもって英語を勉強しても、
実際につかうところを想像できません。
だから、
「英語なんていつ使うんだ…」
とモチベーションもあがりません。
でも、海外旅行にいけば
英語を使うところなんか五万とあります。
観光地の案内板から、
地下鉄から、
タクシーから、
レストランまで、
そろらじゅうで英語を使います。
だからこそ「実際の英語」を練習ができるし、
「英語をもっとはなしたい!」
と心から思える。
海外旅行は英語学習のための
助走だと思ってもOKです。
海外旅行は、英語学習のうちなのです。
楽しめるし、
英語も勉強できる。
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ぜひ、海外にいったことがない方や経験が少ない方は、
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
- English Lounge運営者。"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者8000人超え。 ジャックの無料公式LINEは1000人以上が登録。1ヶ月の勉強でTOIECの点数が800超えたり、英語が絡む仕事に転職したり、ネイティブとストレスなく話せる人が続出。
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。