みなさんTOEICが難しくなったと感じたことはありますか。
2016年にTOEIC試験問題の一部が変更されてから、だんだんと私の周りでも難しくなったって声を聞くようになりました。
ある日、私が友だちとTOEICについて話していたときのことです。
点数が下がってしまった友だちとほとんど変わらない友だちがいることに気づきました。
違いを考えると、点数が下がってしまった友だちはTOEIC対策を熱心にしていました。
そこで気づいたんです。
実はTOEICは難しくなったんじゃなくて、出される問題の方向性が変わったことにです。
どんな風に変わったかというと、ずっと和食が出ていたのに、洋食や中華が出てくるようになった感じです(笑)
だから新しい問題形式に慣れずに、今までのTOEIC対策を続けていると点数が上がらずに難しくなったと感じるんです。
これからTOEICの新しい問題形式で高得点を取るために使える勉強法をお伝えしたいと思います。
■ 目次
TOEICの変更点
2016年5月にTOEICの問題は一部変更されました。
どんなふうに変更されたのか、整理してみました。
問題数
TOEICの公式ホームページによると現在のテスト問題の構成は
リスニングセクション
Part1 写真描写問題 6問(変更前と比べて-4問)
Part2 応答問題 25問(-5問)
Part3 会話問題 39問(+9問)
Part4 説明文問題 30問(変更なし)
リーディングセクション
Part5 短文穴埋め問題 30問(変更前と比べて-10問)
Part6 長文穴埋め問題 16問(+4問)
Part7 1つの文書 29問(+1問)、複数の文書 25問(+5問)
リスニングセクション、リーディングセクションともに問題数は100問です。
試験時間も2時間なので、問題数と試験時間に変更はありません。
大きな変更はないはずなのに、新形式のTOEICを受けるってだけでドキドキしちゃいますよね。
私は、何が変更になったのかわからないまま新形式のTOEICを受けたんです。
試験中ずっと問題を解くことに集中するより、いったい次はどんな問題が出るのかっていう不安と闘っていました。
すごく疲れた思い出です。
私のようにならないために、新形式のTOEICではどんな問題が出るのかこの記事で紹介されてる無料問題集で学んでおくことをおススメします。
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全体の変更点
リスニングセクション、リーディングセクションともに前半の問題数が減って後半の問題数が増えています。
これは、短い時間で解ける問題の数が減って解くのに時間がかかる問題が増えたということです。
以前よりも回答に時間がかかるようになりました。
リーディングセクションを苦手とする人にとっては、大きな変更点です。
Partの主な変更点
Part3の会話問題では、3人の会話が出てくるようになりました。
また、表や地図を見て聞きながら答えを出さなければいけない問題もあります。
Part6の長文穴埋め問題では、文を入れる問題が出るようになりました。
Part7の文書を読んで回答する問題では、複数の文書、チャットのやりとりが出てくるようになりました。
リーディングセクション、リスニングセクションともに現代的なビジネスシーンを想定した問題が増えています。
TOEICは難しくなったのか
結論から言うと、今までに見たことがない単語がでるようになったなどの明らかに難易度が上がったと思える違いはありません。
けれども、TOEICを何度も受けてる人ならすぐわかるくらい出される問題の方向性は変わりました。
問題の方向性が変わってどの点が難しく感じるようになったのか、みていきましょう。
①時間がかかる
全体の変更点からわかるように、前半部分の問題が減り、後半部分の問題数が増えました。
TOEIC試験の変更前でも、時間に余裕があったという人は少ないのではないでしょうか。
さらにスピード感を持って回答していくことが求められるようになりました。
②実用的な問題が増えた
Part3で3人の会話、Part7では複数の文書やチャットのやりとりが出てくるようになりました。
これは、より日常生活に近い形の問題が出されるようになったといえます。
つまり、より実用的なビジネス英語を使うシーンが想定された問題が出るようになりました。
時間がかかるようになったことと実用的な問題が多くなったこと。
この2点だけかと油断していませんか。
実はこの2つ、とても大きな変更点なんです。
どれくらい大きいかっていうと今まで経理部で働いていたのに、営業部に異動になったくらいの大変化です(笑)。
慣れるまで仕事の時間配分も難しいし、効果的に仕事をこなしていくのも大変ですよね。
この大変化への対策を次で紹介します。
対策方法
私が実践したTOEICの新しい問題形式で高得点を取るための勉強法です。
単語を勉強する
TOEICの問題を解いてるときに悩んでる時間はほぼありません。
私は英検もTOEICも受けたことありますが、TOEICには頻出単語が多く出てきます。
そのため、単語を多く覚えておくことが悩む時間を少なくするために有効です。
でも英単語ってtranslate やtransitみたいに似たような単語が多くて、混乱しちゃいますよね。
私はいつも「あの単語って、tran…何だっけ?」ってなります。
その解決方法があったんです。
この記事では、English Lounge管理人のジャックが冗談抜きで英単語が10倍おぼえやすくなる方法を教えているので、私たちも真似して単語をどんどん覚えちゃいましょう。
「英単語の成り立ち」を理解するだけで単語が10倍覚えやすくなる
洋画を見て英語を勉強する
TOEICの新形式では、実用的なシーンをイメージした問題が増えてきました。
そのため、洋画を見ることは実用的なシーンで使われる英語に慣れる助けになります。
地図を見ながら宝物を探すような映画を見ることによって、自然と図を見ながら考える問題に慣れることができます。
ビジネスシーンが多い洋画を見ると、英語のチャットや文書を見る機会が増えます。
洋画で英語を勉強するのって難しそうに感じますよね。
私もそう思っていました。
でもちゃんとステップを踏んで洋画で英語を勉強すると、楽しく英語を覚えることができるんです。
この記事で紹介されている方法がオススメです。
洋画で英語を勉強する方法!この方法で英語学習が10倍楽しくなった
まとめ
この記事の重要なポイントは
・TOEICは実用的な英語が求められるようになった
・勉強方法を変える必要がある
・TOEIC頻出単語の勉強
・洋画で実用的な英語に慣れる
です。
TOEICは難しくなったのではなくて、出される問題の方向性が変わっただけです。
なのでこのポイントを押さえて、TOEICの新しい問題形式でも高得点を狙っていきましょう。
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