TOEICと英検の違いとTOEIC受験でスコアを上げる秘密。

突然ですが、みなさんは英検、TOEIC両方の受験経験はありますか?

 

おそらく中学高校で英検を受験。

大学や社会人になってTOEICを受験されるという方が多いのではないのでしょうか。

 

私は高校時代に英検を受験し、大学に入ってすぐTOEICを受験しました。

 

最初はTOEICの内容や英検と比較をした難易度も分からず受験をしました。

 

結果は散々なものでした。

 

今思うと、もっと事前に情報を調べてから受験するんだったなぁと後悔しています。

 

今回は、TOEICと英検のレベルを比較をし、一体英検とTOIECはなにが違うのか。

TOEICを受けるに当たってどんな勉強が必要なのかを紹介していきたいと思います!

 

 

■ 目次

チェンジャック
【記事の監修者】チェンジャック
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。

TOEICと英検のスコア換算表

早速、TOEICと英検のスコアの換算表をご紹介したいと思います。

人によって多少差はありますのであくまでもご参考としてご覧下さい!

 

英検 TOEIC
1級 870〜
準1級 740〜
2級 550〜
準2級 450〜
3級 291〜
4級 260〜
5級 100〜

 

大学受験ですと、英検2級、準2級レベルが一つの目安になることが多いです。

 

準2級を持っていると、スコア450は取れることになっています。

 

ですが、現実はうまく行きません。

 

ちなみに私は、高校時代に英検2級を取得。

大学入学時にTOEICを受験しました。

 

結果は、スコア300という散々だる結果でした。

 

この換算表は、英語の文法レベルや単語量をもとに換算しています。

ですので、必ずしも英検何級を持っているからこのスコアは取れるとは言えません。

 

では、何故このようなことが起きるのでしょうか。

 

そもそも、TOEICと英検では使用している単語や文章内容などが大きく異なります。

 

ですので、英検の上位級を持っているからと行ってTOEICのスコアが上がるとは言い切れないのです。

 

 

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TOEICと英検はなにが違う?

 

では、TOEICと英検は具体的に何が違うのでしょうか。

 

英検とTOEICの比較表をもとにご紹介していきたいと思います。

 

英検 TOEIC
一般的な受験目的 大学受験に向けた英語力の向上 ビジネス場面に置ける英語力向上
測る英語力 読む、聴く、書く、話す力 読む、聴く力
問題数 各級によって異なる
(英検2級 リスニング:30問、リーディング:38問、ライティング:1問)
全200問(リスニング100問、リーディング100問)
時間 各級によって異なる
(英検2級 リスニング:25分、リーディング:85分)
リスニング約45分、リーディング75分
題材 日常会話、教養を深める社会的な題材 ビジネス場面、日常場面に置けるコミュニケーション
評価基準 合格または不合格 スコア10〜990で、5点刻みに評価

 

まずはじめに、TOEICはビジネス英語検定と呼ばれます。

 

一方英検は実用英語検定と呼ばれ、受験英語のための勉強と考えられています。

 

英検の内容は、センター試験や受験英語との出題類似点が多いためです。

 

ですので、まず受験の目的が全くことなってきます。

 

次にご注目いただきたいのは、題材の欄です。

 

英検はニュースや社会的に長年問題担っていること(環境汚染など)を出題することが多いです。

 

また日常会話についても、中学高校生活の中でやり取りされ理解できるレベルのものが中心です。

 

例えば、映画、家庭の会話、ホームルームで繰り広げられる会話です。

 

一方TOEICはビジネス場面のメールのやり取り、ビジネス文書に関する問題が中心です。

 

日常会話は幅広いですが、ご近所さんや家庭の会話からビジネスパートナーとの会話が出題されます。

 

TOEICはビジネス上の英語に触れることが多い方にとっては身近な題材が多いのです。

 

一方、普段ビジネス英語は目にしない方にとっては理解が難しい問題構成になっています。

 

また、問題数も大きく異なります。

英検のリーディングは2級のレベルで85分で38問。

一方TOEICは75分で100問と非常に問題数が多いです。

 

1問にかけられる時間を単純計算すると、

英検:7.6分 TOEIC:0.75分

と、大きな違いがあります。

 

これはリスニングに関しても同様です。

リスニングの1問にかけられる時間は、

英検:0.83分 TOEIC:0.45分 

 

さらに、リスニングの速度もTOEICの方が早いです。

英検2級ですと、1分間に流れる語数は約140語と言われています。

一方TOEICは150語

 

10語しか違わないと考えられる方も多いかもしれません。

 

しかし、1分という時間を想像してみてください。

TOEICの方が速い速度でリスニングが繰り広げられることが予想できると思います。

 

このように、使われる題材から問題数、リスニングの速度がTOEICと英検では大きく異なります。

 

英検の勉強したからTOEICも換算表にある点数が狙えると思っていては大間違いなのです。

 

 

TOEICの問題構成と解答のポイント

ここでは、TOEICの問題構成とともに、解答する際のポイントをご説明していきたいと思います。

 

まず、リスニングは下記の問題で構成されています。

  • Part1:写真描写問題 6問
    1枚の写真について短い説明分が放送される。選択肢の中から最も的確に描写しているものを選ぶ。
  • Part2:応答問題 25問
    1つの質問、文章とそれに対する3つの答えが放送される。(3つの答えは印刷されてない)設問に対して最もふさわしい答えを選ぶ。
  • Part3:会話問題 39問
    2人または3人の会話が放送される。会話を聞いて、問題用紙に印刷されているそれぞれの質問に対して適切な解答を選ぶ。
  • Part4:説明問題 30問
    ナレーションやアナウンスのような内容が放送される。放送された内容を聞いて、問題用紙に印刷されているそれぞれの質問に対して適切な解答を選ぶ。

 

Part1、2は1つのリスニングに対して一つの設問が設定されています。

しかし、Part3,4は1つのリスニングに対して3〜4つの設問が用意されています。

 

TOEICのリスニングは1度しか放送されません。

解答時間も1問5秒程度しか用意されていません。

つまり、迷っていると次のリスニングが始まってしまいます。

 

当然前の問題の解答を迷った状態で次のリスニングに望めば、リスニング力が落ちます。

 

そのまま、ズルズルと引きづり全体のスコアがどんどん悪くなることもしばしば。

 

それでは、どんな解答をすれば自分の実力でリスニングで高得点が狙えるのでしょうか。

 

リスニングを解答する際のポイントは下記の2つのポイントです。

  1. 事前に絵や設問を見てリスニング内容を想像する
  2. 解答は即断即決
  3. 解答が分からなければとりあえずマークして次の設問に集中

 

TOEICのリスニングには、設問や解答内容が印刷されています。

音声で指示がない限り、ページをめくって先の問題を確認することはできません。

しかし、見開きになっているページの内容は確認できます。

 

リスニングが始まる前に、出来るだけ次のリスニングの設問や解答に目を通すことがリスニング高得点の鍵になります。

 

そのためにも、解答を解答時間ギリギリで解答するのではなく、即断即決して次の問題に目を通すことが重要です。

 

自分は英語力に自信がないという人ほど問題に事前に目を通して欲しいです。

 

また、考えても分からない問題、迷ってしまう問題はとりあえずマークして次の問題にいきましょう。

リスニングで一番危険なのは前の問題を引きずって次のリスニングに集中できないことです。

 

次にリーディングについてご説明します。

リーディングの問題構成は下記の通りです。

 

  • Part5:短文穴埋め問題
    不完全な文章を完成させるために適切なものを選ぶ
  • Part6:長文穴埋め問題
    不完全な文章を完成させるために、適切なものを選ぶ
  • Part7:長文読解問題
    様々な文章を読み、適切なものを選ぶ

 

リーディングでは、全ての問題に解答できなかったということがよくあります。

 

その中でも、Part5、6に時間をかけすぎて、Part7に入る頃には十分な時間がない。

迫りくる時間との戦いで焦って集中できずに試験が終わってしまうという話をよく聞きます。

 

おそらく予想がつくかと思いますが、Part7は長文読解です。

そのため、一番時間をかけるべきパートと言えます。

 

目安としては、Part7を解く時間は最低でも1時間は確保したいところです。

 

Part5、6は文法的に迷う問題を出してくることも多いので迷って時間をかけてしまう方も多いのです。

 

ですが、ここは分からないものはとりあえずマークをして次へいきましょう。

 

Part7は、メール文章、広告、ビジネス文書という様々な形態のものを読んで設問に答えます。

 

それぞれの長文には4つ程度の設問が用意されています。

 

ここでは、設問にざっと目を通し、何を聞かれているか理解してから長文に目を通すことをおすすめします。

 

また、ここでも読んでも分からないものはとりあえずマークをして次に進むことが大事です。

 

分からない問題で止まってしまい、余裕を持ってPart7に入ったのに全て解き終わらなかったということのないようにしましょう。

 

 

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TOEICはまず問題に慣れることが大事

先ほどご説明をした通り、TOEICは時間との戦いになります。

 

これからTOEICを受験される。

または、TOEICを受験してまもないという方は、問題に慣れることをおすすめします。

 

自分がそれぞれのパートを解くのにどれくらいの時間をかけているのか。

どこでつまづきやすいのか。何に迷ってしまいやすいのか。

 

これらのことを把握して、問題を解くペースを本番の試験に向けて調整していくことをが大事です。

 

TOEICの具体的な勉強法については、下記の記事で紹介されています。

 

参考にしていただくと幸いです。

 

 

まとめ

今回は、下記の4点についてお伝えしてきました。

 

  1. TOEICと英検のスコア換算
  2. TOEICと英検のテスト内容の違い
  3. TOEICの問題詳細と解答する際のポイント
  4. TOEICはまず問題に慣れることが大事

 

TOEICは英検と内容が違います。

 

英検は持っていてもTOEICのスコアが低いという方も対策次第でスコアは伸びます。

 

この記事がTOEIC受験を考えている方、TOEICは受けたけれどもなかなかスコアが伸びないという方のご参考になりますと幸いです。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

yuri

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