『TOEICと英検』
ここの読書の皆さんで知らない人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
どちらも英語力を判定するためのテストです。
日本ではどちらも馴染みのあるテストかと思います。
どちらも受けたことがある方、どちらか片方しか受けたことない方様々だと思います。
そんな皆さんの中で、
「英検2級持ってるけど、TOEICのスコアはどれくらいなんだろう?」
「TOEIC700点くらいあったら、英検何級受かるだろう?」
などと疑問に思っている方もいるでしょう。
私自身、TOEIC、英検の両方を受験したことがあります。
英検を最初に受験したのですが、TOEICのスコアに換算したらどのくらいの英語力があるのだろう、と思ったこともありました。
そして、TOEICを受験するときに、どのくらいのスコアかわかれば、目標が立てやすかったなとも当時思っていました。
今回はそんな疑問にお答えすべく、TOEICと英検の換算表、そして2つのテストの比較をご紹介します!
この記事は、
・TOEICと英検の比較
・TOEICと英検の換算表
・どちらのテストを受けるべきか?
について読めます!
■ 目次
TOEICと英検の比較
まず最初に、TOEICと英検を比較したいと思います。
TOEICと英検のテスト内容は?
まずはこの2つのテスト内容の比較をしていきます。
TOEIC | 英検 | |
科目 | リスニング・リーディング | リスニング・リーディング
ライティング・スピーキング(1〜3級のみ) |
題材 | 日常またはビジネスシーンでのコミュニケーション | 日常会話や、専門的なものなど幅広い内容 |
評価基準 | スコア形式
10〜990点で5点刻みで採点 |
合否で資格取得 |
対象者 | 主に就活中の大学生やビジネスマンなど | 幅広い年齢層 |
TOEICは、聞く・読む能力を判定できます。
題材が日常やビジネスシーンとなっていることから、対象者は大学生や社会人とされています。
評価基準ですが、スコア形式となっており、合否はありません。
英検は、 4〜5級は聞く・読む能力を測定できます。
さらに、1〜3級の一次試験はそれに加え書く能力、二次試験では、話す能力も測定できます。
題材は、日常会話から専門的な分野まで幅広いものが採用されており、そのため対象者も幅広い年齢層になっています。
評価基準は、合否がでます。
また、級が5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級までわかれていて、各級ごとに問題がわかれています。
テスト内容の比較
テスト内容を単元別で比較してみましょう。
- 単語
TOEICは、レベル別で難易度がわかれていないため、手広く単語を勉強しておく必要がある。
英検は、級ごとでテストのレベルが違うため、各級のレベルに合った単語を勉強すれば良いので対策しやすい。
- 文法
TOEICには文法についての設問がある(PART5)が、英検は文法だけの設問はない。
- リーディング
TOEICは、短時間でいかに文章を理解できるかを問われている。
英検はそれに比べ、問題数は少ない。文章をより正確に理解することを求められている。
- リスニング
TOEICは日常会話で話される英語が問題になっていることが多い。
英検は、日常会話から専門的な内容まで、級によってだいぶ違いがある。
TOEICと英検の2つのテストを比較してみて
TOEICはリスニングとリーディングのみなので、対策がしやすいです。
スコア形式でレベルごとに問題がわかれていないので、勉強をする時に、ある程度どのスコアを目指すか目標設定してから勉強する必要があります。
英検では、4科目受験ができるので、全ての能力を正確に判定することができます。
しかし、各級によって問題がわかれているので、問題ごとでレベルわけがされています。ですので、どの級を受けるかによって、勉強量が変わってきます。
このように、英語のテストと一言で言っても、各テストに特徴があります。
しかし、テストによって対策は変わってきますが、英語学習には変わりはありません。
こちらの記事では英語勉強法について書かれているので、是非読んでみてください!
TOEICと英検のスコアを換算してみると…
TOEICと英検のスコアを換算してみるとどうなるのか。
その疑問にお答えしたいと思います!
TOEICと英検の換算表
換算表は以下になります。
英検 | TOEIC |
5級 | 120〜259点 |
4級 | 260〜290点 |
3級 | 291〜440点 |
準2級 | 441〜550点 |
2級 | 551〜740点 |
準1級 | 741〜870点 |
1級 | 871〜990点 |
こちらあくまでの目安ですので、参考程度に見ていただければと思います。
各スコアごとの難易度解説!
各スコアごとで難易度を解説したいと思います。
【5級:120〜259点】中学校初級レベル。中学英語の基礎を理解している。
【4級:260〜290点】中学校中級レベル。基本の文構造から少し応用した内容が理解できる。
【3級:291〜440点】中学校上級レベル。中学英語が全て理解できていて、日常会話程度のコミュニケーションは取れるようになるレベル。
【準2級:441〜550点】英語の基礎はバッチリで、コミュニケーションもある程度は問題なく取れる。込み入った話は少し難しい。
【2級:551〜740点】ビジネスシーンでもある程度通用するレベル。
【準1級:741〜870点】日常生活、ビジネスシーンどちらにおいても全く問題ないレベル。
【1級:871〜990点】専門的な内容の話もネイティブと問題なくできるレベル。
このようになります!
ここで勘違いしないでほしいのは、あくまでこのレベル相当の英語力があると言っているだけで、スコアが高い=英語が話せるとは直結しません。
しかし、スコアが高ければ高いほど英語力があるのは確かなので、英語を話す練習も取り入れれば会話も問題なくできるようになるでしょう!
英語を話せるようになるには、こちらの記事を参考に勉強するといいと思います!
結局、TOEICか英検どちらを受験すればいいの?
TOEICと英検のテスト概要の比較、スコア換算をご紹介しましたが、結局のところどちらのテストを受ければいいのか?
まず、どちらがいいか、それは受ける人の目的によって変わってきます。
自分の英語力がどのくらいなのか、正確に知りたい人は『英検』
就職やスキルアップに役立てたいという人は『TOEIC』
を受けるのがいいと思います。
なので、どちらの方がいい、悪い、ではなく、自分の目的にちゃんと合ったテストを受けるのが一番最適だということです。
まとめ
TOEICと英検の比較は、
【TOEIC】スコア形式。全レベルの受験者が同じ問題を受ける。聞く•読む能力が問われる。
【英検】合否が出る。各級によって問題が違う。聞く•読む•書く•話す能力が問われる。
そして、この記事のポイントは、
・TOEICと英検の換算は、5級で120点〜、1級で871点〜くらいである。
・スコア数=話せるわけではない。
・TOEICを受けるか英検を受けるかは、目的によって決めるべきである。
です!
もう一度繰り返しますが、換算表はあくまで目安です。
この数値に左右されるのではなく、自分の実力を知るための参考にしてみてください!
そして、もっと上を目指せるよう、英語学習をより一層頑張ってみてください!
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