「TOEICで600点を取ると就職活動で有利になるから、取ったほうがいいよ。」
「就職してから知ったんだけど、TOEIC600点が昇進の条件になっていたんだ。だから今、TOEICの勉強中だよ。」
今までTOEICに関するこんな話を聞いたことがあると思います。
学校でも社会に出てからも、ますますTOEICスコアの重要性が高まってきていますよね。
その中でもTOEIC600点以上を持っていると、TOEICスコアを有効活用できます。
600点なんて無理だよと思っていませんか?
私も初めてTOEICを受けた時は、「満点が990点なのに600点なんて半分以上取らなきゃいけないじゃん、そんなの無理だよ。」と思っていました。
しかしTOEICを何回も受けているうちに気づいたことがあります。
実は、TOEIC600点って勉強法を工夫してポイントを押さえるだけで、手が届くスコアなんです。
これからTOEICで600点を取ために知っておくべき
1、リスニングの鍛え方とポイント
2、リーディングの鍛え方とポイント
3、TOEICテストのコツ
をご紹介します。
■ 目次
1、リスニングの鍛え方とポイント
リスニングは、写真描写、応答文、会話文、説明文の4パートに分かれています。
どのパートも時間が決まっているので、途中の問題で悩みすぎることなくテンポよく進めることが大事です。
①リスニングを鍛える
リスニングが苦手、全然できないって思う理由はなんでしょう。
やっぱり聞こえてくる英文が早すぎて、全然聞き取れないことが多いのではないでしょうか。
私もTOEICを受け始めたばかりのころ、聞こえてくる英文が何を言っているのかわからず、聞き取れないから考えることもできずに呆然として終わった経験があります。
ただカンでマークシートを埋めてまいました。
このままではダメだと思い、リスニングを鍛えるために実践した方法があります。
それは、自分の耳を勘違いさせることです。
まず、長い英文のスクリプトを見ながら集中して1.5倍速で何回も聞きます。
そのあと英文のスクリプトを見ずに通常の速度で聞きます。
そうすると、ゆっくり喋っているように聞こえて、余裕を持って単語を聞き、内容を考えられます。
英文がしっかりと聞き取れるので、モチベーションも上がります。
このように「通常の英文が読まれるスピードはゆっくりである」と自分の耳を勘違いさせます。
この方法に慣れてくると、今まで早くて聞き取れないと感じていた通常速度の英文が聞き取れるようになりました。
実際に英文を早く聞いてみるとこんな感じです。
toeicリスニング1.3倍速 スクリプト付き
②リスニングのポイント
実はリスニングには、知っておくべきポイントがあります。
私は、このポイントをTOEICで満点を取ったことがある講師の先生から教えてもらったのですが、実践してみるとすごい効果がありました。
そのポイントとは、英文が読まれる前に問題文を見てどんな内容の英文が読まれるのか予測することです。
「なんだそんなことか!!」と思うかもしれませんが、事前にどんな英文が流れるか予想を立てることで、聞き取れる単語の数が違ってきます。
速い速度で英文を聞くことに慣れることでリスニング中に余裕を作れたので、英文が読まれる前に問題文を読むこともできるようになりました。
2、リーディングの鍛え方とポイント
短文穴埋め、長文穴埋め、長文読解の3パートです。
リスニング45分間、リーディング75分間でリーディングのほうが時間が多いですが、リスニングのように時間が配分されているわけではないため、戦略が必要になります。
①リーディング力を鍛える
単語力を鍛えることが必要です。
文章に出てくる全ての単語がわかる必要はありませんが、わからなさすぎると何について書かれている文章なのか予測できません。
私が単語を覚えるためにしたことは、以前学校の先生が話していたエビングハウスの忘却曲線を信じることです。
その内容は、人間の脳は忘れるように出来ているため、重要なのは適度に復習することだそうです。
最初は早い周期で、じょじょに遅い周期で復習するといいらしいです。
私もその言葉を信じて、今までは何日か経ってからまとめて復習していたのですが、1日ごとに覚えた単語リストを作り、覚えた次の日に復習して、その次は3日後に復習、最後は5日後に復習するようにしました。
当時の私は清らかな心の持ち主だったので、純粋に信じる気持ち(?)のおかげなのかエビングハウスの忘却曲線のおかげなのかはわかりませんが、以前よりも単語を覚えられるようになりました。
②リーディングのポイント
リーディングは75分の間に短文穴埋め、長文穴埋め、長文読解のパートを終わらせないといけません。
1つずつじっくり考えて回答していたら時間が全然足りなくなります。
わからない問題は諦めて次に進むことが重要です。
リーデングのポイントは、短文穴埋め、長文穴埋め、長文読解のパートを回答する順序を工夫することです。
私は、初めてTOEICを受けた時に、短文穴埋め、長文穴埋め、長文読解と順番通りに問題を解いていきました。
すると、最後の長文読解のパートで時間が足りなくなってしまって、焦って手が震えて、心臓がバクバクしてきました。
それでもとりあえずマークシートにマークだけしました。
この経験から、長文読解を最初にして、短文穴埋め、得意である長文穴埋めを最後に解くようにしました。
私は長文読解が苦手なので、最初に苦手な長文読解を解いてしまうことで、心に余裕が生まれます。
そして、最後に得意である長文穴埋めを残しておけば、時間がせまっていても強気な気持ちで落ち着いて解き続けられます。
苦手なパートを最初に取り組み、得意なパートを最後に解く方法がオススメです。
また、リーディングでは適切に時間配分をすることでスコアアップが期待できます。
その時間配分の方法はこちらの記事で紹介されています。
TOEICリーディングの時間配分は知っておかないと損します!
3、TOEICテストのコツ
TOEICの試験時間は、リスニング45分間、リーディング75分間で約2時間ですが、余る時間がないくらいずっと問題を解き続けていないと間に合いません。
一息つくヒマが無かったり、緊張してしまって、リスニングのポイントである問題文の先読みやリーディングのポイントである回答順序を工夫することがうまくできないかもしれません。
ポイントをしっかりと押さえるために、TOEICテストに慣れることがコツです。
また、TOEICはマークシート式のテストなのでいかに素早くマークを塗りつぶすかも重要です。
素早くマークシートを塗りつぶす方法を身に着けて、リスニングやリーディングのポイントを実践できるように余裕を持ちましょう。
TOEICスコアアップを目指せ‼マークシート攻略法
まとめ
今すぐ実践しないと後悔するTOEICで600点を取る勉強法とは
1、リスニングでは速い英文を聞くことに慣れ、質問文の先読みをする
2、リーディングでは単語力を鍛え、時間配分を意識する
3、TOEICテストに慣れる
です。
TOEIC600点を取って、TOEICスコアを有効活用しましょう。
TOEICって終わりの見えない試験のように感じますよね。
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"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。