英検やTOEICは「自分の英語力をアピール」する材料になりますよね!
でも、おそらく最初に迷うことは
「どっちを優先して受けたほうが良いの?」
ってことですよね。
私も大学生の時に、
「どっちがいいのか分からん!」と
迷った時がありましたがTOEICにしました。
どう選んだかというと「ビジネスで使える英語はどっちか?」といったように試験内容で選びました。
結論を先に言ってしまうと
目的によって受けるべき試験は変わる
ですので今回は
- 英検一級とTOEICを、あらゆる面で比較
- 目的別に、優先して受けたほうが良い試験
をご紹介します!
この記事を読んだ「あなたの決断」の助けになったらうれしいです!
■ 目次
英検一級とTOEICを徹底比較
まずは、英検一級とTOEICを
あらゆる面から徹底的に比較していきます!
比較 ①|概要
このように2つの試験には
大きな違いがあります。
なぜ、これを紹介したかというと
- 「受験料が高すぎるとハードルが高い」
- 「すぐに再受験できる方が良い」
- 「実生活で活かせる方がいい」
人によっては、
こんな判断軸もあるはずだからです。
受験料・頻度・試験時間の3つを見ると、
TOEICの方が受けやすいのは確かですね!
ただ、ビジネスシーンに特化しているTOEICに対して、英検一級は題材の幅がものすごく広いです。
シチュエーション 家庭/学校/職場/店舗/公共施設/電話/アナウンス/講義 内容 生活/芸術/文化/歴史/教育/科学/自然/環境/医療/テクノロジー/ビジネス/政治 |
※英検公式サイトより引用
ここまでを知ると、ビジネスで英語を使いたいという目的がない人は、英検の方がよさそうですね!
ただ、まだまだ判断軸はあるので
じっくり見て選びましょう。
比較 ②|試験形式
英検は「合格」「不合格」のどちらかですが
TOEICはスコアで結果がでます。
※10点〜990点
まず、解答用紙ですが、
どちらもマークシートが用いられてます。
ですが、英検一級はそれに加えて、
英作文の欄(200語〜240語)があります。
いや〜こうしてみると
英検一級は、TOEICにはない
- ライティング
- スピーキング
があるのでハードルが高そうですね。
ただし!そのぶん取得すれば
しっかり英語力を証明できそうです。
というのも、私が海外でバイトしてた時
「TOEIC900以上の新人さんが来る!」
なんて、期待されていたのに、全く英語が話せないためにクビになってた方がいました。
私はこの時に、TOEICのスコアが高いからって英語圏で生活すれば英語が話せるようになるわけではないんだ、と悟りました。
何をもって「英語力がある」とするのか、
これは人それぞれだとは思います。
でも英検一級を持っていれば確実に「一通りできる人」と判断してくれそうですね!
ちなみに一般的なTOEICの正式名称は
TOEIC Listening & Reading Testですが
他にもこのような種類があるんです。
TOEIC Speaking & Writing Tests
なので両方受けてスコアが高ければ、TOEICも「誰に対しても英語力を証明できる試験」だと言えます。
比較 ③|スコア換算
おそらく一番気になっているであろう
「英検一級はTOEICでいうと何点?」
という疑問にお答えします。
すばり、英検一級は
TOEICでいうと950点
くらいです!
ただし前述したとおり、内容が大きく違うので一概に言えない部分もあります。
「英検一級を取れば、TOEIC950点とれる」
というわけでもないですし
「TOEIC950点で、英検一級に合格できる」
ということでもありません。
なので参考程度に、把握しておきましょう。
にしても、どちらも難易度が高い!!
TOEICの満点は990点なので、
950点取れたら満点も夢じゃないですね!
英検一級かTOEICどっち?選び方
さて、一番大切な「選び方」についてですが
前述したとおり目的によるので
「受験する一番の目的はなにか?」
考えた上でみてみましょう。
それでは目的別に
「受けるべき試験と理由」をご紹介します。
目的 ①|日本の大学受験のため
日本の大学受験では、どちらも強みにはなりますが、どちらかと言えば、英検を重視する大学が多いようです。
受験する大学が決まっているならば、大学入試についてリサーチしてみて、重視される試験を選びましょう!
目的 ②|海外留学のため
英語圏への留学のために、TOEICや英検一級の受験を考えているなら、TOEICはいりません。
意外なことに、英語圏ではTOEICでは、英語力の証明ができないんです。
そもそもTOEICの認知度が低すぎることが、その理由のようです。
逆に英検一級は、
- アメリカ
- カナダ
- オーストラリア
の400以上の大学やカレッジで使えるようです。
ただし、それよりも良いのが
- TOEFL
- IELTS
なので海外の大学を目指しているなら
一旦考え直すと良いかもしれません。
TOEFLやIELTSについては
こちらを参考にしてみてください。
目的 ③|仕事のため
これも日本か海外かで変わります。
日本での就職ならば、TOEICが◎です!
よく求人で、採用条件や優遇の欄に
「TOEIC◯◯点以上」と見るけど
「英検◯級以上」とは見ないですよね。
一方で、海外への就職を目指しているなら
前述した「目的が英語圏の留学」と同じで
どちらも使えなさそうです。
海外就職に関しても
- TOEFL
- IELTS
の方が使えるようなので
考え直してみてはいかがでしょうか。
目的 ④|日常生活のため
日常で使える英語を極める目的ならば
英検一級の一択だと思います!
前述のとおり、TOEICはビジネスシーンに特化していますし、英検の方が日常生活全般のシーンを題材としているのでおすすめです!
まとめ
この記事のポイント
- 題材が大きく違う
- 英検一級は「日常生活シーン全般」
- TOEICは「ビジネスシーン」
- 英検一級は、書く・話すも証明できる試験
- 英検一級はTOEICでいう950点レベル
- 目的でどちらを受けるか考える
- 日本の大学受験なら、英検一級
- 海外の大学受験は、どちらも✕
- 日本企業への就職なら、TOEIC
- 海外企業への就職は、どちらも✕
- 日常生活のためなら、英検一級
英検一級もTOEIC950点も
かなりの難易度の試験ですよね。
10,000単語以上覚えないと取れない
とも言われているこの2つの試験。
このサイトでは単語力をつける方法や
英語勉強法もご紹介しています。
単語力
TOEIC
ぜひ、参考にしてみてください。
難易度の高い試験に挑もうとしている人って
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